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皇帝陛下の愛娘は結婚の準備をする
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リリアージュはこの日、プロスペール皇国でも特に人気のデザイナー達数人からプレゼンを受けていた。リリアージュの結婚式や披露宴での花嫁衣装を決めるのである。
といっても、結婚式は一日目の初めに行われるが、披露宴は一週間程日にちを割いて行われるので花嫁衣装もたくさん作らなければならない。デザイナー達が頭を悩ませて、時には相談し合いながら考えた花嫁衣装であるのでほぼ全て採用となるだろうとは思われるがリリアージュが気に入らなければボツにも出来る。
ということで全ての花嫁衣装のデザインを見せてもらったリリアージュは、一緒に選ぶニコラにも相談をしつつ全て採用することに決めた。後は結婚式で使う花嫁衣装と披露宴で使う花嫁衣装はどれにするか、どの順番でお披露目するかなどをデザイナー達やニコラと相談しながら決める。
もちろん装飾品も合わせなければならないので、宝物庫から代々の皇族の公の場で身につける冠などを引っ張り出してきてこれもデザイナー達とどれが合うか相談した。
花嫁衣装と装飾品が決まると、リリアージュからナタナエルに報告され信頼できる職人達に花嫁衣装作りを依頼することになった。
それが終われば今度はニコラの花婿衣装である。まあ、花嫁衣装と比べてそこまで違いの出るものではないがリリアージュの隣に立つのに恥ずかしくない装いでなくてはならない。ニコラは真剣にデザイナー達のプレゼンを聞き、その上で全て採用とした。
ニコラにも当然装飾品は必要となるので宝物庫の装飾品達を引っ張り出してデザイナー達と相談する。リリアージュはそのやり取りに、ニコラと結婚できると実感して幸せを噛みしめる。ニコラも同じ気持ちだった。
ニコラの花婿衣装と装飾品が決まり、リリアージュからナタナエルに報告がいく。信頼できる職人達へ花婿衣装の依頼が行き、職人達から嬉しい悲鳴が漏れた。
式場の準備もしなければならない。プロスペール皇国では、皇族の結婚式は代々中央教会で行われる。披露宴は平民達へのお披露目のパレードを行った後に宮廷に移って行う。中央教会と相談しつつ良い日取りを決める。そして、それまでに結婚式の準備をお願いする。そんな話し合いの中でも仲睦まじい様子のリリアージュとニコラに、中央教会の教皇は「お二人の一生に一度の晴れ舞台ですので、必ず最高の式に致しますね」と笑顔を向ける。リリアージュとニコラはそれに対して満面の笑みで応えた。
その次はパレードの順番に移る。どの規模でお披露目のパレードを行うかを話し合い、どの道順で進むかを決める。パレードの警備などを話し合い、神輿の準備も行う。
宮廷では披露宴の準備を進めることになった。大広間で行われる披露宴に、リリアージュは想像をしただけで心を踊らせる。たくさんの人々に祝福されて、ニコラと夫婦になる。楽しみで仕方がなかった。
何日もかけてある程度の順番が整ったところで、ニコラが言った。
「リリアージュの花嫁衣装が楽しみで仕方がないよ」
「私もニコラの花婿衣装が楽しみ!」
「ふふ、ありがとう。絶対、リリアージュは世界一綺麗な花嫁になるから隣に立つ僕も美しく着飾らないとね」
「ふふ、ニコラったら。ニコラも世界一素敵な花婿さんになるよ」
リリアージュとニコラはお互いに微笑んで見つめ合う。ニコラの顔がリリアージュに近付いて、リリアージュは思わず目を瞑る。リリアージュの唇…ではなく、その端に柔らかな感触。リリアージュが目を開けると、ニコラが笑った。
「結婚式での神聖な儀式のために、初めてのキスはとっておかないとね」
ウィンクを投げるニコラに、リリアージュはくすくすと笑う。穏やかな時間が流れる。二人は幸せに包まれている。
その後しばらくが経ち、ようやく花嫁衣装と花婿衣装が完成するとリリアージュとニコラは試着をする。髪型や化粧、装飾品も結婚式と披露宴でお披露目する予定のものにして、何か不備はないか確認する。デザイナー達の配慮で、あえてリリアージュとニコラはお互いの試着を見ないことになった。式の当日にお互いの姿を見て見惚れ合って欲しいらしい。リリアージュとニコラも、結婚式と披露宴での楽しみが増えるとそれを了承した。
試着でも特に不備はなく、いよいよ結婚式の当日を待つだけとなった。リリアージュとニコラは寄り添い合って将来を語り合う。
「リリアージュは子供は何人欲しい?性別は?」
「出来れば子供は五人は欲しいかな。家族がいっぱいいた方がきっと楽しいもの!」
「そうだね。五人もいたら賑やかな毎日になりそうだ」
「性別はどっちがいいかな」
「男の子二人女の子三人がちょうどいいかな。子供達にも自由恋愛の恋愛結婚を勧めようと思うんだけど、どう?」
「いいと思う!やっぱり、子供達にも私達みたいに幸せになって欲しいもの!」
