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【腐女子視点】なんかパトロン?ゲットした!
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私はアイド。
前世今世ともにBL大好きな腐女子のヲタク。
前世では同人活動を頑張ってそっちで人気を得て、生活を立てていたのだけど…残念ながら若くして亡くなった。
そして今世、この世界に異世界転生したのだけど…私を育ててくれたリュキア教は同性愛に偏見を持っていた。
そして前世と同じく同人活動に身を費やした私は、リュキア教を追い出された。
「でもその先で、運命を見つけたんだよね」
私はリュキア教を追い出されると、ミノス教に拾われた。
ミノス教にはお稚児様と呼ばれる線の細い、皇子様系ロリータファッションの男の子がいた。
一瞬で圧倒的受けの要素を見出して、私はその男の子…バルム様を推すことに決めた。
「そしてなんと…バルム様とフェーダ様は公式カプだったんだよね」
圧倒的攻めの要素を感じた巫女様は、バルム様と婚約していることが判明した。
公式カプありがたい!
推しカプ万歳!
そしてなんとその巫女様は、私の出版費用全額を負担して私の同人活動を応援してくれた。
それも巫女様とバルム様をモデルにお話を作らせてくれた。
「結果、熱が入り過ぎて入稿した時には熱を出して倒れたけど…本は飛ぶように売れた」
結果この国での同性愛への風向きが変わった。
より大手を振って同人活動に勤しめるようになった。
それも、これからも巫女様とバルム様の同人誌を作って良いらしい。
さらにはこれからも費用を全額負担してくれるらしい。
そして本は飛ぶように売れたから、私の懐も巫女様の懐もほくほくだ。
「こんなに都合よく上手く行って良いのかな…」
なんだか幸せ過ぎて逆に不安になってくる。
でも、やっぱり同人活動は楽しい。
推しを愛でるのも、推しカプを愛でるのも楽しい。
「リュキア教での生活も、追い出されるまでの間はそれなりに楽しかったけど…ミノス教に来てよかった」
この世界には神様が実在する。
前世の世界にも、おそらくいたのだろう。
その神々に感謝の祈りを捧げる。
「最高の推しカプを愛でられる環境を与えてくださり、活躍の場も与えてくださりありがとうございます…」
祈りは、届いただろうか。
前世の神よ、今世の神よ。
心より感謝申し上げます。
「さて、お祈りも終わったし次の本を書きますか!」
この世界には漫画という文化がないので、小説で勝負している。
が、挿絵も私が描いているし小説も書くのが好きなので問題ない。
私はさっそく、ペンを走らせる。
私は毎日巫女様とバルム様の推しカプを拝ませていただけているので、創作意欲は毎日湧いて湧いて仕方がない。
なので、書くに当たっての問題はなかった。
前世今世ともにBL大好きな腐女子のヲタク。
前世では同人活動を頑張ってそっちで人気を得て、生活を立てていたのだけど…残念ながら若くして亡くなった。
そして今世、この世界に異世界転生したのだけど…私を育ててくれたリュキア教は同性愛に偏見を持っていた。
そして前世と同じく同人活動に身を費やした私は、リュキア教を追い出された。
「でもその先で、運命を見つけたんだよね」
私はリュキア教を追い出されると、ミノス教に拾われた。
ミノス教にはお稚児様と呼ばれる線の細い、皇子様系ロリータファッションの男の子がいた。
一瞬で圧倒的受けの要素を見出して、私はその男の子…バルム様を推すことに決めた。
「そしてなんと…バルム様とフェーダ様は公式カプだったんだよね」
圧倒的攻めの要素を感じた巫女様は、バルム様と婚約していることが判明した。
公式カプありがたい!
推しカプ万歳!
そしてなんとその巫女様は、私の出版費用全額を負担して私の同人活動を応援してくれた。
それも巫女様とバルム様をモデルにお話を作らせてくれた。
「結果、熱が入り過ぎて入稿した時には熱を出して倒れたけど…本は飛ぶように売れた」
結果この国での同性愛への風向きが変わった。
より大手を振って同人活動に勤しめるようになった。
それも、これからも巫女様とバルム様の同人誌を作って良いらしい。
さらにはこれからも費用を全額負担してくれるらしい。
そして本は飛ぶように売れたから、私の懐も巫女様の懐もほくほくだ。
「こんなに都合よく上手く行って良いのかな…」
なんだか幸せ過ぎて逆に不安になってくる。
でも、やっぱり同人活動は楽しい。
推しを愛でるのも、推しカプを愛でるのも楽しい。
「リュキア教での生活も、追い出されるまでの間はそれなりに楽しかったけど…ミノス教に来てよかった」
この世界には神様が実在する。
前世の世界にも、おそらくいたのだろう。
その神々に感謝の祈りを捧げる。
「最高の推しカプを愛でられる環境を与えてくださり、活躍の場も与えてくださりありがとうございます…」
祈りは、届いただろうか。
前世の神よ、今世の神よ。
心より感謝申し上げます。
「さて、お祈りも終わったし次の本を書きますか!」
この世界には漫画という文化がないので、小説で勝負している。
が、挿絵も私が描いているし小説も書くのが好きなので問題ない。
私はさっそく、ペンを走らせる。
私は毎日巫女様とバルム様の推しカプを拝ませていただけているので、創作意欲は毎日湧いて湧いて仕方がない。
なので、書くに当たっての問題はなかった。
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