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王妃の話し
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ドラゴンが目覚めこの国に向かっていると報が入ったとき、私は大佐に願い出て戦いたいと言った。大佐はもしドラゴンとの戦いになったら、アレックス王子とシャーロット王女を連れて逃げてくれと言った。戦力が足らないから全滅するかもしれないと、ドラゴンを追い返すだけに尽力すると。
悲壮な顔をして
「血は繋がないといけない。アレックス王子とシャーロット王女は俺達の希望なんだ」と言った。
王と王弟殿下達はドラゴンを刺激せず、建物にこもり外に出ないように指示を出した。王都の近郊にある村に民家がない平原に家畜を放し、犬に追い立てさせドラゴンを惹きつけるようにと。作戦は上手くいき、家畜を数頭食べてどこかへ飛びたって行った。
ドラゴンが討伐されたと報が入り、父や師団長達が無事か知りたくて、アレックス王子とシャーロット王女と一緒に部屋でジリジリと焦がれて待っていた。王妃が部屋に入って来られ、私とララだけ別室に呼び出された。
ドラゴンを倒したのは師団長と副師団長で今は瀕死の状態でヒーラー達が手を尽くしていること。父は無事だということ。
そして、「黙っていてごめんなさい」と前置きされてから、師団長が実弟であることを告げられた。
なんで気づかなかったんだろう。美しい王妃様は師団長に面影が似ていて、アレックス王子は師団長に瓜二つなのに。
きっと、師団長の家で借りたお姉様のルームウェアがかわいい感じだったから、勝手にかわいい系の女性を想像してたから分からなかったんだ。あれ?あの服お姉様のって本当?
混乱する私達に王妃は説明して下さった。
「この国は閉鎖的でね、異国の文化を受け付けないの。だから私を好ましく思わない人も多くて他国の人と話すだけで情報を売ってるなんて噂されて。外交もできない私を王弟達は助けてくれた。そしたら今度は王弟に自国の女性を娶らせて王にしようなんて動きも出て。だから母国の話はしないようにしてたの。聞かれても誤魔化して。だから言えなくてごめんなさい。」
「それは大丈夫です。あの、王妃様は私達のことをご存知だったのですか?」
「もちろん知っていたわ。シグルドは弟でセシルは弟と一緒にいたから。シグルドからプレゼントの相談も受けたことあるわよ、17歳くらいの女性が好むものってなんですかってね。でも渡す前にあげられなくなったって言ってきた。セシルも私のアドバイスをきいてプレゼントをララに用意してたのにね。」
王妃様は師団長や副師団長の情報が入ればまた知らせるとおっしゃって退室された。
その後は師団長達の回復を願いながら、アレックス王子に剣を教えた。アレックス王子は師団長の甥というのもあって、高い魔力と剣の才能があった。メキメキと上達していく。最近は正式にシャーロット王女付きになった模擬試合の時の騎士のカイルも訓練に参加している。
師団長達が目覚めもう問題がないことを教えて頂いた。
師団長がドラゴンスレイヤーとなりドラゴンの眷属を従えたこと、王妃の実弟であると公式に王宮から発表され、王妃とアレックス王子が自国の王妃と王子で良かったと世論が動いたことがその後も次いで知らされた。
いつものようにシャーロット王女の部屋にいるとまた王妃が来室された。
「隣国で、シグルドに王が望む褒賞をきいたら、シグルドが宣誓したものの解放を願ったようなの。私も知らなかったんだけど、一部の騎士に一定の年齢まで結婚や交際をしないよう魔法契約を結ばせてたんだって。隣国では今大騒ぎよ。シグルドとセシルもそれで貴方達と誤解が生じたみたい。シグルドは特にエリザベスに愛を囁いて懐柔するように言われて、しなければ貴方を害するって脅されていたらしいの。全く女をなんだって思ってるのよ。嘘の愛を囁かれたエリザベスも可哀想よ。
ねぇ、あの子達のしたことは許せないかもしれない。でも苦しんできたことは知っていて。プレゼントを渡せなかった時、真っ白な顔であげられなくなったって言ったあの子の顔が忘れられないの」
私とララは今でも師団長達が好きだ。最初は混乱していたけど、じわじわと師団長を好きでいて良いんだと実感できて嬉しくなった。
師団長と副師団長、父が出席する舞踏会が開かれることとなった。
王妃に可能ならもう一度最初からやり直したいと伝えたところ、私には師団長の瞳の色のライトサックスブルーのドレス、金がベースのブルーダイヤモンドのピアスとネックレス、ララにはエメラルドグリーンのドレスとシルバーベースのエメラルドのピアスとネックレスが送られた。
