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恐れていた事態が発生!祠堂最大の過ちを犯す!?
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上空に二体のドラゴンが飛び交う。一体はこの山に潜むブラックフレアドラゴン。
そして、もう一体は祠堂が操るドラゴンだ。一体だけでも恐ろしい
ドラゴンが二体も居る。その光景にセリアとルイは恐怖を隠しきれてなかった。
祠堂はドラゴンに乗っていて、そこから自分も魔法を使い、戦っている。
ドラゴンが放出するエネルギーはすさまじく、このリーズ山がすでに
全壊寸前にまでなっていて、それはふもとの町、カーディスにまで
被害が及んでいた。
しかも、町の人がドラゴンに乗っている祠堂を見てしまった。
普通なら町を守る為に戦っている風に見えるはずだが、今の祠堂の
表情からはそんな風には感じれなかった。
町の人達は逃げ出していく。それを祠堂は知らずにただブラックフレア
ドラゴンと戦っていた。
「くそっ!! これで終わりにしてやる。アルティメットバースト
ストリーム!!」
祠堂が魔力最大にまで高めてそれをドラゴンに移し放出した。
それをブラックフレアドラゴンも応戦し、二つの巨大な
力が空でぶつかり合う。
それに大気が激しく揺れ、リーズ山から離れた場所まで
雷鳴が轟いていた。
「止めろ祠堂!!」
「セリアさん。もう手遅れです」
ルイは諦めていた。このまま巻き込まれてしまうと。それでも
セリアは声を出し続けたが、空に居る祠堂には届かない。
そして、祠堂はさらに恐ろしい事をしてしまう。
「これでもダメなら。奥の手だ! 行くぞ。来いサンダードラゴン」
「!?」
セリアは祠堂の声を聞いた。その瞬間、空がさらに荒れていき
雲の中からなんと、もう一体のドラゴンが現れたのだ。
それはセリアも見たことがあるドラゴンだ。そう、祠堂が
倒した二体目のサンダードラゴンだ。祠堂はそのドラゴンまでも
召喚をできるようになっていた。
「ド、ドラゴンが三体。せ、世界が崩壊する」
セリアもとうとう諦めてしまった。そして、それを知らずか
祠堂は最後の攻撃をした。
「これで終わりだ。ダブルアルティメットストリーム!!」
二体のドラゴンの攻撃が放たれた。その攻撃がブラックフレア
ドラゴンに命中した。その間、ドラゴン達の力が山を砕き
町を焼き払ってしまい、あたり一帯が焼け野原となってしまった。
祠堂は地上に降りた。そして、正気に戻った。
「な、なんだこの状況は?」
「なんだじゃない!! 貴様! これを自分がやった事に
気づいてないのか。お前のせいで町が焼き払われたんだぞ!
おそらく巻き込まれた人達もいる。お前は守るべき人達を
殺したんだ!」
「そ、そんな事!! お、俺はしてない。俺じゃない!!」
「ふざけるな! 私もルイさんも見ている。お前が暴れた
所をな。ロイナ達の姿も見失ってしまったんだぞ!」
「嘘だろ。俺は」
「祠堂、お前を学園に連れ戻す。こっちの王都にはルイさんに
伝えてもらう。今お前を王都に連れて行ったら間違いなく
死罪だからな。そうなる前にお前を拘束する。私は学園から
お前が人の脅威にならないかを監視するためにお前と共に
行動をしていた。できればそうなってほしくはなかったが」
祠堂は力が抜け、セリアに魔法の手錠をかけらた。ルイにも
説明し、この事を王都に報告してもらう様に言った。
その際に、祠堂は逃げたと報告する様にセリアは言った。それは
少しでも祠堂を助ける為でもあった。いくら過ちを犯して
しまっても祠堂は英雄だ。その英雄をすぐに死罪にはしたくなかった。
セリアは学園に戻る前にもう一度、ロイナ達を祠堂と一緒に
探したが、見つける事はできなかった。そして、諦めて祠堂に
ドラゴンをもう一度出させ、ドラゴンに乗って自分達の大陸に
戻る様に言った。船では町に寄って行く事になるのでそれを
避ける為にドラゴンで移動する事にした。
そうして、祠堂は最大の過ちを犯してしまい、セリアがそれを
学園長に報告し、チェルシー達にも伝わり、学園長は祠堂
学園の地下にある禁固に閉じ込めてしまった。
その頃、向こうの大陸の王都、そして、王にルイが真相を
