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廃村の鬼人編 シーズン1
39話 鬼の面 (完)
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「京子さん、誠くんの体から。。」
悪魔を取り込んだ、誠の体から邪気が溢れていた。
木目細い霧状の邪気。
「まずいなぁ、応急処置だ」
京子は上着を脱ぎだした。サラシをほどきそのサラシを誠に巻きつける。
首にかかる十字架をあて念をこめる。
「取り敢えず応急処置だ、凛子、覚悟はしておけ、安定するかは誠次第だ」
「はい。。。」
京子と凛子に担がれて誠は禁足地を後にした。
ハイエースに戻るとジレンマが千尋の手足をしていた。
「どうしたの?誠くん?」
「誠は悪魔を取り入れた、ただ体が持つかはわからない」
千尋の隣に誠を横にした。
ジレンマ達は漁村に向かうことにした。
車中、凛子は誠に寄り添うように眠っていた。
「ジレンマ。。。八神が現れた。」
京子は運転するジレンマに伝えた。
「。。。。」
ジレンマは無言で運転を続ける。
「千尋さんの鬼、凛子ちゃんの蛇神、誠くんの悪魔、修羅くんの犬神、これだけ盛大にやらかしたら見逃すはずはないなぁと予感はしていたよ」
「そうだな」
小声で京子は頷く。
「狙いは、誠くんかい?」
「あぁ、あいつの魔物を取り込もうとして、奴に奪われるくらいならと思い誠に取り込むよういっちまった。」
京子は頭を抱えて、自分のしたことが正しかったのか迷い苦しんでいるように感じた。
「京子ちゃんも気付いていたかもしれないけど、あの悪魔は僕らの手におえなかったかもしれない、だとしたら全滅していたよ」
ジレンマはそう京子に伝えた。
ジレンマ達は漁村に戻り、平田さんに千尋の無事を伝え、誠や凛子もガクが手配した、救護班によって病院に搬送されていった。
朝日が登る頃、ジレンマは京子と修羅とハイエースでパラドックスへの帰路にたった。
悪魔を取り込んだ、誠の体から邪気が溢れていた。
木目細い霧状の邪気。
「まずいなぁ、応急処置だ」
京子は上着を脱ぎだした。サラシをほどきそのサラシを誠に巻きつける。
首にかかる十字架をあて念をこめる。
「取り敢えず応急処置だ、凛子、覚悟はしておけ、安定するかは誠次第だ」
「はい。。。」
京子と凛子に担がれて誠は禁足地を後にした。
ハイエースに戻るとジレンマが千尋の手足をしていた。
「どうしたの?誠くん?」
「誠は悪魔を取り入れた、ただ体が持つかはわからない」
千尋の隣に誠を横にした。
ジレンマ達は漁村に向かうことにした。
車中、凛子は誠に寄り添うように眠っていた。
「ジレンマ。。。八神が現れた。」
京子は運転するジレンマに伝えた。
「。。。。」
ジレンマは無言で運転を続ける。
「千尋さんの鬼、凛子ちゃんの蛇神、誠くんの悪魔、修羅くんの犬神、これだけ盛大にやらかしたら見逃すはずはないなぁと予感はしていたよ」
「そうだな」
小声で京子は頷く。
「狙いは、誠くんかい?」
「あぁ、あいつの魔物を取り込もうとして、奴に奪われるくらいならと思い誠に取り込むよういっちまった。」
京子は頭を抱えて、自分のしたことが正しかったのか迷い苦しんでいるように感じた。
「京子ちゃんも気付いていたかもしれないけど、あの悪魔は僕らの手におえなかったかもしれない、だとしたら全滅していたよ」
ジレンマはそう京子に伝えた。
ジレンマ達は漁村に戻り、平田さんに千尋の無事を伝え、誠や凛子もガクが手配した、救護班によって病院に搬送されていった。
朝日が登る頃、ジレンマは京子と修羅とハイエースでパラドックスへの帰路にたった。
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