その後の話しは恥ずかしいので割愛しておく。想いを再確認した日、夜は眠れず、翌日、王、王妃、王弟達、アレックス王子、シャーロット王女、父、師団長、副師団長と勢揃いした朝食で午後からの予定の希望を聞かれたとき、「午睡」と即答してしまった私とララは悪くない。
悲壮な顔をして
「血は繋がないといけない。アレックス王子とシャーロット王女は俺達の希望なんだ」と言った。
王と王弟殿下達はドラゴンを刺激せず、建物にこもり外に出ないように指示を出した。王都の近郊にある村に民家がない平原に家畜を放し、犬に追い立てさせドラゴンを惹きつけるようにと。作戦は上手くいき、家畜を数頭食べてどこかへ飛びたって行った。
ドラゴンが討伐されたと報が入り、父や師団長達が無事か知りたくて、アレックス王子とシャーロット王女と一緒に部屋でジリジリと焦がれて待っていた。王妃が部屋に入って来られ、私とララだけ別室に呼び出された。
ドラゴンを倒したのは師団長と副師団長で今は瀕死の状態でヒーラー達が手を尽くしていること。父は無事だということ。
そして、「黙っていてごめんなさい」と前置きされてから、師団長が実弟であることを告げられた。
なんで気づかなかったんだろう。美しい王妃様は師団長に面影が似ていて、アレックス王子は師団長に瓜二つなのに。
きっと、師団長の家で借りたお姉様のルームウェアがかわいい感じだったから、勝手にかわいい系の女性を想像してたから分からなかったんだ。あれ?あの服お姉様のって本当?
混乱する私達に王妃は説明して下さった。
「この国は閉鎖的でね、異国の文化を受け付けないの。だから私を好ましく思わない人も多くて他国の人と話すだけで情報を売ってるなんて噂されて。外交もできない私を王弟達は助けてくれた。そしたら今度は王弟に自国の女性を娶らせて王にしようなんて動きも出て。だから母国の話はしないようにしてたの。聞かれても誤魔化して。だから言えなくてごめんなさい。」
「それは大丈夫です。あの、王妃様は私達のことをご存知だったのですか?」
「もちろん知っていたわ。シグルドは弟でセシルは弟と一緒にいたから。シグルドからプレゼントの相談も受けたことあるわよ、17歳くらいの女性が好むものってなんですかってね。でも渡す前にあげられなくなったって言ってきた。セシルも私のアドバイスをきいてプレゼントをララに用意してたのにね。」
王妃様は師団長や副師団長の情報が入ればまた知らせるとおっしゃって退室された。
その後は師団長達の回復を願いながら、アレックス王子に剣を教えた。アレックス王子は師団長の甥というのもあって、高い魔力と剣の才能があった。メキメキと上達していく。最近は正式にシャーロット王女付きになった模擬試合の時の騎士のカイルも訓練に参加している。
師団長達が目覚めもう問題がないことを教えて頂いた。
師団長がドラゴンスレイヤーとなりドラゴンの眷属を従えたこと、王妃の実弟であると公式に王宮から発表され、王妃とアレックス王子が自国の王妃と王子で良かったと世論が動いたことがその後も次いで知らされた。
いつものようにシャーロット王女の部屋にいるとまた王妃が来室された。
「隣国で、シグルドに王が望む褒賞をきいたら、シグルドが宣誓したものの解放を願ったようなの。私も知らなかったんだけど、一部の騎士に一定の年齢まで結婚や交際をしないよう魔法契約を結ばせてたんだって。隣国では今大騒ぎよ。シグルドとセシルもそれで貴方達と誤解が生じたみたい。シグルドは特にエリザベスに愛を囁いて懐柔するように言われて、しなければ貴方を害するって脅されていたらしいの。全く女をなんだって思ってるのよ。嘘の愛を囁かれたエリザベスも可哀想よ。
ねぇ、あの子達のしたことは許せないかもしれない。でも苦しんできたことは知っていて。プレゼントを渡せなかった時、真っ白な顔であげられなくなったって言ったあの子の顔が忘れられないの」
私とララは今でも師団長達が好きだ。最初は混乱していたけど、じわじわと師団長を好きでいて良いんだと実感できて嬉しくなった。
師団長と副師団長、父が出席する舞踏会が開かれることとなった。
王妃に可能ならもう一度最初からやり直したいと伝えたところ、私には師団長の瞳の色のライトサックスブルーのドレス、金がベースのブルーダイヤモンドのピアスとネックレス、ララにはエメラルドグリーンのドレスとシルバーベースのエメラルドのピアスとネックレスが送られた。
その後の話しは恥ずかしいので割愛しておく。想いを再確認した日、夜は眠れず、翌日、王、王妃、王弟達、アレックス王子、シャーロット王女、父、師団長、副師団長と勢揃いした朝食で午後からの予定の希望を聞かれたとき、「午睡」と即答してしまった私とララは悪くない。
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