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第1章
バス攻防戦(序の巻)
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綺麗な女の子を追いかけて数分。バスでずっと移動していたら急にターゲットミエールのランプが光り、俺は驚いてしまった。そうこうしていられないと思い、すぐに仲間に伝えに来たわけだ。
そんなことが昨日の出来事だった。丸出芭歌の居場所がこのランプによって大まかに分かったので、今からこのバスに乗って仲間達と共に戦いに行く。
「よし、お前ら。特にまなか! 体調は大丈夫か? 昨日は何が起きたか分からんけど、とにかく倒れてたからな。後、くるとんはあの本も忘れてないよな?」
「ちゃんと持って来てますよ。能力封じの書」
そういう確認を済ませた後、バス停で数分待ちやっとバスが来た。これからぶっ飛ばし隊の始まりの鐘が鳴る。気張って行くぞーー!
「これがバスかぁ......早く乗って乗って!」
「わかったわかりました、だから落ち着いてください」
そういや今までスルーしてたけど、この小人はナニモン?
「あっ、ヤベ。カバンを持ってき忘れてたよ。よいしょっと......危ない危ない。こんな所で全部落としちゃったらあの諸星にいろいろどやされてしまうからな。さてと俺も乗ろうと......」
「発車します。ご注意願います」
「......え? ええええええ!?」
丸出芭歌がいる場所はバス停6つ行けば近くになるとこの機械は読み取っている。単純にバス停6つ分の距離といえば大分遠くに感じるが、このルートはしばらくの間短いスパンでバス停が続くらしいので思ってたよりも近いのだ。
「......」
「うん? あれ、星夜はどこいった?」
「......え? 確かに星夜さんがいない!? もしかして乗り遅れたの?」
マジでかよ。プププ......アッハハハ! 全くしょうがねぇなぁ~~! ノロマは星夜くんを次のバス停で待ってやろうではないか! いやはやまた1つネタが増えたわ!
俺はこの状況を見るためにバスの窓を開けてみることにした。そしたらバスの後方付近で声が聞こえてきたではありませんか。
「待ってくれーー! ここに乗り遅れの客がいますよーー!」
「なんかめっちゃ走ってるうぅぅーー!」
「凄いよ星夜! このバスに追いつけるんだね。見直したよ!」
いやいや追いつけるわけねぇだろ! 何言ってるんだまなかっち!?
「でも次のバス停で追いつけそうですよ」
謎の小人の言うとうり、バス停が見えてきた。よかったな星夜。これでお前も座って向かうことができるぞ。
「ゼェ......ゼェ......はぁ~~。なんとか間に合った......」
「お疲れ様、間に合ってよかったな」
「全く、先輩は気をつけてくださいよ」
「ごめんごめん。でも間に合ったから許し......」
「プップーー! 発車します」
......え? 今星夜が乗りこむ前にバスが出発したんだけど......
「ええええええ!?」
「......はぁぁぁぁぁぁぁ!?」
なんでや! なんで星夜が乗る前に閉まったんだ!? おかしいだろ!? 仲間達も何か異変が起きている事に気がついているらしく、車内がにわかにも騒がしくなってきている。
「諸星さん。完全に運転手が星夜さんを見捨てましたよね!?」
「ありゃ!? それでもいつのまにか星夜がバスの前方まできている。なんですぐに追いつけちゃってるの?」
星夜がすぐに追いつけた理由は多分だけど、バス停がすぐ向こうにあるからノロマ運転になっているのかと。ていうかそれでもバスに追いつく星夜の脚力は異常だな。流石、あの巨人ゴリラから逃げ切った男ってことか。逃げ力で培った脚力がここにきて満遍なく活かしきっている。
その肝心の星夜はというと、バスのドア付近まで来て、何か言葉を運転手に叫びまくっている。
「おい運転手! このバスを運転している奴! 乗せてよ!? なんで俺だけを置いてったコラ!?」
「......フッ......」
運転手はいかにも性格が悪そうな不敵な顔で星夜を鼻で笑っている。これはあれだ。うん。完全にわざとな感じの奴だ。
「カッチーン! かくなるうえは! 猪突突進ーー!」
「あれ? 星夜が速度をさらに上げて前に......そして向こうのバス停に並んだ!」
なるほど、先にバス停に並んでいれば乗れるな。それに星夜以外にも並んでいる人々もいる。これじゃあ流石に運転手も他の客もいるわけだし置いてったりはしないだろう。
「あれ? バスが止まりませんね?」
「ちょいちょい嘘だろ!? スルーしやがったーー!?」
おい今他の客もいたぞ!? 流石にまずくないかこの暴挙! あとで絶対怒られるよこの運転手! いいのかそれで!?
