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キャラブキ王国

魔力解放

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俺とポロリは森の奥へと進んでいった。

「ファイア!」「ウォーター」「サンダーあぁー」

「さっきから、何をブツブツいってんだ?

こうやるんだょ」

「ファイアボール!」サッカーボールくらいの火の玉が大木を薙ぎ倒した。

「お前マニュアル読んでないのか?」ポロリ

「あっいや」ガッガッがー

薙ぎ倒した大木が起き上がってきた。。。

「まずい、ここはエントのテリトリーだ」ポロリ

「エント⁈」

周りにある木々たちも、動き出してきた。

「エントには火属性の魔法しか効かない、私はまだファイアボールしか使えませ~ん」ポロリ

まずい、俺の指先ライターでは。。。

「強力な魔法をつかうにはどうすればいい?」

「言葉力=魔力だ」

ファイアくファイアボール?
意味がわかったぞ。

「泣く子もだまる!大火炎祭ぃぃ!」

ぶおおおぉぉー

ポロリは度肝を抜かされていた。

周囲1キロの森が焼き尽くされた。

「お前すごいなあ!あんなの見たことないよ」

俺はそのままぶっ倒れた。

「起きたか?」

ポロリが言うには、魔力とレベルに差がありMPを
使い果たしたみたいだ。

「今のでかなり経験値ももらえたから、次は二発くらいだせると思うぞ」

無論焼け野原になったので報酬はない。。。

「今日はここで野宿しよう」ポロリ

「さっきの魔法で煤だらけだから川で水浴びしてくるよ」ポロリ

それにしても腹が減った、川に行けば魚くらいいるかなぁ。

「ぎゃー」ポロリ

「どうした?」

「レディが水浴びしてるのにのぞかないでょ」ポロリ

ポロリは雌ダヌキのようだ。。












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