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魔法学校の魔法は飾り 2
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「先生!!!!お金持ちになるにはどうしたらいいですか!!?!?」
「声がデカい!!!!落ち着いて!!!!」
「落ち着けません!!!!!この世はお金がすべてなんです!!!!」
「うん!!俺もそう思う!!!!!」
「お金くれよおおおおおおお!!!!」
エン、大暴れ。そして、何故か彼女の主張に共感して先生も大暴れ。教室は事態の収拾が出来なくなってきた。
「先生もエンも一旦お静かに!そんなに暴れていたら、いつまでたってもお金持ちになる方法が分からなくなってしまいますよ!」
ピタッ。
と、先程までの騒ぎっぷりが嘘のように止まるエン。釣られて先生も静かになる。
言葉を発したのは、厳つい金髪にオールバックの男性だ。
「すげえ!流石ドルだ!エンと先生を黙らせた!!」
「やっぱなんだかんだこの学校のボスはドルだな!!」
他の生徒が口々に凄いと持て囃す。そんな彼の名はドル。彼もまた、この魔法学校の極めて優秀な生徒だ。
他属性魔法を”使うこと”に秀でているエンに対して、ドルは”学ぶこと”――すなわち学業において極めて優秀であった。魔法とは使ってなんぼであるので、この魔法学校では筆記よりも実技のスコアが高い方が評価されている。それにも関わらず、ドルの優秀過ぎる頭脳は魔法学校はおろか普通の大学でも稀有なもので、生徒からは畏敬の眼差しを浴びているのだ。
なお、エンとドルは互いに競い合っており、その時の成績に応じて”エン高”または”ドル高”という言葉が使われている。
「お金持ちになりたいという気持ちは皆同じです。ですので先生、落ち着いて引き続きのご指導をお願い申し上げます!」
キリッと場を引き締めたドルは優雅に着席。
その言葉に冷静さを取り戻した先生とエン。彼らもポリポリと恥ずかしそうに頬を掻きながら鎮火していった。
「いやー、ごめんね。先生もお金持ちになりたいから盛り上がっちゃったよ」
「ご理解頂けたのであれば幸甚でございます。さあ、授業をお続け下さい」
「うん、そうしよう。といっても、まだ何も始まっていないのだけどね」
さて、と先生がパソコンとプロジェクターを起動する。そのままポチポチとパソコンを操作し、彼は授業用の資料を開いた。
プロジェクターには、デカデカと『ザザ・ナムルクルス』と記載されている。
「では、”初めまして皆さん”!!本日から投資、貯蓄等お金の授業をする私は、行政改革ギルド所属、ザザ・ナムルクルスと申します!」
散々暴れていた先生、もといザザ。
本日が初授業である。
「声がデカい!!!!落ち着いて!!!!」
「落ち着けません!!!!!この世はお金がすべてなんです!!!!」
「うん!!俺もそう思う!!!!!」
「お金くれよおおおおおおお!!!!」
エン、大暴れ。そして、何故か彼女の主張に共感して先生も大暴れ。教室は事態の収拾が出来なくなってきた。
「先生もエンも一旦お静かに!そんなに暴れていたら、いつまでたってもお金持ちになる方法が分からなくなってしまいますよ!」
ピタッ。
と、先程までの騒ぎっぷりが嘘のように止まるエン。釣られて先生も静かになる。
言葉を発したのは、厳つい金髪にオールバックの男性だ。
「すげえ!流石ドルだ!エンと先生を黙らせた!!」
「やっぱなんだかんだこの学校のボスはドルだな!!」
他の生徒が口々に凄いと持て囃す。そんな彼の名はドル。彼もまた、この魔法学校の極めて優秀な生徒だ。
他属性魔法を”使うこと”に秀でているエンに対して、ドルは”学ぶこと”――すなわち学業において極めて優秀であった。魔法とは使ってなんぼであるので、この魔法学校では筆記よりも実技のスコアが高い方が評価されている。それにも関わらず、ドルの優秀過ぎる頭脳は魔法学校はおろか普通の大学でも稀有なもので、生徒からは畏敬の眼差しを浴びているのだ。
なお、エンとドルは互いに競い合っており、その時の成績に応じて”エン高”または”ドル高”という言葉が使われている。
「お金持ちになりたいという気持ちは皆同じです。ですので先生、落ち着いて引き続きのご指導をお願い申し上げます!」
キリッと場を引き締めたドルは優雅に着席。
その言葉に冷静さを取り戻した先生とエン。彼らもポリポリと恥ずかしそうに頬を掻きながら鎮火していった。
「いやー、ごめんね。先生もお金持ちになりたいから盛り上がっちゃったよ」
「ご理解頂けたのであれば幸甚でございます。さあ、授業をお続け下さい」
「うん、そうしよう。といっても、まだ何も始まっていないのだけどね」
さて、と先生がパソコンとプロジェクターを起動する。そのままポチポチとパソコンを操作し、彼は授業用の資料を開いた。
プロジェクターには、デカデカと『ザザ・ナムルクルス』と記載されている。
「では、”初めまして皆さん”!!本日から投資、貯蓄等お金の授業をする私は、行政改革ギルド所属、ザザ・ナムルクルスと申します!」
散々暴れていた先生、もといザザ。
本日が初授業である。
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