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第一章

No.5 記憶 2

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六階、トレーニングルーム。


シンは汗をタオルで拭いながら、壁に立てかけられた時計を見た。

零時丁度。
いつの間にか日付けが変わっていたようだ。
明日、起きるのは五時。


(...あれをやって終わりにしよう。)


心の中で呟き、タオルを床に無造作に放った。
と、同時にこちらへ近付く足音に気が付き、シンは動きを止めた。

その足音の主は扉の前で一旦立ち止まり、やがてゆっくりと音も立てず扉を開いた。




「お、やっぱりまだやってた。」

「...ギル?」


現れたのはギルだった。
感心したような、呆れたような表情を浮かべながら部屋の中へと入り、シンから少し離れた壁沿いに座り込んだ。

その様子を怪訝な目で見るシン。


「話は終わったのか?」

「ついさっき終わったよ。」

「で、何しに来たんだ?」


ギルがトレーニングルームに来る事など絶対と言っていいほどあり得ない。まずこの場所を知っていた事が、シンにとっては驚くべきことだった。


「別に何も?話が終わってお開きになったけど、全然眠気も来ないし、たまにはシンのトレーニングでも見てみようかなって思って来ただけさ。」


頭の後ろで手を組みながら、何気なく言ったギル。シンにはその何気なさが、とてもわざとらしく聞こえた。


「ふーん...邪魔はするなよ。」

「わかってるよ!」


ケラケラと笑うギルから視線を外し、シンはおもむろにズボンのポケットから、手の平サイズの黒く四角い物体を取り出した。
そして次に、壁際の棚の上に置かれたスイッチを入れる。

途端に、壁に吊るされていた人を形取った板が左右に動き出した。
肉眼でようやく追える速さだ。

ギルがいきなりの事に驚いている間に、シンは先程の四角い物体を手に、忙しなく動く板の少し離れた場所へ立った。

ようやく、ギルは理解した。



「それってまさか、もしかしてガン・キューブ?」

「そうだよ。耳塞いでろ。」


ガン・キューブと呼ばれたその物体は、シンが構えると同時に姿形を変えた。

人の顔程に大きくなり、大きな四角の中にグリップ、引き金、銃口が出来た。

ギルは慌てて耳を塞いだ。



耳を塞ぐ手の隙間から聞こえたものは、銃声というよりも、圧縮された空気の破裂音に似ていた。

動く板に目掛け、次々と撃ちまくるシンの後ろ姿をギルは夢中で見た。


やがて、シンは構えていたガン・キューブを下ろし(元の四角い物体に戻った。)棚の方へ行って、スイッチを切った。

全ての板が一斉に止まった。
本物の人でいう、頭と左胸が、見事に全て砕かれていた。

ギルは歓声を上げた。



「ひえー、凄いなシン。でも、なんでガン・キューブなんか持ってるんだよ?それはセルビリアの正式武器だ。俺たち志願者は、ガン・キューブのちゃっちい模型しか扱わせて貰えないはずだろ?」


「ん?ああ、これな。ブロウィに特別に貸してもらってるんだよ。模型を使ったテストで満点取ったから、お前は本物も練習しておけってな。ただし、誰もいない時に使えって条件付きで。」


