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蕩ける瞳
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あのひとを待つ時間は、とても長く感じる。目の前にある珈琲には、砂糖もミルクも入れない。静かに湯気を立てるそれに、ゆっくり口を付ける。グロスがカップに付いてしまうのは不快だ。少し苛ついて、ふちを乱暴にぬぐった。
ほんとうはストローで甘ったるいクリームの乗った飲みものを、大雑把に吸い込むのがわたしは好きだ。
とすん
何も言わないまま、彼は目の前に来た。ウエイターにアイス珈琲を、と言って、改めてわたしに向き直った。ああ、アイス珈琲にする手もあった。ストローを使えば、ふちをぬぐう必要もない。
わたしはそう思いながら、顔を上げる。
「早かったね」
「急いで来たから」
彼は静かに、笑った。わたしがまた俯くと、彼が肘をついて行き交うひとを眺めた。
美しい横顔。薬指に光る指輪。目を伏せていてもわかる。彼がいま、どんなことを考えているのか。どんなことを求めているのか。
いつもの彼の車に乗り込んで、わたしたちが住んでいる街から少し離れた場所まで走る。ハンドルを握る手のひらは逞しく、ごつごつとして、いやらしい。
「面白い部屋だね、此処」
彼が嬉しそうに言った。中央にあるのは大きなジャグジーを讃えた、まあるい浴槽のあるバスルームだった。わたしは少し、困惑した。
「此処、きっと横になりにくいと思う」
部屋を見渡したが、ソファがひとつあるだけだった。
彼は悪戯めいた目で、だから良いんじゃないか、と言う。もう既にとても色気のある瞳に、なっている。
わたしはこの瞳に逆らえない。つられるように、蕩け出してしまう。そしてそれは身体をまわってゆく。
靴を脱いで、顔を上げると優しくその蕩けた瞳がもう目の前にあって、わたしの唇は直ぐに塞がれる。
んっ、と思わず声を出してしまう。この時間が始まると、この最初の口付けはたいてい忘れてしまうのが残念だ。今夜のはじまりなのに、わたしはこれから続くことのせいで、いつもそれを忘れてしまう。
「今夜は、どう言い訳したの」
彼は蕩けた瞳のまま、
「そんなこと、君が気にしなくて良いんだ」
と言って、わたしの頭を撫でる。そしてまた、唇が重なる。やわらかいそれから、互いの舌が絡まってゆき、熱い息がもれてしまう。お互いの瞳は、もう交わっていない気がする。
そのうち、するすると彼の指がわたしの下着に降りてくる。わたしは思わず瞳を閉じる。蕩けるあの瞳をもっと見たいのに。
そう思っているあいだにも、唇は離れることなく重なり続けている。とろりとし、それでいて熱を持った舌の感触が、わたしの頭を支配してゆく。
「…ふっ…」
わたしが震え出すと、彼は静かに舌を解き、濡れそぼってしまった指を優しく抜いた。
「駄目だよ」
「まだいかせない」
ふらふらとしたわたしは、彼に倣い服を脱ぐ。脱いだ服も下着も、もうどうでも良くなる。
名前を呼ばれて、わたしは彼の傍にゆき向かい合った。彼は背が高いから少し前屈みになって、わたしの首筋にキスをする。わたしの激しく唸る動脈は、彼に伝わっているのだろうか。それから耳に手が回り、わたしのピアスに触れる。
「こんなものでさえ、脱いで欲しいくらいだ」
彼は笑って、おおきな浴槽に進んでゆく。彼の引き締まった腰にわたしは手を添えたくなり、直ぐにあとを追う。
湯に足を差し入れると、違いの身体は良く見えなくなった。気持ち良くはあるが、此処にこれは本当に必要なのか、理解に苦しむ。
「おいで」
わたしは彼にまたがった。浮力があるから腰から下がゆらゆらする。わたしは彼の両肩に自分の手を添えた。時おりわたしの太ももに、彼の硬くなったものが触れる。湯のなかでそれに触れると、彼は少しだけびくりとして、わたしの顔を見た。
ああ、この表情。この瞳。わたしだけのものなら良いのに。わたしだけのものなら、良かったのに。
そんなことを考えていると、ゆるゆると彼のものがわたしのなかに入ってくる。此処は湯のなか。それなのに案外、うまくいくものだ。わたしが首筋に唇を押し付けると、彼は直ぐに動き出した。
湯の音が激しい。ざばざばとあたりに溢れてゆく。わたしたちの動きによってそれが溢れているのだと思うと、わたしは興奮した。しかしまだこれから、と言うところで、わたしたちは直ぐにのぼせた。湯は熱くはなかったが、このなかでのセックスはやはり無理があったようだ。
わたしたちは笑って、互いの身体をタオルでぬぐった。そしてそのまま、端に置かれていたソファに向かった。近付くとそれは意外とおおきくて、わたしは驚いてしまった。彼は直ぐに横になると、またも優しい声で、
「おいで」
と言った。
わたしは自分が彼に向かっているのか、彼が向かって来るのか分からなくなった。しかし身体は湯とは別に、たっぷりと火照ってしまっていたので、わたしは直ぐにまたがった。
彼のものが入って来る瞬間がたまらなく好きだ。それを始めると言うことよりも、この瞬間だけ彼を支配しているような気になれるから。
「んっ、ふっ…」
彼のものが身体に埋まると直ぐに、わたしは声を我慢できない。この体勢のとき、彼の顔を見る余裕もないし、何より恥ずかしいから見たことはない。だからこそ彼のものだけに集中できる。
