いわゆる天使の気まぐれで

夏目きょん

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本編

II:いわゆる異世界の始まりで

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「ここがRPGの世界異世界です!」

「ここが・・」

俺は、目の前の景色に目を奪われた。
そこに広がっていたのは
言葉をも失うほど綺麗な広野だった。

「君、正直今ここに来てよかったと思ってるでしょ?」

「いや、ん、まぁ。思ってます」

「正直でよろしい!そ・ん・な!君にはこれをプレゼントしましょう」



「あの、これは・・?」

「これはの地図です。これさえあれば道に迷うことはないと思いますよ!」

「この地図上の赤い印は?」

「今、君がいるところです」

「なるほど・・・・」

地図上の赤い印は自分が動くと動いてくれるらしく、元いた世界で言う、GPS付きマップの様なものだった。

「あ、君そのままの装備で行くと死んじゃうよね」

「あ、はい。多分・・」

俺は死んだ時のままの姿。
つまり
パジャマ姿だった。
それは、いわゆる初期装備すら付けていない状態。

「そ・ん・な!君には、これを授けましょう!」

「これは・・?」

「見て分かる通り、初期装備で。ん?あれ?ごめん!Level 10からの装備持って来ちゃった。」

「あの、ちなみに僕のLevelって?」

「1よ?当たり前でしょ?」

「てことは、この装備はつけれない・・?」

「そうなっちゃうわね。ごめんね!その代わりと言っちゃあれなんだけど、最初に行くべき村を教えるわ!」

「あ、是非お願いします!」

「そこは、『ポイム村』ってとこよ!後は地図を頼りに言ってね!」

「ありがとうございます!」


天使は頼り甲斐がないが、
行くあてもないのでポイム村に向かう事にしたのであった・・・・。


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