前世を思い出した侯爵令嬢ののんびり生活

ツナコ

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第1部

19

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 10月になった。

 今月の下旬にはレーゲンブルク最大のお祭りであるフラワーフェスティバルが開かれる。

 もちろんイーサン様と約束しており、その時の洋服や、…下着についてケイトと一緒に買い物をしたかったのだが、ケイトは週末はウィリアム様と約束がありダメだった。

 代わりにといってはなんだけど今日のランチは久々に2人でカフェテリアへ。

 今年の流行や、もしもの時のおすすめ下着も相談する。

 ケイトは私のほうが初体験が早そうだと悔しがっていた。。

 ウィリアム様とはキスから先になかなか進まないとのこと。

 前より連絡が少なくなってきて、ランチもどこかにいってしまったり、まあ、いろいろ先輩は忙しいのかもと言っていたけど、私の脳裏にオクサナ嬢の影がチラついた…気のせいだといいけど。

 結局、買い物はお母様に相談し、お洋服は一緒に見に行くことになった。

 下着は恥ずかしくて無理ね…。

 母のヘレナは綺麗なホワイトブロンドの、顔立ちはモナハンが似てるかしら。  

 ふんわりと儚げな美女で、性格も外見通りほわほわした夢見がちな人である。

 お母様にはイーサン様の事を報告したけど、お母様がお父様にはまだ言わない方がいいかも、ショックを受けるので、と止められたので様子を見ることにする。

 舞の世界は処女であることが重要だったのかしら、そうでもなかったかな。

 この世界も結婚するまで初めては…という風潮はそんなにはない。

 ただ、避妊はしっかりと、だ。

 舞の世界と違って、この世界には薬草を煎じた男女どちらも飲める避妊薬があり、男性がつける避妊具?舞もよく分からなかったみたいだけど、そういうものはない。

 なのでお母様からは避妊薬を用意しておくようにと口がすっぱくなるほど言われ、なんだか照れてしまう。

 まあ妊娠したら結婚すればいいものね、孫が早く見れて嬉しいわ、などとつけくわえるので、それはないわ!と慌ててしまった。
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