取り替えっ子

夜ト

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ツケ

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王は希望が持てたのか明るい顔をしながら命令するが。

「生きているのか、龍国に使いを」
「お待ちください、王様…龍国と獣国は番を大切にします、それも運命の番ならなおさら…10年の歳月が経ち第二王子だと思われる方は正式に番になっております」
「男子は射精、女子は生理になりましたら番を見つけている者は直ぐに番を結びますぞ」

医師の言葉に王は食いつく。

「まだ射精したか分からぬじゃないか」
「第二王子の元に第一王子が向かった所門前払いだったようですよ」

兵士は言いにくそうにいう。

「何故わかる、そもそもアレは気付いていたのか」
「当時から違和感をお持ちかと、第一王子は神殿に調べてくれとおっしゃっていましたから、私達もその事があり調べた所別人だと判定致しましたから、第一王子は聖なる精霊様と契約していましたし」

神殿の者達はみな一様に頷く。

「龍属と神属の気が違うだろう分からなかったのか」
「第二王子は神獣様と聖獣様と精霊様と契約していますから、龍の気も致します」

ふらっと王妃は立ち上がり、嘆く。

「あぁぁ、なんて事ーっ正式な王子が産まれていたのにッ」
「10年でございます、10年御子息様を放置していらしたつけでごまざいましょう」


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