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第四章 二人きりでの馬車の旅
005 メアリの呪文
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オールバックの白髪を後ろで一本に結んだ、ムッキムキの大柄な執事の登場に、セシルは絶句していた。
その執事は瞳をギラギラと滾らせ、座り込むメアリを見ると名前を叫びながら膝から崩れ落ちた。
「メアリーー!!」
「あなた。大したことありませんから……」
「何て可哀想なんだ。大丈夫なのか? 腰か、腰が痛いんだな!? 医者だ。医者へ連れていこう!」
メアリの手にその大きな手を重ね、涙ぐむ巨漢にメアリは優しく首を振る。
「部屋で休めば大丈夫ですから。落ち着いてください。……それより、エドワール様を放っておいてはいけませんよ」
「それなら安心しろ。奥方とお茶を嗜んでおられる。さぁ。ベッドまで運ぼう」
メアリにあなた、と呼ばれた執事は、メアリを軽く抱き上げると立ち上がり、床に座り込んだままのセシルと目が合った。
「おお。君が新入りさんだね。メアリが世話になった。礼を言うよ」
爽やかな笑顔に手慣れたウインク。
前にレクトが言っていた、女好きだったという爺様だろう。
「騒がせちゃって、ごめんなさいね。セシル。ありがとう」
メアリは恥ずかしそうに、でも嬉しそうに爺様にお姫様の様に抱っこされて部屋を後にした。
「レクトっ」
「はい。爺様」
廊下からレクトの声がした。セシルも廊下の様子を見に行くと、レクトがメアリの部屋の前で心配そうに中を見つめていた。
「レクト。きっと休めば大丈夫だよ。少し楽になったって言ってたから」
「そっか……」
レクトが安心したように一息ついた時──。
「ぅぉおぅっ……」
爺様の苦痛に満ちた声が室内から漏れてきた。
二人とも驚いて部屋を覗き込むと。
「あらあら。あなたも?」
「……すまない。メアリ、私も大分年を取ったな……」
どうやらメアリを下ろす時に爺様も腰を痛めてしまったらしい。
「あの~。湿布張りますか?」
「セシル。お願いするわ」
◇◇
その後、湿布を張ると爺様は復活し、セシルにまたウインクして、それからメアリと名残惜しそうにバグして帰っていった。
初めて会うけど、どこかで会ったような気がしてしまうのは、爺様がクロードに似ているかもしれない。
そう思ったらちょっと鳥肌が立った。
そして夜、メアリと一緒に荷造りをした。爺様の襲来ですっかり忘れていたが、明日から北の訓練所へ、セシルも同行するのだ。
「セシル。荷物はこれで大丈夫かしら?」
「はい。多分……大丈夫だと思います。メアリさん。いつもありがとうございます」
「いいのよ。孫が一人増えて嬉しいんだから。私、北の訓練所には行ったことがないの。北のシュナイト公爵領の田舎の方にあるらしいわ。何か心配なことはあるかしら?」
「うーん。レクトもいるし、大丈夫だと思います」
「そうね。アル様は、外だと厳しいから生温い目で見守ってあげてね」
「はい。……へ? あれより厳しくなるんですか!?」
メアリは首をかしげ少し考えると、笑い始めた。
「あ~。ふふふっ。そうね。アル様、セシルには厳しいかもしれないわね。奥様が生きていらした頃は良く泣くし、それから笑ったりもする子だったのよ。今のレオン様みたいだったわ」
「ふぅ~ん」
全く想像が出来ない。
何を間違えて、ああ育ってしまったのか。
「でもね。お母様が亡くなった時、アル様、泣けなかったの。お父様が厳しくて、泣くことは許されなかったの。現当主のエドワール様とリリアーヌ様は我慢してらしたけれど、アル様は我慢できなくて、一日だけ家出しちゃったんだから」
「泣いちゃ駄目……それに家出?」
アルベリクに家出も涙も似合わないし、やっぱりピンと来ない。
しかし、セシルはなぜかその言葉が気になっていた。
昔、そんな子が教会に来たことがあったのだ。でも、アルベリクとは真逆のゆるフワ系の子で、しかも女の子だったけれど……。
「そうよ。翌日発見されたアル様は、たくさん泣いた跡がお顔にあって……でも、屋敷に戻ってからはずっと泣かなかったの。その後、アル様の涙を見たのは一度だけなのよ」
メアリは何でこんな話をしているのだろう。
セシルは不思議に思いながらも黙って聞いていた。
「アル様が泣いたのはいつだと思う?」
