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120:新しい家・1
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住む場所が決まれば後は早かった。前の住人はそれなりに綺麗に家を使っていたようで特に改装をする必要もなく、水場等の気になる所だけを修繕して貰う事にした。
実はこの家、お風呂があったのよ~!でも前の人が使ってたのを利用するのは少し嫌だったので浴槽は入れ替えて貰ったし、ついでにトイレも新品にして貰った。
.....だってねぇ....
一応、前にこの家に住んでいたのは小さな薬屋さんを経営していたご年配の夫婦だそうで、足腰が悪くなってお店を続けるのが難しくなり、王都に住む娘さん夫婦と一緒に住む事になって家を売りに出したんだとか。
だから庭に家庭菜園ならぬ薬草園があったのか。
そう。庭にあった畑の手入れをし始めてからどうやら育ててたのは薬草みたいって事に気がついてあれ~?って思ってたんだよね。
あの後ギルドマスターとマリッサさん立ち合いのもと、商業ギルドでギルバートさんと契約書を交わし代金を一括で払った。何と金貨30枚。それに改修工事代を払ってあの家は私の物になった。
金貨30枚が安いのか高いのか微妙に判断がつかないけど、あの大通りの家が金貨50枚って言うんだから安い買い物をしたと私は思う。うん。
改修工事は1週間もあれば出来るとの事なので、その間に引っ越しの準備をしつつ、新しい家に置く家具やら道具やらを購入しておく。全部自分の家なのだから、思いっきり自分の趣味全開な家にするのだ!ふふふ、楽しみ過ぎるー!!
そして改修工事完了の連絡が来たので無限収納に荷物を詰め、ギルドマスターに挨拶をする為に執務室をノックすると中から声がしたので扉を開け中へと入った。
「ギルドマスター、家の改修工事が終わったので今日から向こうに移ります。今までギルドの部屋を貸して頂いてありがとうございました」
やっぱり社会人として礼儀は大事だもんね。子供とはいえ、既に冒険者として働いてるんだし、ギルドマスター達には凄くお世話になってるんだしね。
「ああ、随分早く改修工事が終わったんだな」
「本当に簡単な部分しかお願いしてなかったからだと思うんですけどね」
書類から視線を上げ、立ち上がり私の方まで出てきてくれる。
「そうか、良く頑張ったな。自分の家を持てたのもリンが頑張った証拠だ.....これからも頑張れよ」
ふわりと頭に掌を乗せ、髪の毛がぐしゃぐしゃになるぐらい撫でられた。
「はい、頑張ります!」
ああ.....こう言った毎日当たり前にあった何気ない会話もこの部屋から出たら当たり前じゃなくなるのか.....
それは少しだけ寂しいな、と
私はその時感じたのだった。
実はこの家、お風呂があったのよ~!でも前の人が使ってたのを利用するのは少し嫌だったので浴槽は入れ替えて貰ったし、ついでにトイレも新品にして貰った。
.....だってねぇ....
一応、前にこの家に住んでいたのは小さな薬屋さんを経営していたご年配の夫婦だそうで、足腰が悪くなってお店を続けるのが難しくなり、王都に住む娘さん夫婦と一緒に住む事になって家を売りに出したんだとか。
だから庭に家庭菜園ならぬ薬草園があったのか。
そう。庭にあった畑の手入れをし始めてからどうやら育ててたのは薬草みたいって事に気がついてあれ~?って思ってたんだよね。
あの後ギルドマスターとマリッサさん立ち合いのもと、商業ギルドでギルバートさんと契約書を交わし代金を一括で払った。何と金貨30枚。それに改修工事代を払ってあの家は私の物になった。
金貨30枚が安いのか高いのか微妙に判断がつかないけど、あの大通りの家が金貨50枚って言うんだから安い買い物をしたと私は思う。うん。
改修工事は1週間もあれば出来るとの事なので、その間に引っ越しの準備をしつつ、新しい家に置く家具やら道具やらを購入しておく。全部自分の家なのだから、思いっきり自分の趣味全開な家にするのだ!ふふふ、楽しみ過ぎるー!!
そして改修工事完了の連絡が来たので無限収納に荷物を詰め、ギルドマスターに挨拶をする為に執務室をノックすると中から声がしたので扉を開け中へと入った。
「ギルドマスター、家の改修工事が終わったので今日から向こうに移ります。今までギルドの部屋を貸して頂いてありがとうございました」
やっぱり社会人として礼儀は大事だもんね。子供とはいえ、既に冒険者として働いてるんだし、ギルドマスター達には凄くお世話になってるんだしね。
「ああ、随分早く改修工事が終わったんだな」
「本当に簡単な部分しかお願いしてなかったからだと思うんですけどね」
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「そうか、良く頑張ったな。自分の家を持てたのもリンが頑張った証拠だ.....これからも頑張れよ」
ふわりと頭に掌を乗せ、髪の毛がぐしゃぐしゃになるぐらい撫でられた。
「はい、頑張ります!」
ああ.....こう言った毎日当たり前にあった何気ない会話もこの部屋から出たら当たり前じゃなくなるのか.....
それは少しだけ寂しいな、と
私はその時感じたのだった。
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