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57:ハーマル商会・1
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とうとう護衛依頼の当日になった。
私は事前に場所を教えて貰ったハーマル商会へと向かう。荷物は勿論無限収納の中に入れてあるが、商会の人に無限収納が使えると知られると面倒な事になりそうだなぁと思ってダミーのマジックバックを用意した。勿論買うと高価な物なので自作だったりする。
マジックバックを売ってる店に赴いて商品を検分し、作成方法を何となく理解したらあ~ら不思議。作れちゃったんだよねぇ....いや本当にチート過ぎない??
まぁ流石に時間停止機能は附けられなかったので大容量なただのバックなのだが。
でも冒険者に取っては喉から手が出る程に欲しい一品である事は間違いないだろう。
ハーマル商会に近づくにつれ、大きな馬車が3台と蒼天の牙のメンバーと1人の男性が馬車の前に立ち何やら話をしているのが視界に入ってきた。
此方に気が付いたセーラが手を振ってくれる。
「遅れてすみません」
「まだまだ時間には早いから大丈夫」
「そうよ、私達が早いのは最終的な打ち合わせの為だから大丈夫よ」
今回の護衛依頼のメイン責任者は蒼天の牙で、私は彼らの補助に入る形を取っている。その為紹介状との打ち合わせは主に彼らが行う事になるのだとか。うん、ありがたいね!
「そちらが今回蒼天の牙に加わる新人冒険者かな?」
アレン達と打ち合わせをしていた男性がいつの間にか此方に視線を向けていたので取り敢えず挨拶をする。
「はい、リンと言います。宜しくお願いします」
「私はハーマル商会のミルトン支店の責任者をしているロベルト言う。初めての護衛任務は大変だと思うが宜しく頼むよ」
そう名乗ったロベルトさんは50代ぐらいの渋いやり手なオジサマな感じのイケメンだ。そして私みたいな子供に対しても挨拶する礼儀正しさ!若い頃はさぞかし女性にモテていた事だろう。いや今でもモテてそうな感じしかしない。
「はい、頑張ります」
私の返答に頷いてアレンとの打ち合わせを再開させる。
「リンちゃんはハーマル商会の事知ってる?」
アイカさんがそう尋ねて来たので素直に知らない事を打ち明ける。
「いえ、私凄く田舎の村から出て来たので....」
取り敢えずそう言っておけば知らない事が多くても不思議には感じないだろう。
「ハーマル商会は王都に本店があるこの国の中でも大きな商会なの。各領地や街にも支店があって、このミルトンのお店もその内のひとつなのよ。取り扱ってる品物も多岐に渡って食料品から娯楽物まで沢山よ。私達も定期的に護衛依頼でお世話になってるわ」
「そんな大きな商会から護衛依頼を受けるなんて蒼天の牙はハーマル商会から信用されてるんですね」
それは凄いことだと本気で思う。
「彼らは信用に値する冒険者パーティだからね。今までの彼らの仕事に対する正当な評価だよ」
アレンとの打ち合わせが終わったのか此方の話に加わってくる。
「冒険者ランクがいくら高くてもマトモに護衛を出来ないのなら依頼する価値はないからね。その点アレン達は仕事に対して真面目だし、言われた事はしっかりと守る、これは商人と冒険者との信頼関係でもあるからね」
ああ.....もしかして蒼天の牙よりランクの高い冒険者パーティに頼んで散々な事があったんだろうなぁと察し......。
私は事前に場所を教えて貰ったハーマル商会へと向かう。荷物は勿論無限収納の中に入れてあるが、商会の人に無限収納が使えると知られると面倒な事になりそうだなぁと思ってダミーのマジックバックを用意した。勿論買うと高価な物なので自作だったりする。
マジックバックを売ってる店に赴いて商品を検分し、作成方法を何となく理解したらあ~ら不思議。作れちゃったんだよねぇ....いや本当にチート過ぎない??
まぁ流石に時間停止機能は附けられなかったので大容量なただのバックなのだが。
でも冒険者に取っては喉から手が出る程に欲しい一品である事は間違いないだろう。
ハーマル商会に近づくにつれ、大きな馬車が3台と蒼天の牙のメンバーと1人の男性が馬車の前に立ち何やら話をしているのが視界に入ってきた。
此方に気が付いたセーラが手を振ってくれる。
「遅れてすみません」
「まだまだ時間には早いから大丈夫」
「そうよ、私達が早いのは最終的な打ち合わせの為だから大丈夫よ」
今回の護衛依頼のメイン責任者は蒼天の牙で、私は彼らの補助に入る形を取っている。その為紹介状との打ち合わせは主に彼らが行う事になるのだとか。うん、ありがたいね!
「そちらが今回蒼天の牙に加わる新人冒険者かな?」
アレン達と打ち合わせをしていた男性がいつの間にか此方に視線を向けていたので取り敢えず挨拶をする。
「はい、リンと言います。宜しくお願いします」
「私はハーマル商会のミルトン支店の責任者をしているロベルト言う。初めての護衛任務は大変だと思うが宜しく頼むよ」
そう名乗ったロベルトさんは50代ぐらいの渋いやり手なオジサマな感じのイケメンだ。そして私みたいな子供に対しても挨拶する礼儀正しさ!若い頃はさぞかし女性にモテていた事だろう。いや今でもモテてそうな感じしかしない。
「はい、頑張ります」
私の返答に頷いてアレンとの打ち合わせを再開させる。
「リンちゃんはハーマル商会の事知ってる?」
アイカさんがそう尋ねて来たので素直に知らない事を打ち明ける。
「いえ、私凄く田舎の村から出て来たので....」
取り敢えずそう言っておけば知らない事が多くても不思議には感じないだろう。
「ハーマル商会は王都に本店があるこの国の中でも大きな商会なの。各領地や街にも支店があって、このミルトンのお店もその内のひとつなのよ。取り扱ってる品物も多岐に渡って食料品から娯楽物まで沢山よ。私達も定期的に護衛依頼でお世話になってるわ」
「そんな大きな商会から護衛依頼を受けるなんて蒼天の牙はハーマル商会から信用されてるんですね」
それは凄いことだと本気で思う。
「彼らは信用に値する冒険者パーティだからね。今までの彼らの仕事に対する正当な評価だよ」
アレンとの打ち合わせが終わったのか此方の話に加わってくる。
「冒険者ランクがいくら高くてもマトモに護衛を出来ないのなら依頼する価値はないからね。その点アレン達は仕事に対して真面目だし、言われた事はしっかりと守る、これは商人と冒険者との信頼関係でもあるからね」
ああ.....もしかして蒼天の牙よりランクの高い冒険者パーティに頼んで散々な事があったんだろうなぁと察し......。
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