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第一章
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夜9時ぴったりに、約束通り鉄堅からメールが届いた。遅すぎず、早すぎずの配慮に配慮を重ねた時間に、鉄堅らしくて笑ってしまう。
8時55分あたりから、ソワソワしてる鉄堅が目に浮かんで、口が勝手にニヤついた。
『こんばんは、葉月ちゃん、目は冷やした?』
『しばらく冷やしたけど、今は何ともないよ、父さんにも泣いたのばれなかっなし』
『そっか、良かった。今日は本当にありがとう、葉月ちゃんと付き合えるなんて夢みたいでまだ信じられないけど、夢でも嬉しい』
『夢じゃないし』
『うん、だね。こうやって寝る前にメールできることも嬉しい』
『勉強の邪魔にならないの?』
『ならないよ、むしろモチベーションアップで、さっき問題集二冊終わらせちゃった』
『モチベ上がって問題集……お前らしいよ』
若干引きつつ、よくやったなのスタンプを送る。律儀にありがとうと返信がくる。
あっという間に1時間以上メールをしていてびっくりした。たぶん、葉月から終わらないと延々と続くであろうやり取りに、葉月は仕方なく幕を引く。
『おやすみ鉄堅』
『おやすみ葉月ちゃん、また明日朝に』
一瞬、ほんの一瞬だけ、ハートを送ろうか迷ってやめた。流石に恋愛初心者にハートは難易度が高すぎる。送るだけで冷や汗が止まらなくなるし、柄でもない。
「む、無理~~っ、ダメダメ絶対に無理過ぎる」
鉄堅にハートとか、恥ずかしくて悶え死ねる。葉月は、1人でバタバタと暴れ、ゼイゼイと息をはいた。無駄に疲れた。
人を好きになると、どうも今までの1人自由なスタンスでは居られないようだ。柄でもない事をしてみようとしたり、考えたり。
因にだが、明日お弁当を作ってやったら喜ぶかな……なんて。どうせ、自分と父さんの分も作るし、1つくらい増えても別に構わないし。
(あいつ、食が細そうだし、もうちょい食べた方が、あ、でもおばさんが作ってるのかな?おばさん料理上手いもんな。俺の作る弁当なんか、別に食べたくないか)
ちょっと、内心がっかりしつつ、葉月は、ごろんと寝返りをうった。まぁ、でも、何処かへ出掛けた時とかに、軽い弁当もって……数日前に沼田がデートで、公園に行けと揶揄されていたが、ちょっと、遠い大きめの公園にいってのんびりも悪くないのではなんて思ってみたり。
「そういやあいつ、普段どんなことして遊んでるんだろ?スマホゲーム? やってなさそう、本とか読んでるのはみたことあるけど、もしかしてずっと本読んでるのかな」
後なんだろ、ジグソーパズルとか黙々とやってそうなイメージ。小学生の頃は俺の後についてきて、玉拾いとか、片付けとか、点数係とか、縄跳び回す係とか……やば、あいつ、やらされてばかりいる。
だめだ、過去は切りはなそう。
「はぁ、ほんと、何であいつ俺の事なんか好きなんだ……謎過ぎる」
好きになる要素が無さすぎて、情けなくなる。もっと俺より優しいヤツ山程いるし、可愛い子だっていっぱいいるし、勉強できるやつも沢山いるし、運動できるやつもいくらでもいるのに。比べたら、きりないくらい。
(でも、あいつは、俺を好きなんだ)
なら、それでいい。これから大切にして、過去を忘れるくらい大切にしよう。うん。そうしよう。
やっぱり、明日は小さめの弁当を作ろうと思う葉月だった。
◆◇◆
次の日の朝、迎えに来た鉄堅に、葉月は小さな包みを渡した。
「これ……良かったら食って」
「え? え? 貰って良いの? ありがとう、も、もしかして、お弁当を作ってくれたの? 凄くいい匂いするんだけど」
「あ、うん、お前んちのおばさんみたいに上手くないけど」
鉄堅は、葉月から渡された包みを両手に持ってしばし固まっている。どういう反応か、解らず葉月は鉄堅の顔を覗き込んだ。
「やっぱ、要らなかった?」
「まって、めちゃくちゃ嬉しくて……こんな、こんな朝からこんなことが有っても良いんだろうか、贅沢過ぎて怖くなる」
「んな、大袈裟な、たかが弁当くらいで」
「たかがって!? 葉月ちゃんの手作り弁当だよ!! 葉月ちゃんが、作ったものだよ、たかがじゃないよ、アッ」
「な、なに? どした」
「もしかして……葉月ちゃんと同じものが入ってるの?」
「は? そりゃ、まぁ、そうだよ」
「感動でちょっと泣きそう」
「……父さんのも同じだが」
「お父さんとも!! はぁ、なんて凄い弁当なんだ、心して食べるよ、本当は食べないで飾りたいけど、あ、でも真空パックとかに閉じ込めたら保管できるか、いやしかし、食べたいし、どうしよう」
「……」
喜ぶかなー? くらいに思ってたが、ここまで喜ばれるとは思っていなかった。真空パックは若干引く。
「もぅ、良いから食えよ、また欲しけりゃいつでも作るし」
「!?」
鉄堅が目を見開いて、驚く。
「誕生日でもないのに、そんな、贅沢な……そんな」
「残り物だよ、食わないなら作らない」
「食べるっ、食べるよ、今すぐにも食べたい」
「いや、今はちょっと、ほら、もう、学校行こうぜ」
「うん、ありがとう葉月ちゃん、お昼がこんなに楽しみなことない」
全く大袈裟なと、思いつつも、そこまで喜んでくれれば嬉しい。というか、鉄堅は今まで俺から与えられたものは暴言と拒絶しかないもんな……バレンタインデーにチョコを貰っても返したこと無いし、誕生日も同様。
俺から鉄堅にあげたものがない。これは、少しまずいような気がする。いや、少し処じゃないな、かなりまずい。
そう言えば鉄堅の誕生日、6月25日だわ。今年は誕生日プレゼントを用意しないと。
ちろっと、横を見ると、鉄堅は、葉月からもらった包みを大切に抱きかかえながら歩いている。
時折、包みをみて、微笑み、包みの中に金塊でも入ってるのかと思うくらい大切そうに抱いてる。
(鉄堅何か欲しいものあるのかな……バイトでもするかな)
クラスメートの斎藤がそういや、駅前のロイでバイトするって言ってたっけ。俺もやらせてもらえないか聞いてみるか。でも、鉄堅にばれないようにしたいし。
「なぁ、お前って塾、何曜日に行ってるっけ?」
「月水金だよ、その日は帰り一緒に帰れないけど……葉月ちゃん帰り道くれぐれも気をつけてね」
「あぁ、うん、月水金ね、了解」
週3なら、そこそこ稼げそう。父さんに相談してから決めよう。
問題は、鉄堅がもらって嬉しいものの見当がつかないことだ。流石に参考書を渡すのは色気無さすぎだよな。うーんと、考え込んでる間に、駅についてしまって、名残惜しそうに、鉄堅が反対側のホームへと去っていった。
8時55分あたりから、ソワソワしてる鉄堅が目に浮かんで、口が勝手にニヤついた。
『こんばんは、葉月ちゃん、目は冷やした?』
『しばらく冷やしたけど、今は何ともないよ、父さんにも泣いたのばれなかっなし』
『そっか、良かった。今日は本当にありがとう、葉月ちゃんと付き合えるなんて夢みたいでまだ信じられないけど、夢でも嬉しい』
『夢じゃないし』
『うん、だね。こうやって寝る前にメールできることも嬉しい』
『勉強の邪魔にならないの?』
『ならないよ、むしろモチベーションアップで、さっき問題集二冊終わらせちゃった』
『モチベ上がって問題集……お前らしいよ』
若干引きつつ、よくやったなのスタンプを送る。律儀にありがとうと返信がくる。
あっという間に1時間以上メールをしていてびっくりした。たぶん、葉月から終わらないと延々と続くであろうやり取りに、葉月は仕方なく幕を引く。
『おやすみ鉄堅』
『おやすみ葉月ちゃん、また明日朝に』
一瞬、ほんの一瞬だけ、ハートを送ろうか迷ってやめた。流石に恋愛初心者にハートは難易度が高すぎる。送るだけで冷や汗が止まらなくなるし、柄でもない。
「む、無理~~っ、ダメダメ絶対に無理過ぎる」
鉄堅にハートとか、恥ずかしくて悶え死ねる。葉月は、1人でバタバタと暴れ、ゼイゼイと息をはいた。無駄に疲れた。
人を好きになると、どうも今までの1人自由なスタンスでは居られないようだ。柄でもない事をしてみようとしたり、考えたり。
因にだが、明日お弁当を作ってやったら喜ぶかな……なんて。どうせ、自分と父さんの分も作るし、1つくらい増えても別に構わないし。
(あいつ、食が細そうだし、もうちょい食べた方が、あ、でもおばさんが作ってるのかな?おばさん料理上手いもんな。俺の作る弁当なんか、別に食べたくないか)
ちょっと、内心がっかりしつつ、葉月は、ごろんと寝返りをうった。まぁ、でも、何処かへ出掛けた時とかに、軽い弁当もって……数日前に沼田がデートで、公園に行けと揶揄されていたが、ちょっと、遠い大きめの公園にいってのんびりも悪くないのではなんて思ってみたり。
「そういやあいつ、普段どんなことして遊んでるんだろ?スマホゲーム? やってなさそう、本とか読んでるのはみたことあるけど、もしかしてずっと本読んでるのかな」
後なんだろ、ジグソーパズルとか黙々とやってそうなイメージ。小学生の頃は俺の後についてきて、玉拾いとか、片付けとか、点数係とか、縄跳び回す係とか……やば、あいつ、やらされてばかりいる。
だめだ、過去は切りはなそう。
「はぁ、ほんと、何であいつ俺の事なんか好きなんだ……謎過ぎる」
好きになる要素が無さすぎて、情けなくなる。もっと俺より優しいヤツ山程いるし、可愛い子だっていっぱいいるし、勉強できるやつも沢山いるし、運動できるやつもいくらでもいるのに。比べたら、きりないくらい。
(でも、あいつは、俺を好きなんだ)
なら、それでいい。これから大切にして、過去を忘れるくらい大切にしよう。うん。そうしよう。
やっぱり、明日は小さめの弁当を作ろうと思う葉月だった。
◆◇◆
次の日の朝、迎えに来た鉄堅に、葉月は小さな包みを渡した。
「これ……良かったら食って」
「え? え? 貰って良いの? ありがとう、も、もしかして、お弁当を作ってくれたの? 凄くいい匂いするんだけど」
「あ、うん、お前んちのおばさんみたいに上手くないけど」
鉄堅は、葉月から渡された包みを両手に持ってしばし固まっている。どういう反応か、解らず葉月は鉄堅の顔を覗き込んだ。
「やっぱ、要らなかった?」
「まって、めちゃくちゃ嬉しくて……こんな、こんな朝からこんなことが有っても良いんだろうか、贅沢過ぎて怖くなる」
「んな、大袈裟な、たかが弁当くらいで」
「たかがって!? 葉月ちゃんの手作り弁当だよ!! 葉月ちゃんが、作ったものだよ、たかがじゃないよ、アッ」
「な、なに? どした」
「もしかして……葉月ちゃんと同じものが入ってるの?」
「は? そりゃ、まぁ、そうだよ」
「感動でちょっと泣きそう」
「……父さんのも同じだが」
「お父さんとも!! はぁ、なんて凄い弁当なんだ、心して食べるよ、本当は食べないで飾りたいけど、あ、でも真空パックとかに閉じ込めたら保管できるか、いやしかし、食べたいし、どうしよう」
「……」
喜ぶかなー? くらいに思ってたが、ここまで喜ばれるとは思っていなかった。真空パックは若干引く。
「もぅ、良いから食えよ、また欲しけりゃいつでも作るし」
「!?」
鉄堅が目を見開いて、驚く。
「誕生日でもないのに、そんな、贅沢な……そんな」
「残り物だよ、食わないなら作らない」
「食べるっ、食べるよ、今すぐにも食べたい」
「いや、今はちょっと、ほら、もう、学校行こうぜ」
「うん、ありがとう葉月ちゃん、お昼がこんなに楽しみなことない」
全く大袈裟なと、思いつつも、そこまで喜んでくれれば嬉しい。というか、鉄堅は今まで俺から与えられたものは暴言と拒絶しかないもんな……バレンタインデーにチョコを貰っても返したこと無いし、誕生日も同様。
俺から鉄堅にあげたものがない。これは、少しまずいような気がする。いや、少し処じゃないな、かなりまずい。
そう言えば鉄堅の誕生日、6月25日だわ。今年は誕生日プレゼントを用意しないと。
ちろっと、横を見ると、鉄堅は、葉月からもらった包みを大切に抱きかかえながら歩いている。
時折、包みをみて、微笑み、包みの中に金塊でも入ってるのかと思うくらい大切そうに抱いてる。
(鉄堅何か欲しいものあるのかな……バイトでもするかな)
クラスメートの斎藤がそういや、駅前のロイでバイトするって言ってたっけ。俺もやらせてもらえないか聞いてみるか。でも、鉄堅にばれないようにしたいし。
「なぁ、お前って塾、何曜日に行ってるっけ?」
「月水金だよ、その日は帰り一緒に帰れないけど……葉月ちゃん帰り道くれぐれも気をつけてね」
「あぁ、うん、月水金ね、了解」
週3なら、そこそこ稼げそう。父さんに相談してから決めよう。
問題は、鉄堅がもらって嬉しいものの見当がつかないことだ。流石に参考書を渡すのは色気無さすぎだよな。うーんと、考え込んでる間に、駅についてしまって、名残惜しそうに、鉄堅が反対側のホームへと去っていった。
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