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ようこそ魔法学校へ
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「今日から配属になりました、デッカイドウ出身のハーフです。よろしくお願いします☆」
「「「お願いしまーす!」」」
普通に挨拶をしているだけなのに最後に星マークがついているような錯覚を覚える挨拶と共に、行政改革ギルドに新しいメンバーが加入した。先日の求人募集からおよそ2ヶ月、ザザが行政改革ギルドに入ってから1年が経過しており、月日というのは非常に早く感じる。
さて、デッカイドウで男の娘Yo!tuberとして活動をしていたハーフであるが、先日所属事務所を退所している。前職でたまっていた有給休暇をフルに消化し、トウキョーへの引っ越しやら役所の手続きやらYo!tuber活動を個人勢として再開するやら、忙しくも楽しい日々を満喫していたが、ようやく今日から着任となったわけである。
「アタシはマカオ」
「お嬢でいいわ」
「ザザです」
「あは、先輩方よろしくお願いします。ボクも早く戦力になれるように頑張りますね!」
顔から星がきらめいている様に見えるほど眩しい笑顔だ。きっと交渉の場でも役に立ってくれるだろう。カイリキが内心ほくそ笑みながら話しかける。
「挨拶は終わったかな?ハーフ君はザザ君のサポートに付けるからよろしくね」
「了解です」
「魔法学校関連の仕事で終わってないこと多いでしょ?僕も今の仕事が片付いたら手伝うから、しばらくは2人で回してほしいんだ」
「「分かりました」」
と、元気の良い声が揃って聞こえたところでその場は解散、各自自分の仕事に戻っていった。マカオやお嬢は、激情にかられることもたまにあるものの比較的おとなしめのタイプだ。それとは対照的に、ザザとハーフの2人は根が明るく感情が表に出やすいように見える。おそらくタッグを組ませる上での相性は悪くないのだろう。
ザザは、いくら業務改善の知見があるといってもまだまだ入社2年目。後輩を持つことで見えてくる世界もあるだろうし、ここは一つ経験値を積ませる意味でも2人ペアで頑張ってもらいたい。
「……ザザちゃん、男の子の後輩ができて嬉しそうね」
「男の娘よ」
「あっと、そうね。……うちのギルドは上司のカイリキさんしか男性がいなかったから、アタシたち2人には質問とか相談しにくかったのかなあって」
「ふふ、どうかしらね。私が見ていた限りだと、ザザ君はマカオにかなり質問していたように見えるけど」
「あらホント?それなら嬉しいわ」
「初対面でマカオの顔を見てもびっくりしなかったし」
「言われてみれば」
「理由も聞いたけどね。『オカマに悪い人はいない、あれは世界最高の誇り高き心を持った種族』だって言ってたわ」
「ザザちゃん……」
「私もザザ君に褒められたいわ。彼曰く、『見た目がお嬢様なのに中身が庶民だから話しやすい』だそうよ」
「『お嬢さんは、俺がやらかしてもすぐに駆け付けてサポートしてくれる。俺はまだまだお嬢さんに恩を返し足りてないから頑張るんだ』って言ってたけど?」
「ザザ君……」
「2人ともザザ君にすっかり認められてるじゃないか。良い先輩になったね。……ところで僕のことは何か言ってなかったかい?」
「『筋肉が凄い』だそうよ」
「「「お願いしまーす!」」」
普通に挨拶をしているだけなのに最後に星マークがついているような錯覚を覚える挨拶と共に、行政改革ギルドに新しいメンバーが加入した。先日の求人募集からおよそ2ヶ月、ザザが行政改革ギルドに入ってから1年が経過しており、月日というのは非常に早く感じる。
さて、デッカイドウで男の娘Yo!tuberとして活動をしていたハーフであるが、先日所属事務所を退所している。前職でたまっていた有給休暇をフルに消化し、トウキョーへの引っ越しやら役所の手続きやらYo!tuber活動を個人勢として再開するやら、忙しくも楽しい日々を満喫していたが、ようやく今日から着任となったわけである。
「アタシはマカオ」
「お嬢でいいわ」
「ザザです」
「あは、先輩方よろしくお願いします。ボクも早く戦力になれるように頑張りますね!」
顔から星がきらめいている様に見えるほど眩しい笑顔だ。きっと交渉の場でも役に立ってくれるだろう。カイリキが内心ほくそ笑みながら話しかける。
「挨拶は終わったかな?ハーフ君はザザ君のサポートに付けるからよろしくね」
「了解です」
「魔法学校関連の仕事で終わってないこと多いでしょ?僕も今の仕事が片付いたら手伝うから、しばらくは2人で回してほしいんだ」
「「分かりました」」
と、元気の良い声が揃って聞こえたところでその場は解散、各自自分の仕事に戻っていった。マカオやお嬢は、激情にかられることもたまにあるものの比較的おとなしめのタイプだ。それとは対照的に、ザザとハーフの2人は根が明るく感情が表に出やすいように見える。おそらくタッグを組ませる上での相性は悪くないのだろう。
ザザは、いくら業務改善の知見があるといってもまだまだ入社2年目。後輩を持つことで見えてくる世界もあるだろうし、ここは一つ経験値を積ませる意味でも2人ペアで頑張ってもらいたい。
「……ザザちゃん、男の子の後輩ができて嬉しそうね」
「男の娘よ」
「あっと、そうね。……うちのギルドは上司のカイリキさんしか男性がいなかったから、アタシたち2人には質問とか相談しにくかったのかなあって」
「ふふ、どうかしらね。私が見ていた限りだと、ザザ君はマカオにかなり質問していたように見えるけど」
「あらホント?それなら嬉しいわ」
「初対面でマカオの顔を見てもびっくりしなかったし」
「言われてみれば」
「理由も聞いたけどね。『オカマに悪い人はいない、あれは世界最高の誇り高き心を持った種族』だって言ってたわ」
「ザザちゃん……」
「私もザザ君に褒められたいわ。彼曰く、『見た目がお嬢様なのに中身が庶民だから話しやすい』だそうよ」
「『お嬢さんは、俺がやらかしてもすぐに駆け付けてサポートしてくれる。俺はまだまだお嬢さんに恩を返し足りてないから頑張るんだ』って言ってたけど?」
「ザザ君……」
「2人ともザザ君にすっかり認められてるじゃないか。良い先輩になったね。……ところで僕のことは何か言ってなかったかい?」
「『筋肉が凄い』だそうよ」
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