悪役王女に転生しました。でも、パパは何故か私を溺愛してきます。

下菊みこと

文字の大きさ
44 / 46

冬の合宿三日目

しおりを挟む
御機嫌よう、ジェンティーレ・プリンチペッサ・アポカリッセです。今日は雪合戦を楽しみます。

「さあ、雪合戦の開始だぜ!」

「皆様防寒着は着ていますわね。風邪と怪我には気をつけてくださいね」

「よし、行きますわよ!えい!」

「あっぶな!えい!」

「それっ!」

「不意打ちとはなかなかやるな、そらっ!」

「わ、私だってこのくらい避けられます!えい!」

「ティ、ティーレ様、お覚悟です!」

「ティーレ、行きますよ!」

「わあ!二連撃は狡いよ!」

雪合戦の公式ルールもなにも知らないのでお互いビシバシ当て合いまくります。

「そら!食らえ!」

「きゃあ!」

「す、隙あり!」

「うふふ。甘いですわよ!」

「わあ!やったな!」

「えいや!」

「はは、ビビ、甘いぞ!そら!」

「きゃあ!」

「うふふ。隙ありですわよ!」

「リトー、食らえー!」

「あはは!ティーレ、相討ちですよ!」

きゃっきゃうふふと雪玉を当て合うこと数時間。疲れたのもあってお昼休憩です。

「いやぁ、童心に帰って遊べたな!」

「そうですわね」

「ヴィド、貴方何気に強いですわね」

「命中精度は高くない方だと思うけど」

「冗談でしょう?」

「リト強いねー」

「ティーレこそ」

「ビビ、顔を狙うのはやめてくれ」

「えへへ。ごめんごめん」

「ネスト、貴方さすが騎士科ですわね…悔しいですわ」

「ふふん、ミミも頑張ってる方じゃん」

お昼休憩が終わるとまた雪合戦です。

「ヴィド!こっちこっち」

「え?うわ!」

「後ろががら空きですわ!」

「ブルローネ先生!」

「なんだ?その手には乗らない…わ!」

「残念!上からでした!」

「くそぅ…俺たちもやるぞ!」

「おー!」

「それ!」

「きゃあ!」

「リト!」

「ティーレ!その手には乗りません!それ!」

「アル!隙だらけだよ!」

「おっと、攻撃に専念し過ぎた!」

こうして数時間楽しみ、別荘に帰ります。

「ああ、楽しかったなぁ」

「ふふ、なかなか楽しめましたね」

「割と熱中してしまいましたわね」

「こんなに体を動かして、明日の雪祭りに支障が出ないといいな」

「雪祭りって雪像を楽しむんでしょ?どんなのがあるんだろう」

「そりゃあ王族の雪像とか、マスコットキャラクターとか?」

「その辺りが無難ですわね」

「じゃあアルの雪像もあるんでしょうか?」

「今年からはビビのもあると思うぞ。俺の婚約者だからな」

「あら、それは楽しみですわね」

「えっ…ええ!?」

雪合戦を楽しめてよかったです。明日の雪祭りも楽しみです!
しおりを挟む
感想 45

あなたにおすすめの小説

【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました

ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。 名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。 ええ。私は今非常に困惑しております。 私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。 ...あの腹黒が現れるまでは。 『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。 個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。

異世界に落ちて、溺愛されました。

恋愛
満月の月明かりの中、自宅への帰り道に、穴に落ちた私。 落ちた先は異世界。そこで、私を番と話す人に溺愛されました。

前世で孵した竜の卵~幼竜が竜王になって迎えに来ました~

高遠すばる
恋愛
エリナには前世の記憶がある。 先代竜王の「仮の伴侶」であり、人間貴族であった「エリスティナ」の記憶。 先代竜王に真の番が現れてからは虐げられる日々、その末に追放され、非業の死を遂げたエリスティナ。 普通の平民に生まれ変わったエリスティナ、改めエリナは強く心に決めている。 「もう二度と、竜種とかかわらないで生きていこう!」 たったひとつ、心残りは前世で捨てられていた卵から孵ったはちみつ色の髪をした竜種の雛のこと。クリスと名付け、かわいがっていたその少年のことだけが忘れられない。 そんなある日、エリナのもとへ、今代竜王の遣いがやってくる。 はちみつ色の髪をした竜王曰く。 「あなたが、僕の運命の番だからです。エリナ。愛しいひと」 番なんてもうこりごり、そんなエリナとエリナを一身に愛する竜王のラブロマンス・ファンタジー!

魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】

iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。 小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。 両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。 両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。 しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。 魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。 自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。 一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。 初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。 恋人になりたいが、年上で雇い主。 もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。 そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。 そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。 レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか? 両片思いのすれ違いのお話です。

異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?

すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。 一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。 「俺とデートしない?」 「僕と一緒にいようよ。」 「俺だけがお前を守れる。」 (なんでそんなことを私にばっかり言うの!?) そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。 「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」 「・・・・へ!?」 『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!? ※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。 ※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。 ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。

じゃない方の私が何故かヤンデレ騎士団長に囚われたのですが

カレイ
恋愛
 天使な妹。それに纏わりつく金魚のフンがこの私。  両親も妹にしか関心がなく兄からも無視される毎日だけれど、私は別に自分を慕ってくれる妹がいればそれで良かった。  でもある時、私に嫉妬する兄や婚約者に嵌められて、婚約破棄された上、実家を追い出されてしまう。しかしそのことを聞きつけた騎士団長が何故か私の前に現れた。 「ずっと好きでした、もう我慢しません!あぁ、貴方の匂いだけで私は……」  そうして、何故か最強騎士団長に囚われました。

小説主人公の悪役令嬢の姉に転生しました〜モブのはずが第一王子に一途に愛されています〜

みかん桜
恋愛
第一王子と妹が並んでいる姿を見て前世を思い出したリリーナ。 ここは、乙女ゲームが舞台の小説の世界だった。 悪役令嬢が主役で、破滅を回避して幸せを掴む——そんな物語。 私はその主人公の姉。しかもゲームの妹が、悪役令嬢になった原因の1つが姉である私だったはず。 とはいえ私はただのモブ。 この世界のルールから逸脱せず、無難に生きていこうと決意したのに……なぜか第一王子に執着されている。 ……そういえば、元々『姉の婚約者を奪った』って設定だったような……? ※2025年5月に副題を追加しました。

我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。

たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。 しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。 そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。 ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。 というか、甘やかされてません? これって、どういうことでしょう? ※後日談は激甘です。  激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。 ※小説家になろう様にも公開させて頂いております。  ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。  タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~

処理中です...