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白虎
しおりを挟む「………」
ブルブルと身体を振るわせる。
「だーっ、なんっうか……ルカ様狙っていませんか」
「きゃん」
ソーヤにぱっくりと食いつく、僕の意思では戻らないんだもの。
ソーヤのバーカッ、でも今戻ってくれて良かった。
神殿を出たら5っ子と遊べるしね、エルちゃんも大好きなんだけど、5っ子もすーっごくーっ小さくって可愛いんだよね。
何て言っても、両手の手の平に乗るくらい小さいんだよね。
「ううくぅ~ん……ふふーっ」
「だーっ、待って待って待って下さいよ」
ソーヤが慌てて神官の羽織をバサリと僕に被せる。
モゾモゾと羽織から腕を出して、結ぶ。
「……ちょっと待っていて下さいね」
パタパタと獣人用の服を持ってくる。
「……ありがとう………」
「尻尾と耳と足はまだ戻りませんか」
うううっそうなんだよね、獣人から人になれないと学園には行けないんだよなぁ。
何故なら、白虎って分かってしまうから。
ホワイトタイガーとは違うんだよね……5っ子の中にはホワイトタイガーがいるんだけれど、
白虎は神だがホワイトタイガーは猫科なんだよね。
だから、力や能力が違う。
「…………明日までには戻るよ、それより子供部屋にいるよね」
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