「時々、夜中にこっそり抜け出してたのは知ってたけど、これが関係してたって事か。」


「そういうことだ。寮のトレーニングルームなんて誰も使わないだろう?この部屋は防音もされている。誰にも見られずに長時間できるからな。」


「ふーん。まあ、たった今、俺が見ちまったけどな。」



ギルは少し不貞腐れて言った。
そんなつもりはないのだろうが、声色にどうしてもそれが表れてしまっていた。

シンは暫くギルを見ていたが、やがて視線をガン・キューブにやり、もう一度棚の上のスイッチを入れた。

再度、板がスピードを上げる。
シンはガン・キューブを持って、ギルの方へと歩いた。



「やってみろ。」

「え?何で...いいよ、俺は...」

「いいから。やってみろって。」


拒むギルを無視し、シンはガン・キューブをギルの鼻に当たる程、近付けた。

渋々と、ギルはようやく受け取った。
のろのろと立ち上がり、先程シンが立っていた場所へと重い足取りで向かった。

丁度その場所に立ち止まり、ギルは恐る恐る後ろを振り向いた。シンはギルの座っていた場所に立ち、静かにこっちを見つめている。


ギルは前を向いた。

集中し、目を凝らして、ようやく板の形が捉えられるか、という程度である。シンの才能を改めて思い知った。


構える。キューブの少し凹んだところを押すと、変形した。

ギルは目を凝らせるだけ凝らして、震える指で引き金を引いた。



二度、三度。
破裂音が部屋中に響く。

ギルは手を止めた。
身体が後ろにぐらついた。

反動と衝撃で、手と腕がピリピリと痙攣している。

シンが棚の方へ向かい、スイッチを切った。板が止まった。
ギルは板に少し近付いて、自分の成果を探した。が、直ぐに顔を顰めた。


「ああ、ほら、やっぱりだ。」


ギルは肩を下げ、ガン・キューブの変形を解くと、後ずさりして壁に背を預けた。
その動作を見たシンも、棚の側から移動して板を見た。


「左腕に一発、二発目は頬が削れてるな、これは中々惜しいんじゃないか?で、三発目が壁に...あー、これはまずいな。」


貫通はしていないものの、板の後ろの壁はえぐれ、ガン・キューブの威力を示していた。

シンは困ったように顔を顰めると、後ろにいるギルに近寄った。

ギルは心底暗い顔をしていた。
シンにガン・キューブを渡すと、少し震えた声でごめんと呟いた。


「俺、やんなきゃよかった。」

「一発いい線いってたさ。」

「何発も撃ち込んで、それ全てを急所に当てた奴に言われたって気分良くないね。」


ギルは苛立ったように言ったが、間髪入れずまたごめんと呟き、ズルズルと座り込んだ。

ガン・キューブをポケットにしまいながら、シンもギルの横に座った。







「どうしたんだよ。」


前を向いたまま、シンが言った。

ギルからの答えは返ってこない。
だが、項垂れて、首を横に振っている様子が、シンの頭の中に浮かんだ。


暫くの間、二人は座り込んだままひたすら黙っていた。時計の針の音だけが、部屋の中に響く。






「なあギル。」


不意にシンが口を開いた。


「あの戦争で、俺は目の前で両親を殺されたんだ。」

「えっ?」


ギルは驚いて、シンの方を向いた。




「本当にごく普通の家庭だった。母親と父親と三人で暮らしていた。敵国に攻め込まれたあの日、母親は買い物に出かけ、父親は仕事が休みで珍しく家にいた。」

「騒ぎに気付き、父親が外に出た。父親は俺に隠れろと言い、母親を探しに走って行った。俺は物置にじっと隠れた。」

「暫くして、母親の悲鳴が聞こえて物置から外に出た。」


逃げ惑う民、火薬の匂い、銃声、悲鳴、火に揺れる敵の影。
二年前のあの日に見たそれら全てを、シンは今鮮明に脳裏に蘇らせていた。

ギルは黙ってシンを見続けた。


「母親は、家から出てきた俺を見つけるなり抱き締めた。強い血の匂いがした。その時点で重傷を負っていたんだと思う。」

「それに気付いた時、かなり近くで銃声がした。母親の顔は後頭部から撃ち抜かれ、血しぶきを上げて横に倒れた。」


ギュッと拳を握ったのが、ギルの視界の隅に入った。


「次に父親の叫び声がした。敵から奪った武器を手に、こっちに走ってくる姿が見えた。だが、また銃声が聞こえ、前のめりに倒れた。」


「俺は絶望した。」


シンは目を瞑った。
より鮮明に、より正しく、その記憶を蘇らせようとしているようだった。

頬に冷や汗が伝い、少し唇が震えているように見えた。ギルは見てはいけないものを見てしまったような気分になり、視線を床にやった。


「俺は敵の兵士に囲まれた。当時の無力な俺には為す術もなかった。銃口を向けられ、恐怖に目を閉じた。」

「だが、銃声は聞こえなかった。大量の血が顔にかかったが、それは俺の血じゃなかった。目を開けると、血に濡れたような長髪の男が、目の前に立っていた。」


元からその色なのか、返り血を浴びて血の色になったのか。腰まである紅い長髪に、獣のように鋭い金色の目をした男。

シンはギルを見た。ギルもシンの視線に気付き、シンを見た。

シンは無表情だった。



「俺はその男に助けられた。」

「...誰なんだよ、そいつ?」


「さあな...消えたんだ。去って行ったんじゃない。瞬きをすると共に、まるで元から存在していなかったかのように、消えたんだ。」


「そいつ、人間か?」

「...わからない。」


眉を顰めて言ったギルに、シンは首を横に振った。
