完結【清】ご都合主義で生きてます。-空間を切り取り、思ったものを創り出す。これで異世界は楽勝です-

ジェルミ

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第2章 始動開始

第25話 キラービー

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 私達はセロンの街に向う街道を馬車で進んでいる。
 馬車の中での会話も尽き私は窓の外をただ眺めている。

 途中、昼食になりみんなは干し肉を出して食べようとしている。
 仕方がない。
 私はストレージからテーブルを出し、鍋から暖かいスープをお皿に入れる。

「おぉ、これは?!」
 護衛の騎士や公爵が驚いている。
 まさか収納できるのは資材だけだと思っていたようだ。

「こんな使い方があるとは、思いつかなかったよ。なんと便利なものだ」
 いつ、何があっても良い様に、食料は大目に収納してある。
「みなさんも食べますか?よかったらどうぞ」
「おぉ、頂けるのか?!旅先でこのような食事ができるとは…。有難く頂こう」

 公爵の許可があり私はストレージから、人数分の皿とパンを出して配る。
 さすがに人数が多いから、持って来たスープとパンは無くなりそうだ。

 みんなでテーブルを囲み、立食で食べている時にそれは聞こえた。

〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
  〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉

「なんの音だ?」
 そこにいた人達が一斉に森の方角を向く。

〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
  〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
  〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉

 これはまるで羽音のようだわ。

「公爵様馬車の中にお戻りください」
 危険を感じたのか、護衛の騎士が叫ぶ!!

「きゃ~!!」
「なんなの!!」
 侍女達も慌てて馬車に逃げ込む。

 次第に羽音が近づき大きくなっていく。

〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
  〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
  〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
  〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
  〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
  〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
 〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉
〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉〈〈〈 ブ~ン、ブ~ン、 〉〉〉

 そして大き羽音と共に森から現れたのは、数えきれないほどの蜂の群れだった。

「キラービーだ!!キラービーがでたぞ!!」
 騎士のそんな声が聞こえる。

 私は思わず馬車の窓を開けた。
「レナさん、危険だ!!」
「少しだけ確認させてください。公爵様」

 窓を開けて見たものは辺り一面、数百、いいえ何万とも思われる全長15cmくらいの蜂の大群だった。

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