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妹を可愛がりすぎた男の顛末
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俺には婚約者がいた。
美しい女だった。
俺には妹がいた。
可愛い子だった。
「妹は病弱だった。そんな妹を俺は溺愛していた」
目に入れても痛くないほど愛した妹。
彼女は毎日のように高熱を出す。
だから、婚約者になど構っている暇はなかった。
「贈り物もしなかった、デートもしなかった。婚約者にとって俺は、存在しないもの同然だっただろう」
しかしそんな愛情たっぷりに育てた妹は、ある日唐突に死んでしまった。
葬儀が終わり、墓に埋め、そこでやっと妹の死を認められた。
泣いた、叫んだ、拒絶した、だが現実は何も変わらない。
「そこで意気消沈してしまった俺に寄り添ってくれたのは、他でもない婚約者だった」
俺が立ち直るまでそばに居て、時に励まし時に慰め時に叱責してくれた婚約者。
妹の死から立ち直った頃には、彼女が俺の生き甲斐となっていた。
けれどそんな彼女は、俺が立ち直ると婚約の白紙撤回を求めてきた。
他に、大切にしてくれる人を見つけたのだとか。
ここにきてようやっと、婚約者の信頼をとうに失っていたことに気づいた愚かな俺。
「俺は婚約の白紙撤回を受け入れた。受け入れざるを得なかった」
そしてひとりぼっちになった俺は、生涯妻も恋人も作らず優秀な親戚の子供を養子にして後継にして、領地領民を守りつつ寂しい人生を送ったのだ。
というのが、婚約者の部屋で偶然にも発見してしまった彼女の今の「愛読書」。
やばいやばいやばいやばい。
僕も妹がいて、その子は病弱で、その子を溺愛していた。
まさか捨てられる!?
いやだ、僕は婚約者を愛しているんだ、そんな別れはしたくない!!!
「お待たせしました、アシル様!せっかくお忙しい中来てくださったのにお待たせしてしまって本当に申し訳ありません…あの、アシル様?どうしました?顔色が…なんだか、すごく青白いです…もしかして体調が悪いのですか!?とりあえずお休みに…!!!」
「すまない、ヨランド!僕を捨てないでくれ!!!」
「は、はい!?捨てませんけど…え、急にどうしたんですか!?」
「だって君、この本を最近よく読んでるじゃないか!それってそういうことだろう!?」
「あ、え、待ってる間に読んじゃったんですか!?いやあの、これは…誤解です!!!」
彼女はとりあえず落ち着けと僕を椅子に座らせる。
そして紅茶を用意してくれた。
「まずは一旦、お互いお茶を飲んで落ち着きましょう」
「そ、そうだな」
喉を紅茶で潤す。
少し、落ち着いた。
「それで…この件だが」
「ええ、まず率直に申し上げます」
「あ、ああ…」
ごくりと生唾を飲む。
しかし婚約者は優しい声で、こう言った。
「私は…アシル様を心から愛しております。だから、婚約の白紙撤回などあり得ません」
「え…?」
「だって、アシル様は確かに妹君に甘すぎるところはありますが常識の範囲ですし、私に贈り物もまめにくださいますし、デートだって皆勤賞ではありませんか」
「あ、それは…」
「アシル様がこんなにも私のことを大切にしてくださるのです、私がそんなアシル様を愛さないはずがございません」
そんな嬉しいことを言われて、思わず頬が熱くなる。
「そ、そうか…」
「は、はい…」
「その、僕も、君の気遣い上手なところとか、優しいところとか、おっとりしているところとか…愛してるよ」
「あ、ありがとうございます…」
「でもその、じゃあこの本は…?」
ヨランドは気まずそうに目を逸らして、言った。
「その、私のお節介なお友達が…これを読んで目を覚ませと、その愛情は幻だと…押し付けてきて…一応読んでみたんですけど…」
「…っ!」
なんて余計なことをしてくれる、お友達とやら!
