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27話:マリア様とエリス様
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今日、女の子の友人が一人出来ました。
入学式が終わり、各教室へと移動した後は今後の授業等の説明を受けた後は自己紹介へと移り私も名前と簡単な挨拶を済ませた。
Aクラスは二十人程の人数で構成されていて、最初の入学時の試験結果の上位二十名だそう。一年間はそのままで、学年最終の試験の結果で上位二十名から落ちれば次年度のクラスがBクラス以下になる可能性もあるそう。
現在のAクラスには男の子が十二名、女の子が八名。
大抵が公爵家、侯爵家、伯爵家の家の者だった。
まぁ高位貴族家は小さい頃から家庭教師を雇って猛勉強させてるから仕方ないと言えるだろう。当然本人の資質もあるが。
自己紹介も終わり、皆が帰り始めた頃お兄様が教室へと迎えに来てくれたので馬車へと乗り込めばお父様達も同乗していたので冒頭の報告へと至ったのだ。
「まぁ、ルナに早速女の子の友人が出来たのね!」
「はい!お母様。私も嬉しいです!」
初めての女の子のお友達が出来て嬉しくない筈がない。
「どこのご令嬢だい?」
「ランドール公爵家のマリア様ですわ、お父様」
「ほう。マリア嬢は性格も穏やかで人柄も良いと私も聞いている。良い友人が出来たね」
「はい、私もそう思います」
お父様が言うぐらいだからマリア様は優秀で素晴らしい人なんだわ~。そんな人と友人になれるとはこれからの学園生活も楽しいものになるに違いない。
「マリア嬢か......確か彼女の姉が王太子妃候補に上がってましたよね?父上」
「ああ。エリス嬢だろう?ランドール公爵自身は積極的に娘を王太子妃にしたい訳ではないみたいだが第一公爵家と言うのとエリス嬢がどうやら王太子殿下をお好きなようでね......王太子殿下自身がまだ婚約者を決める意志が無い事から、エリス嬢含めた数人のご令嬢が王太子妃候補に上がっているよ」
そうなのね......マリア様の姉上様があの王太子殿下をねぇ......まぁ私にはその辺りの事は関係ないわよね。別にエリス様と交流する訳ではないんだし......よね?
「エリス嬢は僕と王太子殿下と同じ学年だから、マリア嬢と行動を共にすれば会う可能性はあるよ、ルナ」
「えっ」
私、言葉に出して言ってたかしら?
驚いてる私にお兄様が苦笑する。
「自分ではあまり気がついて無いみたいだけどルナは直ぐに顔に出るからわかりやすいよ?」
「そうね、ルナちゃんはわかりやすいわよ?」
「お母様まで......」
そんなに顔に出てるかなぁ?自分では全く意識してなかったわ......。
「ルナが変に王太子殿下に関わってエリス嬢達婚約者候補から睨まれたら大変だから僕も気を付けておくからね」
「何ですかそれは?」
え、そんな可能性あるの?私の平穏な学園生活が!?
「そうだな、その可能性も無くはないな。実際裏から国王から婚約の打診もあったぐらいだからな......アルス頼んだぞ」
「はい、父上」
まさかそんな心配事まで増えるとは予想外だわ。不測の事態に屋敷に戻ったらカリトと緊急会議だとルナは溜め息をついた。
入学式が終わり、各教室へと移動した後は今後の授業等の説明を受けた後は自己紹介へと移り私も名前と簡単な挨拶を済ませた。
Aクラスは二十人程の人数で構成されていて、最初の入学時の試験結果の上位二十名だそう。一年間はそのままで、学年最終の試験の結果で上位二十名から落ちれば次年度のクラスがBクラス以下になる可能性もあるそう。
現在のAクラスには男の子が十二名、女の子が八名。
大抵が公爵家、侯爵家、伯爵家の家の者だった。
まぁ高位貴族家は小さい頃から家庭教師を雇って猛勉強させてるから仕方ないと言えるだろう。当然本人の資質もあるが。
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「まぁ、ルナに早速女の子の友人が出来たのね!」
「はい!お母様。私も嬉しいです!」
初めての女の子のお友達が出来て嬉しくない筈がない。
「どこのご令嬢だい?」
「ランドール公爵家のマリア様ですわ、お父様」
「ほう。マリア嬢は性格も穏やかで人柄も良いと私も聞いている。良い友人が出来たね」
「はい、私もそう思います」
お父様が言うぐらいだからマリア様は優秀で素晴らしい人なんだわ~。そんな人と友人になれるとはこれからの学園生活も楽しいものになるに違いない。
「マリア嬢か......確か彼女の姉が王太子妃候補に上がってましたよね?父上」
「ああ。エリス嬢だろう?ランドール公爵自身は積極的に娘を王太子妃にしたい訳ではないみたいだが第一公爵家と言うのとエリス嬢がどうやら王太子殿下をお好きなようでね......王太子殿下自身がまだ婚約者を決める意志が無い事から、エリス嬢含めた数人のご令嬢が王太子妃候補に上がっているよ」
そうなのね......マリア様の姉上様があの王太子殿下をねぇ......まぁ私にはその辺りの事は関係ないわよね。別にエリス様と交流する訳ではないんだし......よね?
「エリス嬢は僕と王太子殿下と同じ学年だから、マリア嬢と行動を共にすれば会う可能性はあるよ、ルナ」
「えっ」
私、言葉に出して言ってたかしら?
驚いてる私にお兄様が苦笑する。
「自分ではあまり気がついて無いみたいだけどルナは直ぐに顔に出るからわかりやすいよ?」
「そうね、ルナちゃんはわかりやすいわよ?」
「お母様まで......」
そんなに顔に出てるかなぁ?自分では全く意識してなかったわ......。
「ルナが変に王太子殿下に関わってエリス嬢達婚約者候補から睨まれたら大変だから僕も気を付けておくからね」
「何ですかそれは?」
え、そんな可能性あるの?私の平穏な学園生活が!?
「そうだな、その可能性も無くはないな。実際裏から国王から婚約の打診もあったぐらいだからな......アルス頼んだぞ」
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