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戦女神編
7 森の中の死闘
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「行くぞ!!」
「はい!!」
「行きます!!」
カルナとフォウは先程と同様に両サイドから斬りかかった。
しかし、化け物は二人の剣戟を鎌で防ぎ始めた、
「くっ、こいつ」
「この化け物対応してきている」
二人の攻撃を鎌で防ぐと化け物は下半身の虫の部分から触手が生えた。
「なんだこれは!?」
化け物は触手でカルナを叩き落とした、
「カルナさんっ!?」
知佳は飛ばされていくカルナを見て近づいた、
「大丈夫ですか……」
「あぁ、大丈夫さ、ちゃんと待機しといておくれ」
カルナは知佳を押し退ける、
「次は大丈夫さ……」
カルナは自分に言い聞かせるように化け物に向かっていった、
「この、触手……フォウはよく避けるな」
カルナの言う通り、フォウは触手に対して上手く避けたり切り落としていた、
「カルナおばさん大丈夫ですか?」
「あぁ、大丈夫さ」
カルナはフォウを見様見真似に触手と本体を斬り始めた、
「くっ……フォウはこんな激しい動きをしているのか……」
「カルナおばさん何か言いました?」
「いや、何でもない、やることはやるよ!!」
「はいっ!!」
二人は攻撃を続けているとようやく触手が二本だけになった、
「はっ!!」
「せいっ!!」
最後の二本を切り落とすと目の前には化け物の鎌がラストに残っていた、
「これで最後!!」
「やるぞ、フォウ!!」
二人は鎌が生えている細い部分を狙い斬り落とした、
「「いまよ(だ)チカ!!」」
二人がそう叫ぶと同時に知佳を見えている部分のセイを引き抜こうとした、
「くっ、頑丈にくっついている」
「まだか!?」
その間に、化け物は段々と鎌を再生し始めていた。
その瞬間、セイを引っ張るとビリと破れる音がした、
「もう少しで」
しかし、その間には化け物の鎌は再生した、
「もう、治った!?」
「カルナおばさんもう一度」
その瞬間二人はその鎌に弾き飛ばされた、
「ぐはっ」
「かはっ」
二人は木に激突するも直ぐに立ち直るも、その目に見えたものは、化け物の凶刃が既に知佳の首に襲いかかっていた、
「だめ!?」
「くっ」
二人は足を動かそうと必死に動くも、木に激突したせいか上手く立てなかった、
「チカ、一度離れろ」
「もう少しなんです!!」
その瞬間、化け物の鎌が止まると同時にその鎌から血が流れていた、
「あ、あなたは」
「へへ、女ばかりに格好いいところを持っていくのは癪でね」
そこにいたのは、先程から居た、戦士の男だった。
男は両方から来てる鎌を素手で掴んでいた、
「ど、どうして」
「速くしろ!! 」
「は、はい!!」
知佳は急いで引き抜こうとするが、今度は上空から全て斬ったはずの触手も何本か再生しており向かってきていた、
「させない!!」
フォウが体を動くようになり、跳躍して触手達を全部斬った、
「今よ!!」
知佳は力一杯セイを引き抜いた、
「や、やった、引き抜きました!!」
その瞬間、化け物は核を失ったかのように暴れだした、
「炎神剣アラニ!!」
カルナがそう叫ぶと炎が化け物に纏わりついた、
「離れるよ皆」
カルナは四人の元に来ると指示を出した。
五人は離れて化け物が燃え尽きるとこをじっと見つめていた。
「終わりましたねカルナおばさん」
「あぁ」
「でも、この子目を覚まさないですよ」
その瞬間、フォウは剣を落としてセイを抱きかかえた、
「セイ起きて」
そう呼び掛けるも反応はなかった、
「まさか、死んでるんじゃ」
「違う!! 息はしてる!!」
フォウは力強くそう言ったその時、
「ん、んん」
と、セイが声を出すと、
「お姉ちゃん……」
「セイ!?」
セイは目を開けた、
「よかった、よかった」
フォウは涙を流しながらセイを強く抱き締めた。
「はい!!」
「行きます!!」
カルナとフォウは先程と同様に両サイドから斬りかかった。
しかし、化け物は二人の剣戟を鎌で防ぎ始めた、
「くっ、こいつ」
「この化け物対応してきている」
二人の攻撃を鎌で防ぐと化け物は下半身の虫の部分から触手が生えた。
「なんだこれは!?」
化け物は触手でカルナを叩き落とした、
「カルナさんっ!?」
知佳は飛ばされていくカルナを見て近づいた、
「大丈夫ですか……」
「あぁ、大丈夫さ、ちゃんと待機しといておくれ」
カルナは知佳を押し退ける、
「次は大丈夫さ……」
カルナは自分に言い聞かせるように化け物に向かっていった、
「この、触手……フォウはよく避けるな」
カルナの言う通り、フォウは触手に対して上手く避けたり切り落としていた、
「カルナおばさん大丈夫ですか?」
「あぁ、大丈夫さ」
カルナはフォウを見様見真似に触手と本体を斬り始めた、
「くっ……フォウはこんな激しい動きをしているのか……」
「カルナおばさん何か言いました?」
「いや、何でもない、やることはやるよ!!」
「はいっ!!」
二人は攻撃を続けているとようやく触手が二本だけになった、
「はっ!!」
「せいっ!!」
最後の二本を切り落とすと目の前には化け物の鎌がラストに残っていた、
「これで最後!!」
「やるぞ、フォウ!!」
二人は鎌が生えている細い部分を狙い斬り落とした、
「「いまよ(だ)チカ!!」」
二人がそう叫ぶと同時に知佳を見えている部分のセイを引き抜こうとした、
「くっ、頑丈にくっついている」
「まだか!?」
その間に、化け物は段々と鎌を再生し始めていた。
その瞬間、セイを引っ張るとビリと破れる音がした、
「もう少しで」
しかし、その間には化け物の鎌は再生した、
「もう、治った!?」
「カルナおばさんもう一度」
その瞬間二人はその鎌に弾き飛ばされた、
「ぐはっ」
「かはっ」
二人は木に激突するも直ぐに立ち直るも、その目に見えたものは、化け物の凶刃が既に知佳の首に襲いかかっていた、
「だめ!?」
「くっ」
二人は足を動かそうと必死に動くも、木に激突したせいか上手く立てなかった、
「チカ、一度離れろ」
「もう少しなんです!!」
その瞬間、化け物の鎌が止まると同時にその鎌から血が流れていた、
「あ、あなたは」
「へへ、女ばかりに格好いいところを持っていくのは癪でね」
そこにいたのは、先程から居た、戦士の男だった。
男は両方から来てる鎌を素手で掴んでいた、
「ど、どうして」
「速くしろ!! 」
「は、はい!!」
知佳は急いで引き抜こうとするが、今度は上空から全て斬ったはずの触手も何本か再生しており向かってきていた、
「させない!!」
フォウが体を動くようになり、跳躍して触手達を全部斬った、
「今よ!!」
知佳は力一杯セイを引き抜いた、
「や、やった、引き抜きました!!」
その瞬間、化け物は核を失ったかのように暴れだした、
「炎神剣アラニ!!」
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「あぁ」
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その瞬間、フォウは剣を落としてセイを抱きかかえた、
「セイ起きて」
そう呼び掛けるも反応はなかった、
「まさか、死んでるんじゃ」
「違う!! 息はしてる!!」
フォウは力強くそう言ったその時、
「ん、んん」
と、セイが声を出すと、
「お姉ちゃん……」
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セイは目を開けた、
「よかった、よかった」
フォウは涙を流しながらセイを強く抱き締めた。
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