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その4
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突然現れた あの娘~小悪魔★天使~4
よくよく冷静に考えればこの窓から飛んでも
打ち所が悪くない限りせいぜい脚を捻るくらいだ。
高さもそんなにない…しかも地面は芝生…
完全に騙された。
俺の部屋にあった荷物はベッドとテレビと
扇風機etc…のみを残して隣の部屋にダンボールに
入れられて山積みにされた。そしてベッドの
ある部屋に作られた空きスペースに寝る時は
布団を敷くという…
お気に入りのフィギュアはもちろん日常的に
使うものまでダンボール箱行きだった。
不必要なものは全てダンボールなので
なんだか部屋がガランとしてる。
幸いなことに客人用の布団を押入れの中に
入れてはいたが買って以来、誰も使われずに
ずーっと押入れの中…なんとなくカビ臭い…
その布団をさっき飛び降りようとした窓に干す。
「ちょっとなにこれ?カビ臭いんだけど
ドーテーさん!」
「だからドーテーって呼ぶなよ!追い出すぞ!」
「…何日でも…居ていいから…」スマホを取り出し
エリナは再生しながら「大人ってすぐ嘘つくよね…」
そう言って俺をじとーっと見ていた。
「わかった!わかった!居ろ!」
「居ろ…?」エリナは不満げな顔をしている
「居てください!」俺も投げやりに…
「仕方ないな居てやるか♪」又してもやられた
俺は完全にこの子のペースにはまっていた…
「もう一度だけ言うぞ!俺はケンジ!え~と
お前は…え~と…」「エリナ!覚えといて!」
「あ、スマン、スマン…」また俺は頭を下げた
「ねぇ、ねぇ、ドーテーさん…お腹空いた。」
「だから…ドーテーって言うな…お、おいおい…」
俺が話している途中にエリナは立ち上がり
スタスタと俺の冷蔵庫を開けてしばし中を
見入いっている。
「なんも入ってないじゃん!外に買いに行こ!」
俺はエリナに言われるがまま近くのコンビニにへ
向かう羽目になった。
よくよく冷静に考えればこの窓から飛んでも
打ち所が悪くない限りせいぜい脚を捻るくらいだ。
高さもそんなにない…しかも地面は芝生…
完全に騙された。
俺の部屋にあった荷物はベッドとテレビと
扇風機etc…のみを残して隣の部屋にダンボールに
入れられて山積みにされた。そしてベッドの
ある部屋に作られた空きスペースに寝る時は
布団を敷くという…
お気に入りのフィギュアはもちろん日常的に
使うものまでダンボール箱行きだった。
不必要なものは全てダンボールなので
なんだか部屋がガランとしてる。
幸いなことに客人用の布団を押入れの中に
入れてはいたが買って以来、誰も使われずに
ずーっと押入れの中…なんとなくカビ臭い…
その布団をさっき飛び降りようとした窓に干す。
「ちょっとなにこれ?カビ臭いんだけど
ドーテーさん!」
「だからドーテーって呼ぶなよ!追い出すぞ!」
「…何日でも…居ていいから…」スマホを取り出し
エリナは再生しながら「大人ってすぐ嘘つくよね…」
そう言って俺をじとーっと見ていた。
「わかった!わかった!居ろ!」
「居ろ…?」エリナは不満げな顔をしている
「居てください!」俺も投げやりに…
「仕方ないな居てやるか♪」又してもやられた
俺は完全にこの子のペースにはまっていた…
「もう一度だけ言うぞ!俺はケンジ!え~と
お前は…え~と…」「エリナ!覚えといて!」
「あ、スマン、スマン…」また俺は頭を下げた
「ねぇ、ねぇ、ドーテーさん…お腹空いた。」
「だから…ドーテーって言うな…お、おいおい…」
俺が話している途中にエリナは立ち上がり
スタスタと俺の冷蔵庫を開けてしばし中を
見入いっている。
「なんも入ってないじゃん!外に買いに行こ!」
俺はエリナに言われるがまま近くのコンビニにへ
向かう羽目になった。
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