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2.新しい兆し
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「…あら?もうこんな時間?」
ゴーンゴーンと壮大な音が辺りに鳴り響く。私達はお茶を飲む手を止めてその鐘の音に耳を傾けた。
業務終了の合図である。一応、この神殿にも定時というものは存在する。それがどれくらい守られているのかは不明だけども。この鐘が鳴ると、神殿の門はしまり、関係者以外の立ち入りができなくなるのだ。
そして、この鐘と共にやってくる人物が一人。今日も今日とて、その人物は時間ぴったりに部屋の戸を叩いた。
「どうぞ」
私の掛け声とともに、その人物は扉を開けて入室する。その動きは鍛えられた身体にふさわしい、きびきびとしたものだった。
「ご挨拶申し上げます、聖女様」
「お疲れ様です、ミハイル聖騎士団長。今日は如何でしたか?」
そう、我らが聖騎士団長様である。深い海のように濃い青色の髪に、宝石のような輝きを持つ青い瞳。堀が深くキリリとした端正な顔立ちは女性に人気がある。勿論、私も心の中では「きゃー!今日もミハイル様素敵!」なんて推しのアイドルにあったような気分になっているが、決して顔には出さない。これでも聖女なので、聖女らしい慎ましやかな表情でミハイルと向き合う。
白地に金と青の装飾が施された騎士服がとてもよく似合っている。完全に目の保養である。
「はい。本日も不審な者はおりませんでした」
でも、私は彼の瞳に一瞬の迷いがあったことを見逃さなかった。どんな時も表情筋が機能しないことで有名な彼だが、よく見ていると意外と瞳の動きで感情が分かる。日々穴が開くぐらい彼を観察していた私は、彼の瞳の動きからある程度彼の感情を読み取れるようになっていた。
「本当に?些細なことでも報告してちょうだい。…神の前で隠し事は無しよ?」
図星だったのか、私の言葉に彼は少し気まずそうな声で言った。
「その、このような事を聖女様にご相談するのは、とてもお恥ずかしいのですが…」
「いいわよ。私、暇だし。何でも相談にのるわ」
うんうん。他でもないイケメンの頼みだもんね。この聖女様にできることならなんでもするよー。
「実は…ここ最近、ある一定の女性達が騎士達の後をつける問題が多発しておりまして…その、騎士達の業務に支障が出るといいますか。それを喜んでいるものもおりますが、嫌がっているものもおりまして…どうしたら良いのかと悩んでおります」
なるほど。追っかけか。確かに女性達の気持ちが分からない訳ではない。ここの騎士達はとてもカッコイイ人達が多いのだ。ワイルド系イケメンから、細マッチョ系イケメンまで、色々なイケメンが集まっている。更に言えば、神官達もイケメンが多い。こちらには文官系のイケメンで塩顔系イケメンや、渋めのおじさま系イケメンがいる。
まぁ、とにかくイケメンが多いから、女性達の目の保養が揃っているのだ。イケメンいるところに、ミーハー女子あり。これは切っても切れない関係だろう。
しかし、それによって騎士達が迷惑を被っているのならば、それは解決しなければならない問題である。ファンは推しの幸せを願い、推しの幸せを応援する為にいるのだ。推しに迷惑をかけ、幸せを邪魔するのは真のファンとは言えない。これは、前世のアイドルオタクである私にとって譲れない定義である。
さて、一体どうしたらいいものか…。
「なるほど。それは困りましたね。…被害は追いかけられるだけですか?」
伏せていた視線を上げ、騎士団長にそう問いかけると、彼は少し考えてから口を開いた。
「そうですね。手紙を贈られたり、差し入れを頂いたりする事もございますが、それは許容範囲といったところでしょうか」
ふむ。やはりこれ、推しに貢ぐファンの構造に似ている。ただえさえ娯楽が少なく、恋愛も自由にできない貴族の令嬢方にとって、恋が叶わないと分かっていても推しを追いかけるというのは、短いひと時の許された楽しみなのだろう。
「先程、それを喜んでいる者もいた、と言いましたよね?」
「はい」
ふむ、女性にモテることにロマンを感じる人もいるのはどこの世界でも共通のようだ。…あれ、それってー
「…ちなみにそれはどなたです?」
「聖女様はご存知ないと思います。独身の若い騎士数名です。女子に好かれたい年頃なのでしょう」
「その騎士ってイケメンですか!?」
「いけめ…?」
あ、しまった。ついつい心の中の本音が…ゲフンゲフン
「い、いえ、その騎士はカッコいいですか?顔立ちは整っていますか?」
「…ええ。整った顔立ちをしているかと思いますが…」
ほうほう。なら、これはもしかして私の夢が実現できる予感…!?
