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15:ギルドマスターの部屋では
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一瞬過剰防衛かな、とも思ったけどよく考えたら10歳の少女で更に新人の冒険者に手を出そうとしたんだから自業自得よね、と思い直した。
周囲もまさか反撃するとは思って無かったのか呆気にとられた顔をしている。
「正当防衛ですよね?これって」
受付のギルド職員の女性に振り返って尋ねれば直ぐに現状を把握して頷いてくれた。
「も、勿論です!ルークさん達もいい加減に他の冒険者と問題を起こすのは控えて下さい!!今回の事もちゃんとギルドマスターにも報告させて頂きますからね!」
「ちょっと待ってくれないか?俺達は何もしてないだろう?手を出そうとしたのは彼女で......」
取り巻きの女に好き勝手させてる時点でアンタの責任だろうが、と周囲の冒険者達の視線はやや厳しい物になっている。
......この人達、余程普段からこんな態度なんだろうなぁ......誰も庇うこともしないなんて。まぁ、私には関係ないけど。
まだ受付の職員に文句を言ってる男達を尻目に、私は薬草採取の為にギルドを出る。今度こそ誰も何も言って来なかった。
本当に冒険者ギルドでラノベ定番の新人冒険者に対する洗礼を経験するとは思わなかったわ。まぁまさか子供の私をナンパしようとする奴が居るとは思わなかったけど......女性を侍らせるぐらいには結構イケメンの部類に入る冒険者パーティなんだとは思うけど、ロリコンはないわ~......残念過ぎる......
流石に仕返しなんて馬鹿なことはしないと思うけど、あの取り巻き達ならやりかねないわよね
女の嫉妬が世の中で一番恐ろしい物だと知っているリンは今後の対策を考えながら採取場所に向かうのだった。
その頃のギルドではーーーー
ギルドに残されたルーク達はギルドマスターから執務室へと呼び出されていた。
「お前達はいい加減にしないと俺も庇いきれないぞ......。Bランクパーティで依頼達成率が高いから多少問題を起こしても注意だけで済まされてきたが.....新人冒険者にまで手を出すようになったら話は別だ」
静かな声が部屋に響く。しかし、その声には怒りが込められている事がわかる者にはわかる。
「ギルドマスター!今回の事は俺達じゃなく.....!」
「お前らの取り巻きがやったんなら、止めなかったお前らも同罪だろうが!!そんな事もわからんようになったのか!!」
「つっ......」
「話にならん!次に何か問題を起こせばお前達のランクを落とす」
「ギルドマスター!そんな!!」
「問題を起こさなければ良いだけの話だ。いい加減お前達は自分達の立場を理解しろ......。女にチヤホヤされたいだけならミルトンを出て王都へ行けば良い」
王都では要塞都市ミルトンや他の辺境地とは違い、周囲に魔物が大量発生するような森も迷宮もなく冒険者としての実力が大して無くとも顔が良い冒険者パーティは女性から好まれる。なので実力があるパーティやソロの冒険者はまず王都に定住する事はしない。それなのに、今自分達はその王都に行けば良いと提案されている事に愕然とする。
「......どうするかはお前達次第だ。用件はそれだけだ」
ギルドマスターの執務室から出されたルーク達は自分達が取り巻き以外の人達からどのように見られていたか、この時になって初めて正確に理解したのだった。
周囲もまさか反撃するとは思って無かったのか呆気にとられた顔をしている。
「正当防衛ですよね?これって」
受付のギルド職員の女性に振り返って尋ねれば直ぐに現状を把握して頷いてくれた。
「も、勿論です!ルークさん達もいい加減に他の冒険者と問題を起こすのは控えて下さい!!今回の事もちゃんとギルドマスターにも報告させて頂きますからね!」
「ちょっと待ってくれないか?俺達は何もしてないだろう?手を出そうとしたのは彼女で......」
取り巻きの女に好き勝手させてる時点でアンタの責任だろうが、と周囲の冒険者達の視線はやや厳しい物になっている。
......この人達、余程普段からこんな態度なんだろうなぁ......誰も庇うこともしないなんて。まぁ、私には関係ないけど。
まだ受付の職員に文句を言ってる男達を尻目に、私は薬草採取の為にギルドを出る。今度こそ誰も何も言って来なかった。
本当に冒険者ギルドでラノベ定番の新人冒険者に対する洗礼を経験するとは思わなかったわ。まぁまさか子供の私をナンパしようとする奴が居るとは思わなかったけど......女性を侍らせるぐらいには結構イケメンの部類に入る冒険者パーティなんだとは思うけど、ロリコンはないわ~......残念過ぎる......
流石に仕返しなんて馬鹿なことはしないと思うけど、あの取り巻き達ならやりかねないわよね
女の嫉妬が世の中で一番恐ろしい物だと知っているリンは今後の対策を考えながら採取場所に向かうのだった。
その頃のギルドではーーーー
ギルドに残されたルーク達はギルドマスターから執務室へと呼び出されていた。
「お前達はいい加減にしないと俺も庇いきれないぞ......。Bランクパーティで依頼達成率が高いから多少問題を起こしても注意だけで済まされてきたが.....新人冒険者にまで手を出すようになったら話は別だ」
静かな声が部屋に響く。しかし、その声には怒りが込められている事がわかる者にはわかる。
「ギルドマスター!今回の事は俺達じゃなく.....!」
「お前らの取り巻きがやったんなら、止めなかったお前らも同罪だろうが!!そんな事もわからんようになったのか!!」
「つっ......」
「話にならん!次に何か問題を起こせばお前達のランクを落とす」
「ギルドマスター!そんな!!」
「問題を起こさなければ良いだけの話だ。いい加減お前達は自分達の立場を理解しろ......。女にチヤホヤされたいだけならミルトンを出て王都へ行けば良い」
王都では要塞都市ミルトンや他の辺境地とは違い、周囲に魔物が大量発生するような森も迷宮もなく冒険者としての実力が大して無くとも顔が良い冒険者パーティは女性から好まれる。なので実力があるパーティやソロの冒険者はまず王都に定住する事はしない。それなのに、今自分達はその王都に行けば良いと提案されている事に愕然とする。
「......どうするかはお前達次第だ。用件はそれだけだ」
ギルドマスターの執務室から出されたルーク達は自分達が取り巻き以外の人達からどのように見られていたか、この時になって初めて正確に理解したのだった。
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