「読めば読むほど、この本の主人公の男と比較してどれだけアシル様が素晴らしいか再確認できて…」
「え」
「だってまめに贈り物をくださいますし、まめにデートしてくださいますし、デートには皆勤賞ですし、こんなふざけたシスコン野郎を見せつけられるとどれほど私が婚約者に恵まれているのか嫌でも自覚してしまいます…」
「………そ、そうか」
「こんな私を、お嫌いになりますか?」
彼女の言葉に大きく首を横に振る。
「そんなことはない。むしろ嫌われていないと知って安心した」
「アシル様を嫌いになることなど、あり得ません!」
「ありがとう、だが嫌なことがあれば都度教えてくれると嬉しい。嫌いになられる前に」
「もちろんです!アシル様も、何か不満があれば仰ってくださいね」
「わかった。お互い、約束だ」
指切りを交わす。
子供のするような約束に、二人で思わず笑う。
「幼い頃を思い出すな」
「はい、あの頃はよくこうして何気ない約束を交わしていましたね」
「懐かしいな」
「そうですね」
幼い頃、約束した。
必ず彼女を世界一の幸せなお嫁さんにすると。
そして彼女も約束した。
僕を世界一幸せなお婿さんにすると。
「ヨランド…愛してるよ」
「アシル様…私も、愛しています」
こうして僕たちは無事に、仲直り…?した。
「ちなみにヨランド、君にこの本を送りつけてきたお友達とやらはどこの誰だい?」
「え、あ、私の幼馴染のルーチェですけど…」
「よーし、余計なお世話だと釘を刺してこよう!」
「あ、私も行きます。ルーチェのおかげでアシル様の素晴らしさがよく分かったとお礼を言いに」
「…僕が釘を刺すより、そちらの方がよほど効きそうだ。じゃあ行こうか」
ヨランドに手を差し伸べると、柔らかな手が僕の手に重ねられる。
「行きましょう、アシル様」
「うん」
こうして僕たちは、ヨランドの幼馴染であるルーチェ嬢に二人で私達は愛し合っていますよとアピールしに行った。
結果ルーチェ嬢は僕に敗北を認めて、ヨランドを幸せにしてくれと懇願するに至った。
こうして僕たちはお互いの愛を再確認して、雨降って地固まるということで前よりもラブラブになった。
「お兄様、よかったですね!お義姉様とラブラブなのを再確認できて!」
「そうだね、クロエ。彼女の気持ちを聞けたのはよかったよ」
「お兄様もお義姉様もお互いにゾッコンなのに、お互いに気付いてなさそうだったから心配していたの!そのルーチェ様には感謝ね」
「そうだねぇ…あまり余計なことはされたくないけれど…まあ、今回は余計なお世話を焼いてもらえて良かったかな」
「ふふ、兄様は本当にお義姉様が大事なのね」
くすくすと笑う妹に、手を挙げて降参のポーズを取る。
「あまりからかわないでくれ。照れる」
「だってこんなお兄様、なかなか見られないもの」
「見せないようにしてるんだよ、兄として格好つけさせてくれ」
「お兄様ったら」
ご機嫌に笑う妹は、前より大分丈夫になった。
それというのもヨランドが妹を心配して健康食品を贈ってくれたり、体力が落ちるばかりの妹を散歩に誘ったりして支えてくれたおかげだ。
「最近、体の調子がいいの。全部、お義姉様のおかげね」
「そうだね」
「私、お義姉様と出会えて良かったわ。じゃなかったら一生ベッドの上だった」
「…すまない」
「お兄様は何も悪くないわ。お義姉様の方が私の病気へのアプローチが上手かっただけ」
そう言ってくれる妹に、内心ホッとする。
そして、改めてヨランドへの想いを強くした。
「本当に…全部、ヨランドのおかげだな」
「そうね、私たち兄妹は一生お義姉様に頭が上がらないわ」
「そうだな…」
一生、ヨランドを世界一大事にしよう。
改めて心の中で、そう誓った。
「そんなお兄様とお義姉様に、ヤキモチを焼いてるなんて言えないわね」
お兄様が部屋を出て行ってから、一人呟く。
本当は、私も『あの本』の妹みたいにわがままを言ってお兄様を独占したかった。
でも会うたび会うたび心から心配してくれて、私のために尽くしてくれるお義姉様を見たらとてもそんなことはできなかった。
「あーあ、私って本当に中途半端」
でも、今は。
心からお兄様とお義姉様を祝福できる。
「病弱なのも、もう治りかけてるし。生殖能力に問題はないのも証明済みだし。私も早くお父様とお母様に縁談を持ってきてもらおうっと」
いい加減、兄離れと義姉離れしなくちゃね。
そして私も、もっと幸せになるの!
それで、お兄様とお義姉様に負けないくらいラブラブになるのよ!
