リンの異世界満喫ライフ

水月

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194:15歳になりました

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時が過ぎるのは早いもので、何と15歳になった。この世界に来た時の年齢が10歳だったから実に5年、この世界で生きてきたと言う訳だけで。因みにこの世界では15歳が成人らしい。成人だよ成人!ようやく大人の仲間入りって事でお酒も解禁なんだよね。


そして、自分で言うのも何だけど、かなり強くなったと思うんだよね。エルフの国に来てから師匠に教わった修行もようやく一段落がついて独り立ちしても大丈夫!のお墨付きを貰ったし。勿論、その後も変わりなく毎日の訓練は欠かさず行っている。この間は師匠と久々にエルフの国に程近い人の国に行って魔獣狩りを楽しんできたのは新しい話だったりする。


翻訳の仕事の方も順調に進んで、図書館の翻訳が必要な蔵書の半分は既に完了している。でも、定期的に蔵書の数自体が毎年一定数増えているから、翻訳してはまた増えて、を繰り返している感じかなぁ。......これ、いつまで経っても終わらない作業なんじゃないかな?って思う。



私が元居た人の国のひとつ、グレイス王国からは定期的に師匠宛にカノープスさんから連絡が届くようになっていて、私の捜索をグレイス王国の王公貴族達が打ち切った話と共に書かれていたのは、何と、グレイス王国に聖女が現れたとの事。


どの乙女ゲーム?


って一瞬考えてしまったのは仕方無いだろう。なんせそのパターンの様ざまなラノベや漫画を読んでいたんだから。


うんうん。


しかもカノープスさんからの手紙によると第二王子が侯爵令嬢との婚約を破棄して聖女を新たな婚約者にするとパーティーで騒ぎを起こしたとか何とか。


いや、本当にどの作品なんだろう?まんま悪役令嬢系の展開じゃない?もしかしてその聖女も転生者の可能性ありでは。


まぁでも結局は第二王子の不貞が認められて悪役令嬢として断罪される事なく侯爵令嬢は円満に婚約を解消する事が出来たし、新しい婚約者も早々に決まったとかで第二王子が婚約者だった時よりも幸せにしているそうだとカノープスさんが何故か詳細を語ってくれていた。何故だ?

.....確かに結果は気になるけどね 


ちなみに第二王子は王位継承権は剥奪されたが聖女との婚姻は認められているそうだが、その婚約破棄騒動の原因の聖女が婚約を渋ると言う問題が発生しているとかいないとか。


.....うん、完全に第二王子の地位と金目当てだったの見え見え過ぎて笑えないんだけど.....


いっつも思うんだけど、仮にも聖女と呼ばれる人がそんな欲望満載でよく聖女になれるなぁって。不思議でならないんだけど。


話の中だから許されるんだと思うんだけど、実際に生きている現実の世界でそんな聖女が居たら不信感しか沸かないし、どんな性女だよ!?って思ってしまうんだけど.....。因みにその手紙を一緒に読んでた師匠は呆れを通り越して無表情になってたね。


ま、エルフの国に居る私には関係のない話だから良いと言えば良いんだけど、一応私の家がある国だし、黎明の住む山がある国でもあるからマトモな国でいて欲しいと望むばかりかな。


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