報告し、王は怒り、英雄である祠堂を殺人鬼として指名手配をし
兵達をA・フィールド学園に向けさせていた。
そして、もう一体は祠堂が操るドラゴンだ。一体だけでも恐ろしい
ドラゴンが二体も居る。その光景にセリアとルイは恐怖を隠しきれてなかった。
祠堂はドラゴンに乗っていて、そこから自分も魔法を使い、戦っている。
ドラゴンが放出するエネルギーはすさまじく、このリーズ山がすでに
全壊寸前にまでなっていて、それはふもとの町、カーディスにまで
被害が及んでいた。
しかも、町の人がドラゴンに乗っている祠堂を見てしまった。
普通なら町を守る為に戦っている風に見えるはずだが、今の祠堂の
表情からはそんな風には感じれなかった。
町の人達は逃げ出していく。それを祠堂は知らずにただブラックフレア
ドラゴンと戦っていた。
「くそっ!! これで終わりにしてやる。アルティメットバースト
ストリーム!!」
祠堂が魔力最大にまで高めてそれをドラゴンに移し放出した。
それをブラックフレアドラゴンも応戦し、二つの巨大な
力が空でぶつかり合う。
それに大気が激しく揺れ、リーズ山から離れた場所まで
雷鳴が轟いていた。
「止めろ祠堂!!」
「セリアさん。もう手遅れです」
ルイは諦めていた。このまま巻き込まれてしまうと。それでも
セリアは声を出し続けたが、空に居る祠堂には届かない。
そして、祠堂はさらに恐ろしい事をしてしまう。
「これでもダメなら。奥の手だ! 行くぞ。来いサンダードラゴン」
「!?」
セリアは祠堂の声を聞いた。その瞬間、空がさらに荒れていき
雲の中からなんと、もう一体のドラゴンが現れたのだ。
それはセリアも見たことがあるドラゴンだ。そう、祠堂が
倒した二体目のサンダードラゴンだ。祠堂はそのドラゴンまでも
召喚をできるようになっていた。
「ド、ドラゴンが三体。せ、世界が崩壊する」
セリアもとうとう諦めてしまった。そして、それを知らずか
祠堂は最後の攻撃をした。
「これで終わりだ。ダブルアルティメットストリーム!!」
二体のドラゴンの攻撃が放たれた。その攻撃がブラックフレア
ドラゴンに命中した。その間、ドラゴン達の力が山を砕き
町を焼き払ってしまい、あたり一帯が焼け野原となってしまった。
祠堂は地上に降りた。そして、正気に戻った。
「な、なんだこの状況は?」
「なんだじゃない!! 貴様! これを自分がやった事に
気づいてないのか。お前のせいで町が焼き払われたんだぞ!
おそらく巻き込まれた人達もいる。お前は守るべき人達を
殺したんだ!」
「そ、そんな事!! お、俺はしてない。俺じゃない!!」
「ふざけるな! 私もルイさんも見ている。お前が暴れた
所をな。ロイナ達の姿も見失ってしまったんだぞ!」
「嘘だろ。俺は」
「祠堂、お前を学園に連れ戻す。こっちの王都にはルイさんに
伝えてもらう。今お前を王都に連れて行ったら間違いなく
死罪だからな。そうなる前にお前を拘束する。私は学園から
お前が人の脅威にならないかを監視するためにお前と共に
行動をしていた。できればそうなってほしくはなかったが」
祠堂は力が抜け、セリアに魔法の手錠をかけらた。ルイにも
説明し、この事を王都に報告してもらう様に言った。
その際に、祠堂は逃げたと報告する様にセリアは言った。それは
少しでも祠堂を助ける為でもあった。いくら過ちを犯して
しまっても祠堂は英雄だ。その英雄をすぐに死罪にはしたくなかった。
セリアは学園に戻る前にもう一度、ロイナ達を祠堂と一緒に
探したが、見つける事はできなかった。そして、諦めて祠堂に
ドラゴンをもう一度出させ、ドラゴンに乗って自分達の大陸に
戻る様に言った。船では町に寄って行く事になるのでそれを
避ける為にドラゴンで移動する事にした。
そうして、祠堂は最大の過ちを犯してしまい、セリアがそれを
学園長に報告し、チェルシー達にも伝わり、学園長は祠堂
学園の地下にある禁固に閉じ込めてしまった。
その頃、向こうの大陸の王都、そして、王にルイが真相を
報告し、王は怒り、英雄である祠堂を殺人鬼として指名手配をし
兵達をA・フィールド学園に向けさせていた。
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