「そうと決まれば即行動!お父様ー!お母様ー!」
こうして走り回れるようになったのもお義姉様のおかげ。
ああ、優しくて大好きなお義姉様。
どうかお兄様と、世界一幸せになってね。
私も、同じくらい幸せになってみせるから。
美しい女だった。
俺には妹がいた。
可愛い子だった。
「妹は病弱だった。そんな妹を俺は溺愛していた」
目に入れても痛くないほど愛した妹。
彼女は毎日のように高熱を出す。
だから、婚約者になど構っている暇はなかった。
「贈り物もしなかった、デートもしなかった。婚約者にとって俺は、存在しないもの同然だっただろう」
しかしそんな愛情たっぷりに育てた妹は、ある日唐突に死んでしまった。
葬儀が終わり、墓に埋め、そこでやっと妹の死を認められた。
泣いた、叫んだ、拒絶した、だが現実は何も変わらない。
「そこで意気消沈してしまった俺に寄り添ってくれたのは、他でもない婚約者だった」
俺が立ち直るまでそばに居て、時に励まし時に慰め時に叱責してくれた婚約者。
妹の死から立ち直った頃には、彼女が俺の生き甲斐となっていた。
けれどそんな彼女は、俺が立ち直ると婚約の白紙撤回を求めてきた。
他に、大切にしてくれる人を見つけたのだとか。
ここにきてようやっと、婚約者の信頼をとうに失っていたことに気づいた愚かな俺。
「俺は婚約の白紙撤回を受け入れた。受け入れざるを得なかった」
そしてひとりぼっちになった俺は、生涯妻も恋人も作らず優秀な親戚の子供を養子にして後継にして、領地領民を守りつつ寂しい人生を送ったのだ。
というのが、婚約者の部屋で偶然にも発見してしまった彼女の今の「愛読書」。
やばいやばいやばいやばい。
僕も妹がいて、その子は病弱で、その子を溺愛していた。
まさか捨てられる!?
いやだ、僕は婚約者を愛しているんだ、そんな別れはしたくない!!!
「お待たせしました、アシル様!せっかくお忙しい中来てくださったのにお待たせしてしまって本当に申し訳ありません…あの、アシル様?どうしました?顔色が…なんだか、すごく青白いです…もしかして体調が悪いのですか!?とりあえずお休みに…!!!」
「すまない、ヨランド!僕を捨てないでくれ!!!」
「は、はい!?捨てませんけど…え、急にどうしたんですか!?」
「だって君、この本を最近よく読んでるじゃないか!それってそういうことだろう!?」
「あ、え、待ってる間に読んじゃったんですか!?いやあの、これは…誤解です!!!」
彼女はとりあえず落ち着けと僕を椅子に座らせる。
そして紅茶を用意してくれた。
「まずは一旦、お互いお茶を飲んで落ち着きましょう」
「そ、そうだな」
喉を紅茶で潤す。
少し、落ち着いた。
「それで…この件だが」
「ええ、まず率直に申し上げます」
「あ、ああ…」
ごくりと生唾を飲む。
しかし婚約者は優しい声で、こう言った。
「私は…アシル様を心から愛しております。だから、婚約の白紙撤回などあり得ません」
「え…?」
「だって、アシル様は確かに妹君に甘すぎるところはありますが常識の範囲ですし、私に贈り物もまめにくださいますし、デートだって皆勤賞ではありませんか」
「あ、それは…」
「アシル様がこんなにも私のことを大切にしてくださるのです、私がそんなアシル様を愛さないはずがございません」
そんな嬉しいことを言われて、思わず頬が熱くなる。
「そ、そうか…」
「は、はい…」
「その、僕も、君の気遣い上手なところとか、優しいところとか、おっとりしているところとか…愛してるよ」
「あ、ありがとうございます…」
「でもその、じゃあこの本は…?」
ヨランドは気まずそうに目を逸らして、言った。
「その、私のお節介なお友達が…これを読んで目を覚ませと、その愛情は幻だと…押し付けてきて…一応読んでみたんですけど…」
「…っ!」
なんて余計なことをしてくれる、お友達とやら!