「それです!」
「は?」
ビシッと指を差し、目を輝かせてそう述べる私に、騎士団長は訳の分からないという顔をした。
「彼らを利用すればいいのです。女性の矛先を彼らに向ければよいのです」
「…そのようなことができるのですか?」
「ええ、やってみせます。騎士団の平穏、いえ、神殿の平穏を守るために!」
私は任せろというようにドンと自分の胸を叩いて言った。そんな私の様子に騎士団長は息を呑むように言う。
「…聖女様、ありがとうございます。貴方様のような素晴らしい聖女様にお仕えでき、大変光栄に思います」
…嘘です。ただ私がアイドルグループ作りたいだけです。…だから、そんな神を崇めるような声で言わないでください!貴方の思うような崇高な心など一切なく、下心しかないので…!
純真な騎士団長の瞳に後ろめたさを感じた私は、咳払いをすると話を進めた。
「ああ、いえ。大したことをするわけでは。とりあえず、計画を練ってみるので、また明日お話ししますね!」
「かしこまりました。よろしくお願いいたします」
そう言うとミハイルは私に一礼をして部屋を出ていった。そんな彼を聖女らしく見送った後、バタンと部屋の扉が閉じられる音と共に聖女の仮面を外した。
よっしゃー!これでようやく暇から解放される!仕事という名目でアイドルを作れるとか、マジで最高!何がなんでもこれは成功させてみせるよ!今こそ、前世で培った限界オタクの知識を発揮するとき!
聖女らしからぬ崩れた表情で大きくガッツポーズをし、はしゃぎまわる私を最高神はただ呆れたように見つめるのだった。
ゴーンゴーンと壮大な音が辺りに鳴り響く。私達はお茶を飲む手を止めてその鐘の音に耳を傾けた。
業務終了の合図である。一応、この神殿にも定時というものは存在する。それがどれくらい守られているのかは不明だけども。この鐘が鳴ると、神殿の門はしまり、関係者以外の立ち入りができなくなるのだ。
そして、この鐘と共にやってくる人物が一人。今日も今日とて、その人物は時間ぴったりに部屋の戸を叩いた。
「どうぞ」
私の掛け声とともに、その人物は扉を開けて入室する。その動きは鍛えられた身体にふさわしい、きびきびとしたものだった。
「ご挨拶申し上げます、聖女様」
「お疲れ様です、ミハイル聖騎士団長。今日は如何でしたか?」
そう、我らが聖騎士団長様である。深い海のように濃い青色の髪に、宝石のような輝きを持つ青い瞳。堀が深くキリリとした端正な顔立ちは女性に人気がある。勿論、私も心の中では「きゃー!今日もミハイル様素敵!」なんて推しのアイドルにあったような気分になっているが、決して顔には出さない。これでも聖女なので、聖女らしい慎ましやかな表情でミハイルと向き合う。
白地に金と青の装飾が施された騎士服がとてもよく似合っている。完全に目の保養である。
「はい。本日も不審な者はおりませんでした」
でも、私は彼の瞳に一瞬の迷いがあったことを見逃さなかった。どんな時も表情筋が機能しないことで有名な彼だが、よく見ていると意外と瞳の動きで感情が分かる。日々穴が開くぐらい彼を観察していた私は、彼の瞳の動きからある程度彼の感情を読み取れるようになっていた。
「本当に?些細なことでも報告してちょうだい。…神の前で隠し事は無しよ?」
図星だったのか、私の言葉に彼は少し気まずそうな声で言った。
「その、このような事を聖女様にご相談するのは、とてもお恥ずかしいのですが…」
「いいわよ。私、暇だし。何でも相談にのるわ」
うんうん。他でもないイケメンの頼みだもんね。この聖女様にできることならなんでもするよー。
「実は…ここ最近、ある一定の女性達が騎士達の後をつける問題が多発しておりまして…その、騎士達の業務に支障が出るといいますか。それを喜んでいるものもおりますが、嫌がっているものもおりまして…どうしたら良いのかと悩んでおります」