「マーーチーーヤーーガーーレーーェェェ!」
「きゃぁぁぁ!?」
「どうしたみんな!? いきなり叫んで何が起きたんだ!?」
みんなはバスの後ろを指差して星夜が凄いスピードで追いかけていると言っている。俺も星夜の様子を見てみたが、相当荒い呼吸と鬼みたいな形相で追いかけていた。ヤバイな、流石にスピードが下がっているし、それにこのバス停が抜けてしまったらしばらくバス停が無い。万事休すか......
「ピンポーン! 次止まります。バスが停留所に停車してから席をお立ちください」
いきなりアナウンス。というか次止まるだと!?
「あ、次誰か降りるみたい。誰かが降りる時に星夜が乗りこめば大丈夫でしょ」
「いやまなかっち......多分だけどこの運転手のことだし......」
バスはやっぱりバス停に止まらずに走っていく。やっぱりそうなるか......
「ここまで来たら運転手が星夜さんにトラブルが起きて、それが原因で何かしらの恨み持っているとしか思えないんだけど? この数時間の間に何が起きたんですかね?」
おっと!? なんかアナウンスが車内に響いてきた。
「バスを降りるお客様がいれば横の窓を開けてそこから降りてください」
ここで初めてみんなが口を揃えてこう叫んだ。
「できるか!?」
どうやったら走行中のバスの窓から降りれるんだよ!?
「流石にそれは空を自由自在に飛べる人や、なんなら副隊長がよく呟いていたスーパーヒーローぐらいしか実行できないですよね。まあそんな非現実的な人はいないだろうけど」
くるとんがそう言い放った矢先に、1人の乗客がいきなり窓を開けて飛び出しやがった。いや飛んでるうぅぅ!?
「ウハハハハ! ヒーローとは私の事だーー!」
「いたぁぁぁ!?」
「というかいたなら止めろよヒーローよ! 何サボってるんだ!?」
「非番だ!」
「なら仕方ない」
「いいの?」
というかさ、やっぱり薄々思ってだけどこの運転手はいくらなんでもど畜生すぎる。果たしてコイツは人の心もってんのか? 一周回ってこの運転手が気になってきたわ。近くまで行ってどんな顔をしているのかを見てみよう。案外、ドSのお姉さんかもしれんしなぁ......グヘヘ。いや見てみるだけだよ、特に何も考えて無いよ、うん。
バスの運転席を見てみたら、美人な人間ではなく緑の化け物がそこにはいた。
「ていうかよく見たら運転している人、人間じゃない!? 人型の魔物だ!?」
あのチンチクリンな小人が言っているが、人型の魔物だと!? こんなの天界では聞いたことがないぞ? それに魔物は......