「読めば読むほど、この本の主人公の男と比較してどれだけアシル様が素晴らしいか再確認できて…」
「え」
「だってまめに贈り物をくださいますし、まめにデートしてくださいますし、デートには皆勤賞ですし、こんなふざけたシスコン野郎を見せつけられるとどれほど私が婚約者に恵まれているのか嫌でも自覚してしまいます…」
「………そ、そうか」
「こんな私を、お嫌いになりますか?」
彼女の言葉に大きく首を横に振る。
「そんなことはない。むしろ嫌われていないと知って安心した」
「アシル様を嫌いになることなど、あり得ません!」
「ありがとう、だが嫌なことがあれば都度教えてくれると嬉しい。嫌いになられる前に」
「もちろんです!アシル様も、何か不満があれば仰ってくださいね」
「わかった。お互い、約束だ」
指切りを交わす。
子供のするような約束に、二人で思わず笑う。
「幼い頃を思い出すな」
「はい、あの頃はよくこうして何気ない約束を交わしていましたね」
「懐かしいな」
「そうですね」
幼い頃、約束した。
必ず彼女を世界一の幸せなお嫁さんにすると。
そして彼女も約束した。
僕を世界一幸せなお婿さんにすると。
「ヨランド…愛してるよ」
「アシル様…私も、愛しています」
こうして僕たちは無事に、仲直り…?した。
「ちなみにヨランド、君にこの本を送りつけてきたお友達とやらはどこの誰だい?」
「え、あ、私の幼馴染のルーチェですけど…」
「よーし、余計なお世話だと釘を刺してこよう!」
「あ、私も行きます。ルーチェのおかげでアシル様の素晴らしさがよく分かったとお礼を言いに」
「…僕が釘を刺すより、そちらの方がよほど効きそうだ。じゃあ行こうか」
ヨランドに手を差し伸べると、柔らかな手が僕の手に重ねられる。
「行きましょう、アシル様」
「うん」
こうして僕たちは、ヨランドの幼馴染であるルーチェ嬢に二人で私達は愛し合っていますよとアピールしに行った。
結果ルーチェ嬢は僕に敗北を認めて、ヨランドを幸せにしてくれと懇願するに至った。
こうして僕たちはお互いの愛を再確認して、雨降って地固まるということで前よりもラブラブになった。
「お兄様、よかったですね!お義姉様とラブラブなのを再確認できて!」
「そうだね、クロエ。彼女の気持ちを聞けたのはよかったよ」
「お兄様もお義姉様もお互いにゾッコンなのに、お互いに気付いてなさそうだったから心配していたの!そのルーチェ様には感謝ね」
「そうだねぇ…あまり余計なことはされたくないけれど…まあ、今回は余計なお世話を焼いてもらえて良かったかな」
「ふふ、兄様は本当にお義姉様が大事なのね」
くすくすと笑う妹に、手を挙げて降参のポーズを取る。
「あまりからかわないでくれ。照れる」
「だってこんなお兄様、なかなか見られないもの」
「見せないようにしてるんだよ、兄として格好つけさせてくれ」
「お兄様ったら」
ご機嫌に笑う妹は、前より大分丈夫になった。
それというのもヨランドが妹を心配して健康食品を贈ってくれたり、体力が落ちるばかりの妹を散歩に誘ったりして支えてくれたおかげだ。
「最近、体の調子がいいの。全部、お義姉様のおかげね」
「そうだね」
「私、お義姉様と出会えて良かったわ。じゃなかったら一生ベッドの上だった」
「…すまない」
「お兄様は何も悪くないわ。お義姉様の方が私の病気へのアプローチが上手かっただけ」
そう言ってくれる妹に、内心ホッとする。
そして、改めてヨランドへの想いを強くした。
「本当に…全部、ヨランドのおかげだな」
「そうね、私たち兄妹は一生お義姉様に頭が上がらないわ」
「そうだな…」
一生、ヨランドを世界一大事にしよう。
改めて心の中で、そう誓った。
「そんなお兄様とお義姉様に、ヤキモチを焼いてるなんて言えないわね」
お兄様が部屋を出て行ってから、一人呟く。
本当は、私も『あの本』の妹みたいにわがままを言ってお兄様を独占したかった。
でも会うたび会うたび心から心配してくれて、私のために尽くしてくれるお義姉様を見たらとてもそんなことはできなかった。
「あーあ、私って本当に中途半端」
でも、今は。
心からお兄様とお義姉様を祝福できる。
「病弱なのも、もう治りかけてるし。生殖能力に問題はないのも証明済みだし。私も早くお父様とお母様に縁談を持ってきてもらおうっと」
いい加減、兄離れと義姉離れしなくちゃね。
そして私も、もっと幸せになるの!
それで、お兄様とお義姉様に負けないくらいラブラブになるのよ!
「そうと決まれば即行動!お父様ー!お母様ー!」
こうして走り回れるようになったのもお義姉様のおかげ。
ああ、優しくて大好きなお義姉様。
どうかお兄様と、世界一幸せになってね。
私も、同じくらい幸せになってみせるから。
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