なるほど。追っかけか。確かに女性達の気持ちが分からない訳ではない。ここの騎士達はとてもカッコイイ人達が多いのだ。ワイルド系イケメンから、細マッチョ系イケメンまで、色々なイケメンが集まっている。更に言えば、神官達もイケメンが多い。こちらには文官系のイケメンで塩顔系イケメンや、渋めのおじさま系イケメンがいる。
まぁ、とにかくイケメンが多いから、女性達の目の保養が揃っているのだ。イケメンいるところに、ミーハー女子あり。これは切っても切れない関係だろう。
しかし、それによって騎士達が迷惑を被っているのならば、それは解決しなければならない問題である。ファンは推しの幸せを願い、推しの幸せを応援する為にいるのだ。推しに迷惑をかけ、幸せを邪魔するのは真のファンとは言えない。これは、前世のアイドルオタクである私にとって譲れない定義である。
さて、一体どうしたらいいものか…。
「なるほど。それは困りましたね。…被害は追いかけられるだけですか?」
伏せていた視線を上げ、騎士団長にそう問いかけると、彼は少し考えてから口を開いた。
「そうですね。手紙を贈られたり、差し入れを頂いたりする事もございますが、それは許容範囲といったところでしょうか」
ふむ。やはりこれ、推しに貢ぐファンの構造に似ている。ただえさえ娯楽が少なく、恋愛も自由にできない貴族の令嬢方にとって、恋が叶わないと分かっていても推しを追いかけるというのは、短いひと時の許された楽しみなのだろう。
「先程、それを喜んでいる者もいた、と言いましたよね?」
「はい」
ふむ、女性にモテることにロマンを感じる人もいるのはどこの世界でも共通のようだ。…あれ、それってー
「…ちなみにそれはどなたです?」
「聖女様はご存知ないと思います。独身の若い騎士数名です。女子に好かれたい年頃なのでしょう」
「その騎士ってイケメンですか!?」
「いけめ…?」
あ、しまった。ついつい心の中の本音が…ゲフンゲフン
「い、いえ、その騎士はカッコいいですか?顔立ちは整っていますか?」
「…ええ。整った顔立ちをしているかと思いますが…」
ほうほう。なら、これはもしかして私の夢が実現できる予感…!?
「それです!」
「は?」
ビシッと指を差し、目を輝かせてそう述べる私に、騎士団長は訳の分からないという顔をした。
「彼らを利用すればいいのです。女性の矛先を彼らに向ければよいのです」
「…そのようなことができるのですか?」
「ええ、やってみせます。騎士団の平穏、いえ、神殿の平穏を守るために!」
私は任せろというようにドンと自分の胸を叩いて言った。そんな私の様子に騎士団長は息を呑むように言う。
「…聖女様、ありがとうございます。貴方様のような素晴らしい聖女様にお仕えでき、大変光栄に思います」
…嘘です。ただ私がアイドルグループ作りたいだけです。…だから、そんな神を崇めるような声で言わないでください!貴方の思うような崇高な心など一切なく、下心しかないので…!
純真な騎士団長の瞳に後ろめたさを感じた私は、咳払いをすると話を進めた。
「ああ、いえ。大したことをするわけでは。とりあえず、計画を練ってみるので、また明日お話ししますね!」
「かしこまりました。よろしくお願いいたします」
そう言うとミハイルは私に一礼をして部屋を出ていった。そんな彼を聖女らしく見送った後、バタンと部屋の扉が閉じられる音と共に聖女の仮面を外した。
よっしゃー!これでようやく暇から解放される!仕事という名目でアイドルを作れるとか、マジで最高!何がなんでもこれは成功させてみせるよ!今こそ、前世で培った限界オタクの知識を発揮するとき!
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