「そんな!? でも魔物は人間みたいに自我を持たないはずでは?」
星歌の言う通りだが、それをバスの運転手をしている謎の魔物がこれに答える。
「アイツら下等種族と一緒にするな。我はいわゆる上位種だからな。上の世界に行く流れ者とは実力が違うんだよ」
天界に流れ込んでくる魔物とコイツでは実力が違うだと......今まで戦った奴らもだいぶ苦戦を強いられたのだが。
こうして世にも不思議なバス攻防戦が開幕したのだった。
◇◇◇◇◇◇◇
空の巻に続く
そんなことが昨日の出来事だった。丸出芭歌の居場所がこのランプによって大まかに分かったので、今からこのバスに乗って仲間達と共に戦いに行く。
「よし、お前ら。特にまなか! 体調は大丈夫か? 昨日は何が起きたか分からんけど、とにかく倒れてたからな。後、くるとんはあの本も忘れてないよな?」
「ちゃんと持って来てますよ。能力封じの書」
そういう確認を済ませた後、バス停で数分待ちやっとバスが来た。これからぶっ飛ばし隊の始まりの鐘が鳴る。気張って行くぞーー!
「これがバスかぁ......早く乗って乗って!」
「わかったわかりました、だから落ち着いてください」
そういや今までスルーしてたけど、この小人はナニモン?
「あっ、ヤベ。カバンを持ってき忘れてたよ。よいしょっと......危ない危ない。こんな所で全部落としちゃったらあの諸星にいろいろどやされてしまうからな。さてと俺も乗ろうと......」
「発車します。ご注意願います」
「......え? ええええええ!?」
丸出芭歌がいる場所はバス停6つ行けば近くになるとこの機械は読み取っている。単純にバス停6つ分の距離といえば大分遠くに感じるが、このルートはしばらくの間短いスパンでバス停が続くらしいので思ってたよりも近いのだ。
「......」
「うん? あれ、星夜はどこいった?」
「......え? 確かに星夜さんがいない!? もしかして乗り遅れたの?」
マジでかよ。プププ......アッハハハ! 全くしょうがねぇなぁ~~! ノロマは星夜くんを次のバス停で待ってやろうではないか! いやはやまた1つネタが増えたわ!
俺はこの状況を見るためにバスの窓を開けてみることにした。そしたらバスの後方付近で声が聞こえてきたではありませんか。
「待ってくれーー! ここに乗り遅れの客がいますよーー!」
「なんかめっちゃ走ってるうぅぅーー!」
「凄いよ星夜! このバスに追いつけるんだね。見直したよ!」
いやいや追いつけるわけねぇだろ! 何言ってるんだまなかっち!?
「でも次のバス停で追いつけそうですよ」
謎の小人の言うとうり、バス停が見えてきた。よかったな星夜。これでお前も座って向かうことができるぞ。
「ゼェ......ゼェ......はぁ~~。なんとか間に合った......」
「お疲れ様、間に合ってよかったな」
「全く、先輩は気をつけてくださいよ」
「ごめんごめん。でも間に合ったから許し......」
「プップーー! 発車します」
......え? 今星夜が乗りこむ前にバスが出発したんだけど......
「ええええええ!?」
「......はぁぁぁぁぁぁぁ!?」
なんでや! なんで星夜が乗る前に閉まったんだ!? おかしいだろ!? 仲間達も何か異変が起きている事に気がついているらしく、車内がにわかにも騒がしくなってきている。
「諸星さん。完全に運転手が星夜さんを見捨てましたよね!?」
「ありゃ!? それでもいつのまにか星夜がバスの前方まできている。なんですぐに追いつけちゃってるの?」
星夜がすぐに追いつけた理由は多分だけど、バス停がすぐ向こうにあるからノロマ運転になっているのかと。ていうかそれでもバスに追いつく星夜の脚力は異常だな。流石、あの巨人ゴリラから逃げ切った男ってことか。逃げ力で培った脚力がここにきて満遍なく活かしきっている。
その肝心の星夜はというと、バスのドア付近まで来て、何か言葉を運転手に叫びまくっている。
「おい運転手! このバスを運転している奴! 乗せてよ!? なんで俺だけを置いてったコラ!?」
「......フッ......」
運転手はいかにも性格が悪そうな不敵な顔で星夜を鼻で笑っている。これはあれだ。うん。完全にわざとな感じの奴だ。
「カッチーン! かくなるうえは! 猪突突進ーー!」
「あれ? 星夜が速度をさらに上げて前に......そして向こうのバス停に並んだ!」
なるほど、先にバス停に並んでいれば乗れるな。それに星夜以外にも並んでいる人々もいる。これじゃあ流石に運転手も他の客もいるわけだし置いてったりはしないだろう。
「あれ? バスが止まりませんね?」
「ちょいちょい嘘だろ!? スルーしやがったーー!?」
おい今他の客もいたぞ!? 流石にまずくないかこの暴挙! あとで絶対怒られるよこの運転手! いいのかそれで!?
