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156:エルフの国・2
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目の前に広がるのは極々普通の街だった。バレッタの街にも劣ることはない、栄えた街。
「何だかイメージしてたのと違う.....」
「イメージってあれか?森の木の上に家を造ったり原始的な生活をしてるとかか?」
「えーっと.....そう、ですね?こう、森と生きる?的な?」
実際のエルフの生活を見た事ないからラノベで見ていた空想上の物のイメージしかないんだから仕方がないよね?師匠みたいに人の街で住んでるエルフとは生活環境も違うだろうし。
「確かにお前が言う事も一理あるが、エルフはそこまで原始的じゃないぞ?寧ろ人より高度な知識を持っている者も居るからな」
「.....そうなんですか?」
確かにこの街の規模の物を隠す隠匿か幻惑の魔法は凄いモノだと感じる。今の人の世界でこんな事が出来るのは賢者と言われるカノープスぐらいじゃないだろうか?
「ただエルフは目立つことが余り好きじゃない者が多いからな」
「それでなくても容姿で目立ちますもんね」
師匠も何だかんだと言いながらスッゴク綺麗な顔立ちしてるもんね。街で一緒に歩いてるとよく女性が師匠に見惚れているのに気がつく程に。まぁその割りには余り女性と遊んだりしてなさそうだけど。
「まぁそれはともかく!エルフの国はそれなりに人の街ぐらいには栄えているし、商業も発展しているから余り人の国と変わらないだろう。だからお前も生活に困る事はないと思うぞ」
珍しく照れているのかな?咳払いをしながらそう話す師匠に私は苦笑する。
「それなら珍しい調味料とか食材とかあるかもしれないですよね!街を散策するのが楽しみです」
周囲を見渡して見ればエルフだけでなく、獣人や人の姿もちらほら見える。
「ああ、この街に住んでる人も居るぞ。大抵はエルフに認められたエルフに害のない人だな....だから悪い奴は居ないだろうから気軽に話し掛けても大丈夫だと思うぞ」
.....いや、全く知らない人に声を掛けるのって結構勇気いるんだけど.....エルフとかこの世界の人達ってあまりそう言うこと考えないのかな?....うん、考えなさそうだよね。
「取り敢えずはまずエルフの国の王様に会いに行くか」
「そうですね.....って王様!?」
「ああ。しばらく....とは言っても数年はこの国を拠点に活動するんだから連絡はしておかないとな」
まるでお世話になる友人の親に挨拶に行ってきますみたいなノリで簡単に言う師匠に、エルフって皆こうなの!?と思わずにはいられない。
「いや、でも....王様にですか?え?」
「何となくリンが困惑している理由はわかるが基本的に人間の国の王公貴族達と同等だと思ってるならエルフの国では少し立場が違うからそこまで難しく考える事も畏まる事もないからな?エルフの国では王様と言うのはまぁ長老みたいな存在で、一番多く生きたエルフがなるんだ。血筋とかも関係がない」
「そうなんですか?」
「ああ。一番長生きした奴が一番知識を持っているだろう?そして死ぬ前に、次代のエルフにその知識を渡して代替りをするんだ。まぁどうするのかはエルフの秘術だからそこは内緒だけどな」
「.....それは勿論当然の事だし....」
いや、全然関係ない他人が聞いちゃいけない事でしょー!?
「そう言う訳で、俺達がこの国に着いた事も既に知ってるだろうから挨拶に行くぞ~」
「え、ちょっ」
師匠に手を引っ張られ、まるで連行されるかのように私は街の中を進んで行ったのだった。
「何だかイメージしてたのと違う.....」
「イメージってあれか?森の木の上に家を造ったり原始的な生活をしてるとかか?」
「えーっと.....そう、ですね?こう、森と生きる?的な?」
実際のエルフの生活を見た事ないからラノベで見ていた空想上の物のイメージしかないんだから仕方がないよね?師匠みたいに人の街で住んでるエルフとは生活環境も違うだろうし。
「確かにお前が言う事も一理あるが、エルフはそこまで原始的じゃないぞ?寧ろ人より高度な知識を持っている者も居るからな」
「.....そうなんですか?」
確かにこの街の規模の物を隠す隠匿か幻惑の魔法は凄いモノだと感じる。今の人の世界でこんな事が出来るのは賢者と言われるカノープスぐらいじゃないだろうか?
「ただエルフは目立つことが余り好きじゃない者が多いからな」
「それでなくても容姿で目立ちますもんね」
師匠も何だかんだと言いながらスッゴク綺麗な顔立ちしてるもんね。街で一緒に歩いてるとよく女性が師匠に見惚れているのに気がつく程に。まぁその割りには余り女性と遊んだりしてなさそうだけど。
「まぁそれはともかく!エルフの国はそれなりに人の街ぐらいには栄えているし、商業も発展しているから余り人の国と変わらないだろう。だからお前も生活に困る事はないと思うぞ」
珍しく照れているのかな?咳払いをしながらそう話す師匠に私は苦笑する。
「それなら珍しい調味料とか食材とかあるかもしれないですよね!街を散策するのが楽しみです」
周囲を見渡して見ればエルフだけでなく、獣人や人の姿もちらほら見える。
「ああ、この街に住んでる人も居るぞ。大抵はエルフに認められたエルフに害のない人だな....だから悪い奴は居ないだろうから気軽に話し掛けても大丈夫だと思うぞ」
.....いや、全く知らない人に声を掛けるのって結構勇気いるんだけど.....エルフとかこの世界の人達ってあまりそう言うこと考えないのかな?....うん、考えなさそうだよね。
「取り敢えずはまずエルフの国の王様に会いに行くか」
「そうですね.....って王様!?」
「ああ。しばらく....とは言っても数年はこの国を拠点に活動するんだから連絡はしておかないとな」
まるでお世話になる友人の親に挨拶に行ってきますみたいなノリで簡単に言う師匠に、エルフって皆こうなの!?と思わずにはいられない。
「いや、でも....王様にですか?え?」
「何となくリンが困惑している理由はわかるが基本的に人間の国の王公貴族達と同等だと思ってるならエルフの国では少し立場が違うからそこまで難しく考える事も畏まる事もないからな?エルフの国では王様と言うのはまぁ長老みたいな存在で、一番多く生きたエルフがなるんだ。血筋とかも関係がない」
「そうなんですか?」
「ああ。一番長生きした奴が一番知識を持っているだろう?そして死ぬ前に、次代のエルフにその知識を渡して代替りをするんだ。まぁどうするのかはエルフの秘術だからそこは内緒だけどな」
「.....それは勿論当然の事だし....」
いや、全然関係ない他人が聞いちゃいけない事でしょー!?
「そう言う訳で、俺達がこの国に着いた事も既に知ってるだろうから挨拶に行くぞ~」
「え、ちょっ」
師匠に手を引っ張られ、まるで連行されるかのように私は街の中を進んで行ったのだった。
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