「うーん。あ、お父様が亡くなった時、ですか?」
「ぶー。その時は忙しくて、みんな泣く暇もなかったわね。……アル様が泣いていたのは、セシルが来た日よ」
「私?」
「そうよ。あの日、アル様は、急に滝のようにドバーって泣き出したの。お庭でティータイムだったのに。それから、レクトにお湯の準備をさせて、お金をどっさり背負って急いでどこかへ出掛けたのよ。そしたら、セシルを連れて帰ってきたわ」
「え? それってどういうことですか?」
「ね。どういうことかしら? お金は、教会に寄付するためだと思うんだけど、お湯を用意させたから、何か拾ってくるのかなって……もしかして、セシル。アル様と前からの知り合いなの?」
「え……知り合い?」
記憶を辿ると、聖女の時に出会ったアルベリクばかり浮かんできた。一度目の記憶の時は、たまに教会に寄付金を届けにくる領主の息子……としか知らなかったし、やり直す前に出会っていただろうか。
「あら。違うの? てっきりそうかと思っていたのに。アル様、セシルが来てから凄くピリピリしてたり、フワフワしてたり……」
「フワフワ!?」
「あら。分からない? たまにあるから探してみてね」
多分、一生見つけられない気がする。
「あら、いけない。もう遅い時間だわ。明日も早いし、早く寝なくちゃね」
「はい。今日はありがとうございました」
「ふふふっ。それはこっちの台詞よ。そうだ」
メアリは立ち上がると、セシルの頭を猫のように撫でながら呪文のように言葉を唱えた。
「セシルは、可愛くって優しくって頑張りやさんでとっても良い子ね。よしよし──これ、小さい頃にアル様に毎日やっていたの。良かったらセシルも、アル様にやってみてね?」
「……えっ!? 無理です!」
メアリはまるで悪戯っ子のように、ふふっと笑い部屋から出て行く。そんなメアリにセシルは我慢ができなくて、気がついたら引き止めていた。
「あ、メアリさん、待って。──えっと……メアリさんはいつも優しくってお料理が上手で、何でもできて、それからそれから……大好きです!」
メアリは目を丸くして瞬きし、にっこりと微笑んで部屋を出ていった。
ここへ連れてこられて一番良かったと思えるのはメアリと出会えたことだ。セシルはベッドに寝転び、撫でられた頭を自分でも撫で直し、余韻に浸る。
そう言えば、昔シスターにも膝の上でよく頭を撫でて貰ったな。セシルは昔を懐かしみながら、夢の中へと誘われていった。
その執事は瞳をギラギラと滾らせ、座り込むメアリを見ると名前を叫びながら膝から崩れ落ちた。
「メアリーー!!」
「あなた。大したことありませんから……」
「何て可哀想なんだ。大丈夫なのか? 腰か、腰が痛いんだな!? 医者だ。医者へ連れていこう!」
メアリの手にその大きな手を重ね、涙ぐむ巨漢にメアリは優しく首を振る。
「部屋で休めば大丈夫ですから。落ち着いてください。……それより、エドワール様を放っておいてはいけませんよ」
「それなら安心しろ。奥方とお茶を嗜んでおられる。さぁ。ベッドまで運ぼう」
メアリにあなた、と呼ばれた執事は、メアリを軽く抱き上げると立ち上がり、床に座り込んだままのセシルと目が合った。
「おお。君が新入りさんだね。メアリが世話になった。礼を言うよ」
爽やかな笑顔に手慣れたウインク。
前にレクトが言っていた、女好きだったという爺様だろう。
「騒がせちゃって、ごめんなさいね。セシル。ありがとう」
メアリは恥ずかしそうに、でも嬉しそうに爺様にお姫様の様に抱っこされて部屋を後にした。
「レクトっ」
「はい。爺様」
廊下からレクトの声がした。セシルも廊下の様子を見に行くと、レクトがメアリの部屋の前で心配そうに中を見つめていた。
「レクト。きっと休めば大丈夫だよ。少し楽になったって言ってたから」
「そっか……」
レクトが安心したように一息ついた時──。
「ぅぉおぅっ……」
爺様の苦痛に満ちた声が室内から漏れてきた。
二人とも驚いて部屋を覗き込むと。
「あらあら。あなたも?」
「……すまない。メアリ、私も大分年を取ったな……」
どうやらメアリを下ろす時に爺様も腰を痛めてしまったらしい。
「あの~。湿布張りますか?」
「セシル。お願いするわ」
◇◇
その後、湿布を張ると爺様は復活し、セシルにまたウインクして、それからメアリと名残惜しそうにバグして帰っていった。
初めて会うけど、どこかで会ったような気がしてしまうのは、爺様がクロードに似ているかもしれない。
そう思ったらちょっと鳥肌が立った。
そして夜、メアリと一緒に荷造りをした。爺様の襲来ですっかり忘れていたが、明日から北の訓練所へ、セシルも同行するのだ。
「セシル。荷物はこれで大丈夫かしら?」
「はい。多分……大丈夫だと思います。メアリさん。いつもありがとうございます」
「いいのよ。孫が一人増えて嬉しいんだから。私、北の訓練所には行ったことがないの。北のシュナイト公爵領の田舎の方にあるらしいわ。何か心配なことはあるかしら?」
「うーん。レクトもいるし、大丈夫だと思います」
「そうね。アル様は、外だと厳しいから生温い目で見守ってあげてね」
「はい。……へ? あれより厳しくなるんですか!?」
メアリは首をかしげ少し考えると、笑い始めた。
「あ~。ふふふっ。そうね。アル様、セシルには厳しいかもしれないわね。奥様が生きていらした頃は良く泣くし、それから笑ったりもする子だったのよ。今のレオン様みたいだったわ」
「ふぅ~ん」
全く想像が出来ない。
何を間違えて、ああ育ってしまったのか。
「でもね。お母様が亡くなった時、アル様、泣けなかったの。お父様が厳しくて、泣くことは許されなかったの。現当主のエドワール様とリリアーヌ様は我慢してらしたけれど、アル様は我慢できなくて、一日だけ家出しちゃったんだから」
「泣いちゃ駄目……それに家出?」
アルベリクに家出も涙も似合わないし、やっぱりピンと来ない。
しかし、セシルはなぜかその言葉が気になっていた。
昔、そんな子が教会に来たことがあったのだ。でも、アルベリクとは真逆のゆるフワ系の子で、しかも女の子だったけれど……。
「そうよ。翌日発見されたアル様は、たくさん泣いた跡がお顔にあって……でも、屋敷に戻ってからはずっと泣かなかったの。その後、アル様の涙を見たのは一度だけなのよ」
メアリは何でこんな話をしているのだろう。
セシルは不思議に思いながらも黙って聞いていた。
「アル様が泣いたのはいつだと思う?」
「うーん。あ、お父様が亡くなった時、ですか?」
「ぶー。その時は忙しくて、みんな泣く暇もなかったわね。……アル様が泣いていたのは、セシルが来た日よ」
「私?」
「そうよ。あの日、アル様は、急に滝のようにドバーって泣き出したの。お庭でティータイムだったのに。それから、レクトにお湯の準備をさせて、お金をどっさり背負って急いでどこかへ出掛けたのよ。そしたら、セシルを連れて帰ってきたわ」
「え? それってどういうことですか?」
「ね。どういうことかしら? お金は、教会に寄付するためだと思うんだけど、お湯を用意させたから、何か拾ってくるのかなって……もしかして、セシル。アル様と前からの知り合いなの?」
「え……知り合い?」
記憶を辿ると、聖女の時に出会ったアルベリクばかり浮かんできた。一度目の記憶の時は、たまに教会に寄付金を届けにくる領主の息子……としか知らなかったし、やり直す前に出会っていただろうか。
「あら。違うの? てっきりそうかと思っていたのに。アル様、セシルが来てから凄くピリピリしてたり、フワフワしてたり……」
「フワフワ!?」
「あら。分からない? たまにあるから探してみてね」
多分、一生見つけられない気がする。
「あら、いけない。もう遅い時間だわ。明日も早いし、早く寝なくちゃね」
「はい。今日はありがとうございました」
「ふふふっ。それはこっちの台詞よ。そうだ」
メアリは立ち上がると、セシルの頭を猫のように撫でながら呪文のように言葉を唱えた。
「セシルは、可愛くって優しくって頑張りやさんでとっても良い子ね。よしよし──これ、小さい頃にアル様に毎日やっていたの。良かったらセシルも、アル様にやってみてね?」
「……えっ!? 無理です!」
メアリはまるで悪戯っ子のように、ふふっと笑い部屋から出て行く。そんなメアリにセシルは我慢ができなくて、気がついたら引き止めていた。
「あ、メアリさん、待って。──えっと……メアリさんはいつも優しくってお料理が上手で、何でもできて、それからそれから……大好きです!」
メアリは目を丸くして瞬きし、にっこりと微笑んで部屋を出ていった。
ここへ連れてこられて一番良かったと思えるのはメアリと出会えたことだ。セシルはベッドに寝転び、撫でられた頭を自分でも撫で直し、余韻に浸る。
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