婚約者に騙されて守護竜の花嫁(生贄)にされたので、嫌なことは嫌と言うことにしました

【登場人物紹介】

　第一章の登場人物です。

『アーネスト伯爵家』

＊ルーシャ＝アーネスト(十五歳)
　ローズブロンドの髪と赤みがかった茶色い瞳の主人公。
　両親を事故で失い、自身もその事故で背中には大きな傷を負う。母方の祖父に育てられ、叔父の養子となる。テオドアの婚約者となるが、結婚式当日に守護竜の生贄にされる。

＊ヒスイ(千歳？)
　ルーシャの執事。自称、水竜。
　藍色の髪と翡翠色の瞳の青年。
　この国を救うために現れたらしい。
　人と感覚がずれている。


＊レイス＝アーネスト(二十歳)
　短いダークブロンドの髪と、青い瞳の従兄。
　伯爵家の嫡男。ルーシャを本当の妹のように可愛がっている。真面目な青年。


＊アリア＝アーネスト(十八歳)
　レイスの妻。侯爵家の令嬢。
　レイスへの独占欲が強く、ルーシャの存在を疎ましく思っている。

＊アーネスト伯爵(四十歳)
　レイスの父。妻を事故で亡くしている。
　優秀な姉にコンプレックスを抱いていた。


『シェリクス公爵家』

＊テオドア＝シェリクス(十八歳)
　ブロンドの髪に青い瞳の公爵家嫡男。　　
　国の為、ルーシャを守護竜の花嫁にする。
　

＊クラウディア＝シェリクス(八歳)
　ちょっと我が儘なテオドアの妹。
　ルーシャを慕う、イケメン好き。


『その他』

＊リック(十五歳)
　異国から来た赤髪の商人。
　瞳は赤と琥珀色のオッドアイ。
　軽口ばかり叩く人懐っこい童顔の少年。
　愛犬シュヴァルツを連れている。