「マーーチーーヤーーガーーレーーェェェ!」
「きゃぁぁぁ!?」
「どうしたみんな!? いきなり叫んで何が起きたんだ!?」
みんなはバスの後ろを指差して星夜が凄いスピードで追いかけていると言っている。俺も星夜の様子を見てみたが、相当荒い呼吸と鬼みたいな形相で追いかけていた。ヤバイな、流石にスピードが下がっているし、それにこのバス停が抜けてしまったらしばらくバス停が無い。万事休すか......
「ピンポーン! 次止まります。バスが停留所に停車してから席をお立ちください」
いきなりアナウンス。というか次止まるだと!?
「あ、次誰か降りるみたい。誰かが降りる時に星夜が乗りこめば大丈夫でしょ」
「いやまなかっち......多分だけどこの運転手のことだし......」
バスはやっぱりバス停に止まらずに走っていく。やっぱりそうなるか......
「ここまで来たら運転手が星夜さんにトラブルが起きて、それが原因で何かしらの恨み持っているとしか思えないんだけど? この数時間の間に何が起きたんですかね?」
おっと!? なんかアナウンスが車内に響いてきた。
「バスを降りるお客様がいれば横の窓を開けてそこから降りてください」
ここで初めてみんなが口を揃えてこう叫んだ。
「できるか!?」
どうやったら走行中のバスの窓から降りれるんだよ!?
「流石にそれは空を自由自在に飛べる人や、なんなら副隊長がよく呟いていたスーパーヒーローぐらいしか実行できないですよね。まあそんな非現実的な人はいないだろうけど」
くるとんがそう言い放った矢先に、1人の乗客がいきなり窓を開けて飛び出しやがった。いや飛んでるうぅぅ!?
「ウハハハハ! ヒーローとは私の事だーー!」
「いたぁぁぁ!?」
「というかいたなら止めろよヒーローよ! 何サボってるんだ!?」
「非番だ!」
「なら仕方ない」
「いいの?」
というかさ、やっぱり薄々思ってだけどこの運転手はいくらなんでもど畜生すぎる。果たしてコイツは人の心もってんのか? 一周回ってこの運転手が気になってきたわ。近くまで行ってどんな顔をしているのかを見てみよう。案外、ドSのお姉さんかもしれんしなぁ......グヘヘ。いや見てみるだけだよ、特に何も考えて無いよ、うん。
バスの運転席を見てみたら、美人な人間ではなく緑の化け物がそこにはいた。
「ていうかよく見たら運転している人、人間じゃない!? 人型の魔物だ!?」
あのチンチクリンな小人が言っているが、人型の魔物だと!? こんなの天界では聞いたことがないぞ? それに魔物は......
「そんな!? でも魔物は人間みたいに自我を持たないはずでは?」
星歌の言う通りだが、それをバスの運転手をしている謎の魔物がこれに答える。
「アイツら下等種族と一緒にするな。我はいわゆる上位種だからな。上の世界に行く流れ者とは実力が違うんだよ」
天界に流れ込んでくる魔物とコイツでは実力が違うだと......今まで戦った奴らもだいぶ苦戦を強いられたのだが。
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