26 / 81
浄化と香りは別
しおりを挟む
「ふふふっ、ゆのお風呂入ろうかなの」
ふふふっ、と笑うがサクヤの目は笑っていない。
サクヤはもふもふ神達と同じくもふもふに命をかけられる神だ。
もふもふ神は神獣と聖獣を産み出した神達のあだ名だ。
「ふふふっ」
『ひっ、やめてくれっ、我は汚れていない』
そう、お風呂は大好きなのだが石鹸の香りは苦手なんだ、大の苦手だ。
神獣といえど、獣なのだから自分の香りじゃない香りぎ自分の身体に付いていると落ち着かない、主の香りは別モノだが。
「毎回毎回浄化だけだなんて許さないなの」
『浄化で十分綺麗だ』
浄化は汚れは確かに落ちるし、香りも消せるが石鹸は使っていないから当然いい香りはしない。
それが、サクヤには許せない事みたいなのだ。
「浄化は浄化お風呂はお風呂なの」
サクヤは少しの汚れでも浄化魔法をして綺麗にしている上に浄化魔法をしてお風呂に入り身体を石鹸で洗い流し湯船に浸かる、浄化をしているのだから、湯船に浸かるだけでいいと皆思っているが、言ったらサクヤに洗われる為に皆口を紡ぐ。
犠牲は一人で十分だろう。
『僕はウサギで良かった』
『僕もリスですから、水浴びしませんし』
『みのり、くるみ君たちお風呂入ってたよね』
ギクリッと固まるみのりとくるみ。
普通のウサギとリスなら水は苦手どろうが、聖獣の二人には関係ないのだ。
「ふふふっ、みのりにくるみも洗ってあげるね」
大好きな主の笑方だがふふふっ、と不気味な声に今は聞こえる。
ふふふっ、と笑うがサクヤの目は笑っていない。
サクヤはもふもふ神達と同じくもふもふに命をかけられる神だ。
もふもふ神は神獣と聖獣を産み出した神達のあだ名だ。
「ふふふっ」
『ひっ、やめてくれっ、我は汚れていない』
そう、お風呂は大好きなのだが石鹸の香りは苦手なんだ、大の苦手だ。
神獣といえど、獣なのだから自分の香りじゃない香りぎ自分の身体に付いていると落ち着かない、主の香りは別モノだが。
「毎回毎回浄化だけだなんて許さないなの」
『浄化で十分綺麗だ』
浄化は汚れは確かに落ちるし、香りも消せるが石鹸は使っていないから当然いい香りはしない。
それが、サクヤには許せない事みたいなのだ。
「浄化は浄化お風呂はお風呂なの」
サクヤは少しの汚れでも浄化魔法をして綺麗にしている上に浄化魔法をしてお風呂に入り身体を石鹸で洗い流し湯船に浸かる、浄化をしているのだから、湯船に浸かるだけでいいと皆思っているが、言ったらサクヤに洗われる為に皆口を紡ぐ。
犠牲は一人で十分だろう。
『僕はウサギで良かった』
『僕もリスですから、水浴びしませんし』
『みのり、くるみ君たちお風呂入ってたよね』
ギクリッと固まるみのりとくるみ。
普通のウサギとリスなら水は苦手どろうが、聖獣の二人には関係ないのだ。
「ふふふっ、みのりにくるみも洗ってあげるね」
大好きな主の笑方だがふふふっ、と不気味な声に今は聞こえる。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
176
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる