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君尋さんは心配性
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「君尋さん…?」
君尋さんは私の方を向くと、私の両肩をがっしりと両手で掴みます。
「姫乃、お前、それ、大丈夫か?変な奴に騙されてたりしないか?誰に誘われた?相手は信頼できる人か?」
「えっ」
「そもそも、相手方は姫乃に婚約者がいるのは知っているのか?知っててちょっかいかけてきたのか?」
「あの、君尋さん…」
「どうなんだ?姫乃」
「えっと…あー。私にお見合いで出来た婚約者がいるのを知って、ある程度男を見ておかないと君尋さんを見極められないからって誘ってくれて…会社の先輩なんですけど。で、上司が婚約者に失礼かもってお断りさせてくれて…」
「…断ったのか?」
「え?はい」
「君、恋愛結婚がしたいって言ってなかったか?」
「はい。だから君尋さんと婚約するときに契約しましたよね?」
「…。姫乃は素直過ぎる…」
「え?」
「俺に黙って合コンに行って、男を作って駆け落ちだってできるだろうに…」
「そんなことできません!君尋さんはこんなに私達のことを真剣に考えていてくれるのに…!」
「…はは。そうだな。姫乃」
「はい」
「好きだ」
「私も君尋さんが大好きです」
「そうか。うん。合コンの件、報告ありがとな」
「はい、君尋さん」
「あー…今日はなんか、そういう気分だから、えっちはなしで二人でいちゃいちゃして寝ないか?」
「え?いいんですか?」
「俺がそうしたい気分なんだ」
「じゃあ、ぜひ!」
そうして私達は、一緒にお風呂に入って、君尋さんの部屋のベッドで君尋さんの腕枕で眠りました。ベッドの中でくすぐり合いっこしたり、色々なお話をしたりして楽しかったです。
君尋さんの好きな食べ物や、好きな飲み物、好きな花や好きな物、逆に嫌いな食べ物や嫌いな飲み物、嫌いな物の話をしました。君尋さんは意外にも牛丼がお好きだそうです。嫌いな食べ物はピーマンだとか。飲み物はお茶とコーヒーがお好きで、ココアが苦手だとか。好きな花はしだれ藤。家紋だそうです。好きなものはホラー映画。嫌いな物は悪い意味でぞわぞわするもの…例えばゴキブリとかだそうです。
もちろん私の話もしました。私の好きな食べ物はシイタケの煮付け。嫌いな食べ物は味付けが濃すぎるもの。好きな飲み物はお茶とココア。苦手な飲み物はコーヒー。好きな花は百合の花。家紋です。好きなものは動物系の映画、嫌いな物は可哀想なお話…人魚姫とか、です。
「俺はコーヒーが好きだが、姫乃は苦手か」
「逆に私はココアが好きですけれど、君尋さんは苦手なんですね」
「でもお茶好きなのは一緒だな」
「紅茶と緑茶、どっちもいけます?私は両方とも好きですけれど」
「俺も両方いけるぜ?」
「そうなんですね、よかった」
こうして楽しく夜は更けていきました。
君尋さんは私の方を向くと、私の両肩をがっしりと両手で掴みます。
「姫乃、お前、それ、大丈夫か?変な奴に騙されてたりしないか?誰に誘われた?相手は信頼できる人か?」
「えっ」
「そもそも、相手方は姫乃に婚約者がいるのは知っているのか?知っててちょっかいかけてきたのか?」
「あの、君尋さん…」
「どうなんだ?姫乃」
「えっと…あー。私にお見合いで出来た婚約者がいるのを知って、ある程度男を見ておかないと君尋さんを見極められないからって誘ってくれて…会社の先輩なんですけど。で、上司が婚約者に失礼かもってお断りさせてくれて…」
「…断ったのか?」
「え?はい」
「君、恋愛結婚がしたいって言ってなかったか?」
「はい。だから君尋さんと婚約するときに契約しましたよね?」
「…。姫乃は素直過ぎる…」
「え?」
「俺に黙って合コンに行って、男を作って駆け落ちだってできるだろうに…」
「そんなことできません!君尋さんはこんなに私達のことを真剣に考えていてくれるのに…!」
「…はは。そうだな。姫乃」
「はい」
「好きだ」
「私も君尋さんが大好きです」
「そうか。うん。合コンの件、報告ありがとな」
「はい、君尋さん」
「あー…今日はなんか、そういう気分だから、えっちはなしで二人でいちゃいちゃして寝ないか?」
「え?いいんですか?」
「俺がそうしたい気分なんだ」
「じゃあ、ぜひ!」
そうして私達は、一緒にお風呂に入って、君尋さんの部屋のベッドで君尋さんの腕枕で眠りました。ベッドの中でくすぐり合いっこしたり、色々なお話をしたりして楽しかったです。
君尋さんの好きな食べ物や、好きな飲み物、好きな花や好きな物、逆に嫌いな食べ物や嫌いな飲み物、嫌いな物の話をしました。君尋さんは意外にも牛丼がお好きだそうです。嫌いな食べ物はピーマンだとか。飲み物はお茶とコーヒーがお好きで、ココアが苦手だとか。好きな花はしだれ藤。家紋だそうです。好きなものはホラー映画。嫌いな物は悪い意味でぞわぞわするもの…例えばゴキブリとかだそうです。
もちろん私の話もしました。私の好きな食べ物はシイタケの煮付け。嫌いな食べ物は味付けが濃すぎるもの。好きな飲み物はお茶とココア。苦手な飲み物はコーヒー。好きな花は百合の花。家紋です。好きなものは動物系の映画、嫌いな物は可哀想なお話…人魚姫とか、です。
「俺はコーヒーが好きだが、姫乃は苦手か」
「逆に私はココアが好きですけれど、君尋さんは苦手なんですね」
「でもお茶好きなのは一緒だな」
「紅茶と緑茶、どっちもいけます?私は両方とも好きですけれど」
「俺も両方いけるぜ?」
「そうなんですね、よかった」
こうして楽しく夜は更けていきました。
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