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昴の身体が何らかの遺伝子操作をうけていることを聞いて、僕はそれがどういう事なのかたぶん本当の意味では理解してない。だって、遺伝子ってDNAとかたんぱく質とか、セントラルドグマとか……だめだ、頭痛くなってくる、僕は科学が嫌いなんだよ。うう、こんな大切な話をしてくれてるのに理解してないとかすまん、すばる。
僕はとりあえず、ビビり散らしながら昴の背中を、ぽんぽんし続ける事しかできなかった。自分の悩みがちっぽけに思えて、昴の言うところの、人を好きになったことがないという意味が僕なんかよりも、もっとずっと、苦しい辛い事が根底にあるのではと思って、要するに、頭の中パニック。
「昴……話してくれてありがとな、僕なんかに、その、お前の秘密を、人に言ったりしないから、あの、お前のつらさを、たぶん、僕は全然まだ解ってないんだけど、昴の味方だから。僕は、昴の味方でいるから、だから、えっと、僕なんかが味方でも意味ないかもしんないけど、ちょっとでも役にたつかもだし、アーーー何を言いたいか、上手く言えない、ごめん、慰めたい、お前のこと」
こんなんじゃ、何も昴の役に立ってない、慰めてやりたくても何にも慰めになってない。ごめんな、僕の時はいっぱい慰めてもらったのに。僕は、自分の無力さがこれ程情けなく思ったことがなかったってくらい、情けなくなった。
「お前、可愛そうだよ、可愛そうなんて言われたくないよな、でも可愛そうで、うぐっ、なんか、すげぇやだ」
泣く訳にはいかない、昴がないてないのに。何で僕の目に涙がたまるんだよ。
昴は、すっと、頭を少し離して僕を真っ正面からじっと見つめた。泣いちゃったから、離れたのか? またお前に気を使わせたか?
「飛羽の涙、美味しそうなんだ」
「へ」
昴は、僕に顔を近づけペロッと、僕の目尻をなめた。あ!! またこいつ、な、なめっ!! 頭の中パニックになってる上に感情までパニックになってる、僕の身体までパニックにしてパニックフィーバー起こしてる時に何してくれとんのじゃ。舐めるな。
「ちょ、ま、おま、ヒャうっ」
ペロッとまたなめられて、今度は抵抗をもがく僕の口もペロっとされた。
「ぅあ、あ、あ」
昴の舌が僕の唇を何度もなめて、これはキスなのか、食われてるのか、味を確認してるのか、え? 味感じるんだっけ? とにかくこれは何に属する行為なんだよ。キスだとしたら、下手くそか! もしくは、マニアック過ぎないか。大丈夫なのかよ、昴。
昴をどうにもできなくて、僕は、もう放棄した。好きにしたまえ。好きになめたいだけなめるがいい。それで、お前の役に立つなら。こちとら、本望じゃ。アイスクリームにでもなった気持ちでなめられてやるよ。
僕はとりあえず、ビビり散らしながら昴の背中を、ぽんぽんし続ける事しかできなかった。自分の悩みがちっぽけに思えて、昴の言うところの、人を好きになったことがないという意味が僕なんかよりも、もっとずっと、苦しい辛い事が根底にあるのではと思って、要するに、頭の中パニック。
「昴……話してくれてありがとな、僕なんかに、その、お前の秘密を、人に言ったりしないから、あの、お前のつらさを、たぶん、僕は全然まだ解ってないんだけど、昴の味方だから。僕は、昴の味方でいるから、だから、えっと、僕なんかが味方でも意味ないかもしんないけど、ちょっとでも役にたつかもだし、アーーー何を言いたいか、上手く言えない、ごめん、慰めたい、お前のこと」
こんなんじゃ、何も昴の役に立ってない、慰めてやりたくても何にも慰めになってない。ごめんな、僕の時はいっぱい慰めてもらったのに。僕は、自分の無力さがこれ程情けなく思ったことがなかったってくらい、情けなくなった。
「お前、可愛そうだよ、可愛そうなんて言われたくないよな、でも可愛そうで、うぐっ、なんか、すげぇやだ」
泣く訳にはいかない、昴がないてないのに。何で僕の目に涙がたまるんだよ。
昴は、すっと、頭を少し離して僕を真っ正面からじっと見つめた。泣いちゃったから、離れたのか? またお前に気を使わせたか?
「飛羽の涙、美味しそうなんだ」
「へ」
昴は、僕に顔を近づけペロッと、僕の目尻をなめた。あ!! またこいつ、な、なめっ!! 頭の中パニックになってる上に感情までパニックになってる、僕の身体までパニックにしてパニックフィーバー起こしてる時に何してくれとんのじゃ。舐めるな。
「ちょ、ま、おま、ヒャうっ」
ペロッとまたなめられて、今度は抵抗をもがく僕の口もペロっとされた。
「ぅあ、あ、あ」
昴の舌が僕の唇を何度もなめて、これはキスなのか、食われてるのか、味を確認してるのか、え? 味感じるんだっけ? とにかくこれは何に属する行為なんだよ。キスだとしたら、下手くそか! もしくは、マニアック過ぎないか。大丈夫なのかよ、昴。
昴をどうにもできなくて、僕は、もう放棄した。好きにしたまえ。好きになめたいだけなめるがいい。それで、お前の役に立つなら。こちとら、本望じゃ。アイスクリームにでもなった気持ちでなめられてやるよ。
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