いわゆる天使の気まぐれで

夏目きょん

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本編

IV:いわゆるポエム村に着きまして

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俺はエリカに守られながら森を進んだ。
パーティーメンバーが敵を倒すとパーティーメンバー全員が経験値を貰える仕組みらしく、村に着く頃には、おのずとLevel 10になっていた。

「なんかごめんな・・」

「ん?全然大丈夫だよ?私は君のボディーガードとして入ってるって事も忘れないで」

「う、うん。君には助けてもらってばっかりだよ・・」

「気にしないで!私、暇だから」

「なんか、ありがとう・・」

「だからいいってば!それはそうと村に着いたわね」

「あぁ、着いたな!ここが村かぁ!」

ポイム村は貧相な村ではあったが、自然と共存し、緑あふれる綺麗な村だった。

「この村で、食料を確保しましょ」

「おう!」

「あ、あと各村には一つづつイベントのようなものが存在するから、この村のイベントをこなしてから次の村に行きましょ!」

「イベント?どんなものなんだ?」

「例えば・・勇者の剣が貰えるとかかなぁ~」

「スゲェー!!!俺も欲しいな!」

「勇者じゃないからそれ貰っても君は使えないでしょ・・」

「そうだった・・」

何気ない平和な会話をしていると、1人の老いた村人がやって来て、俺らに話しかけて来た。

「お主らは、旅の人か?」

「あ、えっと・・」

「はい、私達は旅の者です。何か用ですか?」

俺が突然の質問に戸惑っていると
エリカが自然な形でフォーロに入ってくれた。

「旅の者なら食料じゃろ?残念ながら食料はないんだ。帰ってくれ」

「どうして?」

「つい先日、死神を名乗る者たちに村を襲撃されたんじゃよ・・・・」

「死神・・?」

「自分達の目的の為ならどんな犠牲も厭わない最低最悪の連中よ。」

「クズだ・・!なぁ、エリカ。俺らが死神達を倒して村の人達の仇を打とう」

「バカなこと言わないで!!私達が死神に勝てるわけ無いでしょ。無駄死にすることになるわ」

「それでも、俺は行きたい。」

「私は君のボディーガード。そんな危険なところには連れてけない。」

「・・・・!」

俺は一つの名案を思いついた。
あるアイテムがこの世界にあれば、この作戦は成功する。
いや、無いはずが無い。必ずある




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