「ふふ、そうだね。早く結婚式当日にならないかな。待ち遠しいよ」
「私も、はやくニコラと夫婦になりたいな」
お互いの手を握り、その日が来るのを心待ちにする。結婚式まであと少し。
といっても、結婚式は一日目の初めに行われるが、披露宴は一週間程日にちを割いて行われるので花嫁衣装もたくさん作らなければならない。デザイナー達が頭を悩ませて、時には相談し合いながら考えた花嫁衣装であるのでほぼ全て採用となるだろうとは思われるがリリアージュが気に入らなければボツにも出来る。
ということで全ての花嫁衣装のデザインを見せてもらったリリアージュは、一緒に選ぶニコラにも相談をしつつ全て採用することに決めた。後は結婚式で使う花嫁衣装と披露宴で使う花嫁衣装はどれにするか、どの順番でお披露目するかなどをデザイナー達やニコラと相談しながら決める。
もちろん装飾品も合わせなければならないので、宝物庫から代々の皇族の公の場で身につける冠などを引っ張り出してきてこれもデザイナー達とどれが合うか相談した。
花嫁衣装と装飾品が決まると、リリアージュからナタナエルに報告され信頼できる職人達に花嫁衣装作りを依頼することになった。
それが終われば今度はニコラの花婿衣装である。まあ、花嫁衣装と比べてそこまで違いの出るものではないがリリアージュの隣に立つのに恥ずかしくない装いでなくてはならない。ニコラは真剣にデザイナー達のプレゼンを聞き、その上で全て採用とした。
ニコラにも当然装飾品は必要となるので宝物庫の装飾品達を引っ張り出してデザイナー達と相談する。リリアージュはそのやり取りに、ニコラと結婚できると実感して幸せを噛みしめる。ニコラも同じ気持ちだった。
ニコラの花婿衣装と装飾品が決まり、リリアージュからナタナエルに報告がいく。信頼できる職人達へ花婿衣装の依頼が行き、職人達から嬉しい悲鳴が漏れた。
式場の準備もしなければならない。プロスペール皇国では、皇族の結婚式は代々中央教会で行われる。披露宴は平民達へのお披露目のパレードを行った後に宮廷に移って行う。中央教会と相談しつつ良い日取りを決める。そして、それまでに結婚式の準備をお願いする。そんな話し合いの中でも仲睦まじい様子のリリアージュとニコラに、中央教会の教皇は「お二人の一生に一度の晴れ舞台ですので、必ず最高の式に致しますね」と笑顔を向ける。リリアージュとニコラはそれに対して満面の笑みで応えた。
その次はパレードの順番に移る。どの規模でお披露目のパレードを行うかを話し合い、どの道順で進むかを決める。パレードの警備などを話し合い、神輿の準備も行う。
宮廷では披露宴の準備を進めることになった。大広間で行われる披露宴に、リリアージュは想像をしただけで心を踊らせる。たくさんの人々に祝福されて、ニコラと夫婦になる。楽しみで仕方がなかった。
何日もかけてある程度の順番が整ったところで、ニコラが言った。
「リリアージュの花嫁衣装が楽しみで仕方がないよ」
「私もニコラの花婿衣装が楽しみ!」
「ふふ、ありがとう。絶対、リリアージュは世界一綺麗な花嫁になるから隣に立つ僕も美しく着飾らないとね」
「ふふ、ニコラったら。ニコラも世界一素敵な花婿さんになるよ」
リリアージュとニコラはお互いに微笑んで見つめ合う。ニコラの顔がリリアージュに近付いて、リリアージュは思わず目を瞑る。リリアージュの唇…ではなく、その端に柔らかな感触。リリアージュが目を開けると、ニコラが笑った。
「結婚式での神聖な儀式のために、初めてのキスはとっておかないとね」
ウィンクを投げるニコラに、リリアージュはくすくすと笑う。穏やかな時間が流れる。二人は幸せに包まれている。
その後しばらくが経ち、ようやく花嫁衣装と花婿衣装が完成するとリリアージュとニコラは試着をする。髪型や化粧、装飾品も結婚式と披露宴でお披露目する予定のものにして、何か不備はないか確認する。デザイナー達の配慮で、あえてリリアージュとニコラはお互いの試着を見ないことになった。式の当日にお互いの姿を見て見惚れ合って欲しいらしい。リリアージュとニコラも、結婚式と披露宴での楽しみが増えるとそれを了承した。
試着でも特に不備はなく、いよいよ結婚式の当日を待つだけとなった。リリアージュとニコラは寄り添い合って将来を語り合う。
「リリアージュは子供は何人欲しい?性別は?」
「出来れば子供は五人は欲しいかな。家族がいっぱいいた方がきっと楽しいもの!」
「そうだね。五人もいたら賑やかな毎日になりそうだ」
「性別はどっちがいいかな」
「男の子二人女の子三人がちょうどいいかな。子供達にも自由恋愛の恋愛結婚を勧めようと思うんだけど、どう?」
「いいと思う!やっぱり、子供達にも私達みたいに幸せになって欲しいもの!」
「ふふ、そうだね。早く結婚式当日にならないかな。待ち遠しいよ」
「私も、はやくニコラと夫婦になりたいな」
お互いの手を握り、その日が来るのを心待ちにする。結婚式まであと少し。
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