ギルはまた、シンから視線を外し、反対側の壁へとやった。



「じゃあ...シンがセルビリアに志願した理由って?」


壁に目を向けたまま、ギルが言った。シンもギルから、反対側の壁へと目をやった。
そして、刹那の沈黙の後、口を開いた。


「その男にもう一度会いたい。会ってどうするかは決めてないけどな。...それに何より、あの時無力で何も出来なかった自分が許せないんだ。」

「戦争は無くならない。俺はあの男のように、当時の俺のように無力で、絶望の淵に立たされる子供を救いたい。」


シンは握り締めた拳を解いた。
次第に、一人でに笑いが込み上げた。


「綺麗事の正義感バリバリで恥ずかしいんだけどな...これが俺の過去と、志願理由だよ。」

「...リリィの言った通りだ。シンがどうしてこんなに頑張れるのか、わかった。お前本当に凄いと思う。本当に偉いと思うよ。」


ギルが小さな声で言った。
心からの本音だった。

シンは横目でギルを見た。
次は、ギルが拳を握り締めた。



「シンが話してくれたし、俺も話すけど」


そう言ったギルの顔は、心底情けなさそうに笑っていた。


「俺は孤児だって言っただろ?」

「ああ、そう聞いたな。」

「孤児なのは本当なんだけど、皆みたいにあの戦争がキッカケじゃないんだ。」

「そう。元から俺は孤児なんだ。親の顔も親戚の存在も知らない。物心ついた頃には既にセルビナの孤児院にいたんだ。」


シンは少し驚いた。
孤児だと言うだけで、誰もがあの戦争を思い浮かべる。戦争前まではセルビナに孤児はあまりいなかったし、孤児院も一つしか無かった。ギルも戦争で孤児になったものだと、勝手に勘違いしていた。

ギルはその反応がわかり切っていたように、気にせず言葉を繋げた。


「だからさ...不謹慎だし、辛い思いをしたシンの前で言うのも申し訳無いんだけど、俺の中ではあの戦争とか結構どうでもいいんだよな。元から一人だったんだし。この国は好きだけど、別に忘れられないくらい楽しい思い出もない。」

「セルビリアに志願したのだってシンみたいに別に何か強い想いがあったわけじゃない。本当に、ただ何と無くさ。」


ギルは無理やり笑顔を作り、シンを見た。シンは笑わなかった。


「そりゃあ駄目だよな、俺。元々実力が無いにしても、周りよりも断然出遅れてるし。本当、俺こそ“よそ者”だよ。こんなんで受かるわけないんだ。」

「皆の話聞いてると、俺の想いの無さが自分の中で浮き彫りになっちゃってさ。むしゃくしゃして、さっきもシンに当たっちゃったし。俺ほんと駄目だわ。」


最後の声は震えていた。
自分の情けなさに涙が溢れたが、天井を見上げてそれを止めた。

シンの顔は到底見れなかった。
ギルはただシンの反応を待った。





「お前、今何を思っている?」

「えっ?何が?」


目にためた涙もようやく乾いた頃に、シンが唐突に言った。ギルは思ってもみなかった反応に驚き、シンを見た。

シンはじっとギルを見つめていた。その目に映る感情が、今のギルには到底わからなかった。

やがて、シンがまた口を開いた。


「お前にはセルビナにも戦争にも思い入れが無いんだろう?じゃあ何故そんなにしょぼくれてるんだよ。セルビリアに受かりそうにない事か?違うだろう。
国も戦争もセルビリアも関係の無い他の事に思い入れがあるから、そうやって気が沈むんだろうが。」


シンは少し苛立って見えた。
ギルはその言葉の意味を理解する事に必死で、眉間に盛大な皺を作っていた。

シンはそんなギルを見て、呆れた様に大きなため息を吐いた。


「お前がそうやってくよくよするのは何が原因かって聞いてるんだ。」

「何って、それは...」


ギルはハッとした。
簡単に答えが浮かんだ。

浮かんだが、その答えを言葉にする事に抵抗を感じ、とっさに飲み込んだ。

だが、苛つき気味のシンの無言の催促に当てられ、やがてモゴモゴと言葉を発した。


「シンとリリィとカレン、それにゾーイと離れ離れになる事が嫌だ。せっかく仲良くなれたから、これからも皆で、一緒の事をしたい...」

「ああ、いいんじゃないのか。それがセルビリア志願理由で。お前らしい。」


満足そうに言ったシンのその言葉に、ギルは顔を真っ赤にした。


「い、いいわけないだろ。こんな子供じみた理由で...」

「子供じみた馬鹿な理由でも、誰もが納得する理由でも、どんな理由でも、本人にとっては立派な力の源だ。無理に悲劇にこじ付けなくたっていいだろう。」


シンが力強く言った。
ギルは目を丸くした。


「俺はそう思ってもらえて嬉しいよ、他の皆だってきっとそうだ。自分の感情に正直になれギル。でないと身体が引っ付いてくるわけないんだからな。」



途端に、今まで岩でも背負ってるかのように重たかった身体が、綿のように軽くなった。

ギルは立ち上がったシンを目で追った。表情は見えなかったが、耳が少し赤くなっていることに気が付いた。

ギルは心底驚いた。


「今、お前の背に羽が見える。」

「おそらく幻覚だ。はやく寝ろ。俺ももう出るぞ。時計見てみろ一時過ぎてる。」

「そうだな。」


出口へ足早に向かうシン。
ギルは照れ臭そうに笑った。



「シン、ありがとな。」


返事は無かったが、シンの耳は真っ赤に染まっていた。













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