57 / 250
二章 学園生活
11話 ニューパル商会との商談にて
しおりを挟む
俺とコロンのおかぁさんは部屋を移り、商談を開始した。
「ではまず、作る時に、貴族用と一般用を作ってください」
「どうしてですか?」
「この商会にはもっと大きくなって欲しいからですよ。僕は貴族と縁がありますからその人たちに売り込みます」
「なるほど、分かりました」
「じゃあ次に、ぼくの商品をどういう風に販売するかを決めましょう」
「どういう風にとは?」
「商品の売上額の分配や材質の問題なんかですね」
「売上額は基準で私はいいですよ」
この世界では、商品の考案者と商人との分配は商人に六割、考案者に四割の分配が行くようになっている。
「いえ。そちらに八割、僕のところに二割でいいです」
「それではお互いに公平じゃないですよ」
「まぁまぁ、今の僕にはそこまでお金は必要ないんです。それよりも欲しいものがあるので」
「それはなんです?」
「貴女の店と正規契約を結びたい」
「契約ですか?」
「はい。僕が考えた商品をこちらで売って欲しいんです。もちろん品定めはそちらにお任せしますし、売れないと判断したら売らなくてもいいです」
「そんなことでいいんですか?」
「あと、僕が考えた商品を無断で他商店に売り込まないでください」
「そんなことはいたしませんよ。商業神様に奉納するのでそんなことは絶対にできません。ほかにありますか?」
そんな神様がいたんだな。神界では神様の中でも位の高い神たちとしか会ってなかったから今度会うときがあったら他の神様にも会いに行こ。一応加護はもらってるからね。
「今のところはこれだけです」
「次は材質の問題ですか……」
「貴族や豪商は派手なものをより好むと聞くので派手なものを欲しがるでしょう。一般用は誰にでも買えるようにお手頃の値段で抑えたいので木材なんかがいいでしょう。一応、初期投資として貴族や豪商用に50個と一般用に300個を作りましょう。値段は貴族や豪商用は1大銀貨で一般用は3銀貨ぐらいですね」
「30と300ですか……」
「何か問題があるんでしょうか?」
「問題というか無理というか、うちの紹介ではそこまでの商品を作るための資金が足りてないのです」
えっとー。制作費が三割だとしたら貴族用が3銀貨の30で90銀貨=9大銀貨と一般用が9大銅貨の300で2700大銅貨=27大銀貨で合わせて3金貨と6大銀貨か。
「この商品にそこまで捻出してしまうとどうしてもほかの商品に手が出せなくなってしまいます」
「安心してください。そこは僕がなんとかしますから」
俺はそう言って懐という異次元倉庫から金貨を5枚取り出して机に出した。
「最初の投資資金は僕が出します。これで足りると思うんですが」
「こんなにですか⁉︎。ありがとうございます。ニューパル商会として全力で頑張らせていただきますね」
そうして、俺とコロンのおかぁさんとのオセロの商談は終わった。
ーーーーーーーーーー
作者より。
商談とか全然わからないので気になっても無視してください。
勇者の閑話ですが、アンケートを近況ボードで行ってます。
詳しくはそちらをご覧ください。
アンケートは明日の午後23時59分までなので早めに記入してください。
これからもよろしくお願いします。
「ではまず、作る時に、貴族用と一般用を作ってください」
「どうしてですか?」
「この商会にはもっと大きくなって欲しいからですよ。僕は貴族と縁がありますからその人たちに売り込みます」
「なるほど、分かりました」
「じゃあ次に、ぼくの商品をどういう風に販売するかを決めましょう」
「どういう風にとは?」
「商品の売上額の分配や材質の問題なんかですね」
「売上額は基準で私はいいですよ」
この世界では、商品の考案者と商人との分配は商人に六割、考案者に四割の分配が行くようになっている。
「いえ。そちらに八割、僕のところに二割でいいです」
「それではお互いに公平じゃないですよ」
「まぁまぁ、今の僕にはそこまでお金は必要ないんです。それよりも欲しいものがあるので」
「それはなんです?」
「貴女の店と正規契約を結びたい」
「契約ですか?」
「はい。僕が考えた商品をこちらで売って欲しいんです。もちろん品定めはそちらにお任せしますし、売れないと判断したら売らなくてもいいです」
「そんなことでいいんですか?」
「あと、僕が考えた商品を無断で他商店に売り込まないでください」
「そんなことはいたしませんよ。商業神様に奉納するのでそんなことは絶対にできません。ほかにありますか?」
そんな神様がいたんだな。神界では神様の中でも位の高い神たちとしか会ってなかったから今度会うときがあったら他の神様にも会いに行こ。一応加護はもらってるからね。
「今のところはこれだけです」
「次は材質の問題ですか……」
「貴族や豪商は派手なものをより好むと聞くので派手なものを欲しがるでしょう。一般用は誰にでも買えるようにお手頃の値段で抑えたいので木材なんかがいいでしょう。一応、初期投資として貴族や豪商用に50個と一般用に300個を作りましょう。値段は貴族や豪商用は1大銀貨で一般用は3銀貨ぐらいですね」
「30と300ですか……」
「何か問題があるんでしょうか?」
「問題というか無理というか、うちの紹介ではそこまでの商品を作るための資金が足りてないのです」
えっとー。制作費が三割だとしたら貴族用が3銀貨の30で90銀貨=9大銀貨と一般用が9大銅貨の300で2700大銅貨=27大銀貨で合わせて3金貨と6大銀貨か。
「この商品にそこまで捻出してしまうとどうしてもほかの商品に手が出せなくなってしまいます」
「安心してください。そこは僕がなんとかしますから」
俺はそう言って懐という異次元倉庫から金貨を5枚取り出して机に出した。
「最初の投資資金は僕が出します。これで足りると思うんですが」
「こんなにですか⁉︎。ありがとうございます。ニューパル商会として全力で頑張らせていただきますね」
そうして、俺とコロンのおかぁさんとのオセロの商談は終わった。
ーーーーーーーーーー
作者より。
商談とか全然わからないので気になっても無視してください。
勇者の閑話ですが、アンケートを近況ボードで行ってます。
詳しくはそちらをご覧ください。
アンケートは明日の午後23時59分までなので早めに記入してください。
これからもよろしくお願いします。
43
あなたにおすすめの小説
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~
シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。
目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。
『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。
カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。
ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。
ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す
名無し
ファンタジー
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
勇者の隣に住んでいただけの村人の話。
カモミール
ファンタジー
とある村に住んでいた英雄にあこがれて勇者を目指すレオという少年がいた。
だが、勇者に選ばれたのはレオの幼馴染である少女ソフィだった。
その事実にレオは打ちのめされ、自堕落な生活を送ることになる。
だがそんなある日、勇者となったソフィが死んだという知らせが届き…?
才能のない村びとである少年が、幼馴染で、好きな人でもあった勇者の少女を救うために勇気を出す物語。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる