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専属護衛騎士になる夢。
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俺は、エルの寮の部屋を出た後、
帰宅して自分の部屋で一人で考えていた。
そうか。
俺はエルのことが好きだったのか。
いや、ずっと相棒として親友として好きだとは思っていたが、
そんな身体に異変がでるような好きがあるとは思わなかった。
今日、最後に見たエルが泣いていたことを思い出し、
心が痛む。
そうか、これが恋の痛みなのか。
俺は理解した。
というより、腑に落ちた。
エルの近くにクラスのヤツらがいるときに
わいてでてきた黒い気持ちも
嫉妬で独占欲。
そうだ、俺はエルを独り占めしたかったんだ。
なにが闇魔法だ。
全部自分の欲望じゃないか。
今までの自分の愚かさにうっかり笑ってしまう。
しかもそれをエルに相談するとか。
さぞかしエルも俺を滑稽に思ったことだろう。
しかし、今までエルは俺に何も言わなかった。
さっきエルは俺のことが好きだと言った。
しかし、今までエルは俺に何も言わなかった。
エルは王太子だ。
王族だ。
王族ならば世継ぎが必要だから、
俺と伴侶になることはできない。
だから俺とエルは想いを通わせることはできない。
だからエルは俺のエルへの気持ちに気付いていても黙っていたのだろう。
ならば俺もエルへの好きだという気持ちは封印しよう。
しかしせめてエルの近くにいたい。
エルの近くにいさせてほしい。
これまでの夢通り、王太子殿下の専属護衛騎士になろう。
そしてエルを守らせてほしい。
隣で一緒に戦うことはできないけど、
せめて近くに。
次の日、
俺は学院で顔を合わせたエルに言った。
「俺は今まで通り、王太子殿下の専属護衛騎士を目指す。
いや絶対に王太子殿下の専属護衛騎士になる。
きっとすぐには難しいだろう。
何年もかかるかもしれない。
それでも・・・待っていてくれるか?」
するとエルは安心したような泣きそうな笑顔で、
「うん。待ってる。」
と言った。
-------------------------------------------
ここまでお読みくださり、ありがとうございます!
おい、ラルフくん、エルはそんなこと言ってたか!?よく思い出せ!
次回から騎士団のお話になります。
クライマックス間近です!残りあと三話!
帰宅して自分の部屋で一人で考えていた。
そうか。
俺はエルのことが好きだったのか。
いや、ずっと相棒として親友として好きだとは思っていたが、
そんな身体に異変がでるような好きがあるとは思わなかった。
今日、最後に見たエルが泣いていたことを思い出し、
心が痛む。
そうか、これが恋の痛みなのか。
俺は理解した。
というより、腑に落ちた。
エルの近くにクラスのヤツらがいるときに
わいてでてきた黒い気持ちも
嫉妬で独占欲。
そうだ、俺はエルを独り占めしたかったんだ。
なにが闇魔法だ。
全部自分の欲望じゃないか。
今までの自分の愚かさにうっかり笑ってしまう。
しかもそれをエルに相談するとか。
さぞかしエルも俺を滑稽に思ったことだろう。
しかし、今までエルは俺に何も言わなかった。
さっきエルは俺のことが好きだと言った。
しかし、今までエルは俺に何も言わなかった。
エルは王太子だ。
王族だ。
王族ならば世継ぎが必要だから、
俺と伴侶になることはできない。
だから俺とエルは想いを通わせることはできない。
だからエルは俺のエルへの気持ちに気付いていても黙っていたのだろう。
ならば俺もエルへの好きだという気持ちは封印しよう。
しかしせめてエルの近くにいたい。
エルの近くにいさせてほしい。
これまでの夢通り、王太子殿下の専属護衛騎士になろう。
そしてエルを守らせてほしい。
隣で一緒に戦うことはできないけど、
せめて近くに。
次の日、
俺は学院で顔を合わせたエルに言った。
「俺は今まで通り、王太子殿下の専属護衛騎士を目指す。
いや絶対に王太子殿下の専属護衛騎士になる。
きっとすぐには難しいだろう。
何年もかかるかもしれない。
それでも・・・待っていてくれるか?」
するとエルは安心したような泣きそうな笑顔で、
「うん。待ってる。」
と言った。
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ここまでお読みくださり、ありがとうございます!
おい、ラルフくん、エルはそんなこと言ってたか!?よく思い出せ!
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