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14:ギルドでの定番事
迷うことなく冒険者ギルドに到着し、早速依頼書が貼られたボードへと向かう。
私の冒険者ランクはFランクだからひとつ上のEランクの依頼までは受けることが出来る。出来るけど異世界自体初心者の私が最初からそんな冒険をしちゃいけないのはわかってる、うんうん。
「やっぱりここは定番の薬草採取だよね」
Fランクエリアの依頼書を1枚1枚しっかりと確認しているとガヤガヤとギルドの入り口が騒がしくなってきたのでチラリと視線を向ければ、何やら冒険者パーティが複数の取り巻きを引き連れて入って来るところだった。主に女性の冒険者らしき人達が纏わりついてるみたい。
「俺達は報告に来たんだ、そろそろ離れてくれないかな?」
「そうそう、お前達も依頼を受けてるんだろ?」
どうやら男性4人のパーティみたいだが、言葉と顔の表情が合っていない。居たよね~日本にもこんな奴。
まぁ自分には関係がないだろうと依頼書に視線を戻す。
ふむ、常時依頼でポポ草とルル草採取10束毎か......無理なく確実にこなすならこの辺りが妥当かな。何と言っても依頼自体初めての経験だもんね~よし、これに決めた!
依頼書を剥がして受付カウンターへと向かうと、受付に入っていたのは昨日案内をしてくれた女性だった。
「あら、貴女は昨日の......リンさんね」
「はい、おはようございます。あの、この依頼を受けたいんですけど」
向こうもどうやら私の事を覚えていたようで笑顔で対応してくれる。
「薬草採取ね......この依頼なら常時依頼になってますので採取出来るだけ採取して貰って大丈夫です。ただし買い取りは10束で1セットになるので気を付けて下さい。依頼達成時に採取した薬草とギルドカードをカウンターに出して下さいね」
「わかりました」
「君、薬草採取なら俺達が警護してあげても良いよ?新人なんだろ」
人の会話に割ってはいってくる声が頭上から聞こえてくるのを無視して受付のお姉さんと話す。
「持って帰ってくる時は10本ずつ束ねていた方が良いんですか?」
「え、ええそうね......でも束ねていてもいなくてもさ定額には反映されないので採取したまま持って帰って来る子が多いわね」
「そうなんですね、わかりました。じゃあ......」
「人の話を聞いているのかい?君」
しつこく話し掛けてくる声に溜め息を付きながら仕方なく声のした方を見上げると笑みを浮かべているが明らかに不機嫌そうな男達が立っていた。
「......聞く必要がありますか?勝手に話し掛けて来る人の話を」
「何だと?」
周囲の人達がざわつくのが聞こえてくる。まさか子供が言い返すと思ってなかったんだろうなぁ。でもね、こう言うタイプの男は最初にビシッと言わないと調子に乗るんだよね。
「ちょっとアンタ!新人のクセに生意気よ!?」
取り巻きらしき女が男にくっつきながらふざけた事を言ってくる。
「新人とかベテランとか必要の無いものに関係あります?そもそも護衛してあげてもいいよって何ですか?一言も頼んでませんよね?」
「アンタが見るからにひ弱そうだからルークがワザワザ声を掛けてあげたんでしょ!!」
話の通じ無さに本当に自分より年上なのか疑ってしまうような程度の低さに呆れてしまう。
「有り難迷惑って言葉、ご存じですか?」
ニッコリと最上級の笑みで答えてやれば、女は顔を真っ赤にして手を振り上げ私を叩こうとしたので風魔法で軽く吹き飛ばしてやった。
私の冒険者ランクはFランクだからひとつ上のEランクの依頼までは受けることが出来る。出来るけど異世界自体初心者の私が最初からそんな冒険をしちゃいけないのはわかってる、うんうん。
「やっぱりここは定番の薬草採取だよね」
Fランクエリアの依頼書を1枚1枚しっかりと確認しているとガヤガヤとギルドの入り口が騒がしくなってきたのでチラリと視線を向ければ、何やら冒険者パーティが複数の取り巻きを引き連れて入って来るところだった。主に女性の冒険者らしき人達が纏わりついてるみたい。
「俺達は報告に来たんだ、そろそろ離れてくれないかな?」
「そうそう、お前達も依頼を受けてるんだろ?」
どうやら男性4人のパーティみたいだが、言葉と顔の表情が合っていない。居たよね~日本にもこんな奴。
まぁ自分には関係がないだろうと依頼書に視線を戻す。
ふむ、常時依頼でポポ草とルル草採取10束毎か......無理なく確実にこなすならこの辺りが妥当かな。何と言っても依頼自体初めての経験だもんね~よし、これに決めた!
依頼書を剥がして受付カウンターへと向かうと、受付に入っていたのは昨日案内をしてくれた女性だった。
「あら、貴女は昨日の......リンさんね」
「はい、おはようございます。あの、この依頼を受けたいんですけど」
向こうもどうやら私の事を覚えていたようで笑顔で対応してくれる。
「薬草採取ね......この依頼なら常時依頼になってますので採取出来るだけ採取して貰って大丈夫です。ただし買い取りは10束で1セットになるので気を付けて下さい。依頼達成時に採取した薬草とギルドカードをカウンターに出して下さいね」
「わかりました」
「君、薬草採取なら俺達が警護してあげても良いよ?新人なんだろ」
人の会話に割ってはいってくる声が頭上から聞こえてくるのを無視して受付のお姉さんと話す。
「持って帰ってくる時は10本ずつ束ねていた方が良いんですか?」
「え、ええそうね......でも束ねていてもいなくてもさ定額には反映されないので採取したまま持って帰って来る子が多いわね」
「そうなんですね、わかりました。じゃあ......」
「人の話を聞いているのかい?君」
しつこく話し掛けてくる声に溜め息を付きながら仕方なく声のした方を見上げると笑みを浮かべているが明らかに不機嫌そうな男達が立っていた。
「......聞く必要がありますか?勝手に話し掛けて来る人の話を」
「何だと?」
周囲の人達がざわつくのが聞こえてくる。まさか子供が言い返すと思ってなかったんだろうなぁ。でもね、こう言うタイプの男は最初にビシッと言わないと調子に乗るんだよね。
「ちょっとアンタ!新人のクセに生意気よ!?」
取り巻きらしき女が男にくっつきながらふざけた事を言ってくる。
「新人とかベテランとか必要の無いものに関係あります?そもそも護衛してあげてもいいよって何ですか?一言も頼んでませんよね?」
「アンタが見るからにひ弱そうだからルークがワザワザ声を掛けてあげたんでしょ!!」
話の通じ無さに本当に自分より年上なのか疑ってしまうような程度の低さに呆れてしまう。
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