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本編
III:いわゆるヒロインの登場で
しおりを挟む俺が丁度森へ差し掛かった時
草むらから物音が聞こえた。
「ん?なんだ?」
「ゔゔゔう・・!」
《Level 5のスラミーが現れた》
【戦闘開始】
【選択してください】
HP 20
MP 10
〔攻撃〕 〔防御〕 〔逃げる〕
「おぉ、なんかすげーな!マジでRPGじゃんか、でも俺ステータスへぼいなぁ・・」
「ゔゔゔう・・!」
【主人公に5ダメージ】
「痛っ!こいつ俺より普通に強い・・!」
「ゔゔゔう・・!」
【クリティカルヒット!主人公に10ダメージ】
「痛っ!!やばいやばいやばい・・」
「ゔゔゔう・・!」
その時、俺は死を覚悟した。
今までの事が走馬灯の様に流れていった。
しかし
数秒たっても痛くない。俺は気になり目を開けた。
【エリカが参戦した。エリカの防御でダメージ0】
「き、君は?!」
目の前にいたのは金髪でポニーテールの可愛い女の子だった。
俺はこの可愛い子に命を救われたのか。
そう思うと情けなくて顔を合わせられない。
「大丈夫?少し下がってて!」
「は、はい」
【スラミーに100ダメージ!】
【戦闘終了】
俺はこの子の強さに言葉を失っていた。
俺で手も足も出ない相手に100ダメージ。只者じゃない。俺はある種の恐怖に襲われていた。
「どうしたの?そんな顔して」
(いやいやいや、そんな圧倒的な力の差を見せつけられたら誰でもこうなるでしょ。しかも女子に負けてる俺って・・)
「いや・・あの、強いんだなぁ。と思って」
「あ、自己紹介が遅れたね!私はエリカ、職業は勇者。Levelは20。よろしく!」
「勇者?!しかも、Level 20って・・」
「君は見た感じ、駆け出し冒険者ね、私で良ければ君のパーティに入るけど」
「いいのか?こんな最弱の俺と組んで」
「大丈夫。私は君の眠りし力が見える。」
「眠りし力?」
「いいからいいから、いずれ分かるから」
「そ、そっか。じゃあポイム村に行くか!」
【エリカがパーティーに加わった】
俺はこの女子に守られながら村を目指すのであった。
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