ぐりん、とわたしは思わず腰をひねる。彼の胸板に手を付き、臀部を彼に叩き付ける。
「はっ、はっ…」
わたしの息が徐々に激しくなって来ると、彼は下から突き始めた。わたしは彼の胸板に手を付くので精一杯になってしまう。どすん、どすん、と彼のものがお腹に響く。わたしの息はどんどん荒くなって、腰がぶるぶる震え出してしまう。
すると彼は上半身を起こして、うまいこと自分のものをわたしから抜いた。結合していた部分はどろどろなのに、彼は荒い息で言う。
「まだ、我慢だよ」
今度は彼が覆いかぶさってきた。そのままぐううっと彼のものが再度挿れられ、わたしは、あああっと声を我慢できなくなってしまう。腰が浮く。もう駄目だ、べしょべしょしたそこから、いやらしい音が絶えず聴こえてくる。彼のたくましい両腕が顔の横にあって、それが汗ばんでいるのが分かる。
だめ、もうだめ、そう伝えようとしたら、唇を塞がれた。全身がびりびりして、彼が動くことにより出し入れされるそれが、より強く感じられる。
「ね、気持ちいい?」
荒い息で、彼が問う。こんな状態のこんなわたしを見て。わたしは首を振る。へいき、こんなの、へいき。
すると彼はふわりと笑うと、先ほどより強く突き始めた。
「あっ、ああ、だめ…」
身体がびくびくしてしまう。全身が震え出す。涙が溢れそうになる。これは気持ちよさからなのか、悲しみからなのか、悔しさからなのか。わからない。
彼が激しく動きながら、わたしの耳元で囁いた。
「俺は、気持ちいい」
「どうにかなりそうだ」
彼の言葉にわたしは腰が反ってしまって、
「駄目、いい、わたしも、気持ちいい」
呪文のように言ってしまう。そしてわたしは彼の首に手を回し、強く抱き締める。すると、ぶるり、彼が震えたのが分かって、わたしたちは荒い息のまま、しばらく動けずにいた。そしてそれをあと二回、繰り返した。
さよならのキスはしない。いつものように、夜が明ける前に、わたしは自分のマンションから歩いて直ぐの珈琲ショップの前に降りる。
ハンドルを握る左手の指輪が車の窓越しでも鈍く光るのがわかる。彼は曖昧な表情をして、目だけでこちらを見ると、そのまま走り出す。待ち合わせのときの顔とは全く違って。にこりともせずに。
別れ際のあの顔が彼なりのけじめだとしたら、笑ってしまう。そして、わたしはいったい何をしているのだろう、とも思う。わたしの時間は有限ではないのに。
しかし忘れることができない。いや、渡したくないのだ、あの蕩けた瞳を。たとえわたし以外のひとに、毎日、毎晩、見せていたとしても。
このときだけは、あの瞳は、わたしだけのもの。そうでしょう?
わたしは珈琲ショップで甘いものでも買おうかと思ったが、そのまま帰宅した。
ほんとうはストローで甘ったるいクリームの乗った飲みものを、大雑把に吸い込むのがわたしは好きだ。
とすん
何も言わないまま、彼は目の前に来た。ウエイターにアイス珈琲を、と言って、改めてわたしに向き直った。ああ、アイス珈琲にする手もあった。ストローを使えば、ふちをぬぐう必要もない。
わたしはそう思いながら、顔を上げる。
「早かったね」
「急いで来たから」
彼は静かに、笑った。わたしがまた俯くと、彼が肘をついて行き交うひとを眺めた。
美しい横顔。薬指に光る指輪。目を伏せていてもわかる。彼がいま、どんなことを考えているのか。どんなことを求めているのか。
いつもの彼の車に乗り込んで、わたしたちが住んでいる街から少し離れた場所まで走る。ハンドルを握る手のひらは逞しく、ごつごつとして、いやらしい。
「面白い部屋だね、此処」
彼が嬉しそうに言った。中央にあるのは大きなジャグジーを讃えた、まあるい浴槽のあるバスルームだった。わたしは少し、困惑した。
「此処、きっと横になりにくいと思う」
部屋を見渡したが、ソファがひとつあるだけだった。
彼は悪戯めいた目で、だから良いんじゃないか、と言う。もう既にとても色気のある瞳に、なっている。
わたしはこの瞳に逆らえない。つられるように、蕩け出してしまう。そしてそれは身体をまわってゆく。
靴を脱いで、顔を上げると優しくその蕩けた瞳がもう目の前にあって、わたしの唇は直ぐに塞がれる。
んっ、と思わず声を出してしまう。この時間が始まると、この最初の口付けはたいてい忘れてしまうのが残念だ。今夜のはじまりなのに、わたしはこれから続くことのせいで、いつもそれを忘れてしまう。
「今夜は、どう言い訳したの」
彼は蕩けた瞳のまま、
「そんなこと、君が気にしなくて良いんだ」
と言って、わたしの頭を撫でる。そしてまた、唇が重なる。やわらかいそれから、互いの舌が絡まってゆき、熱い息がもれてしまう。お互いの瞳は、もう交わっていない気がする。
そのうち、するすると彼の指がわたしの下着に降りてくる。わたしは思わず瞳を閉じる。蕩けるあの瞳をもっと見たいのに。
そう思っているあいだにも、唇は離れることなく重なり続けている。とろりとし、それでいて熱を持った舌の感触が、わたしの頭を支配してゆく。
「…ふっ…」
わたしが震え出すと、彼は静かに舌を解き、濡れそぼってしまった指を優しく抜いた。
「駄目だよ」
「まだいかせない」
ふらふらとしたわたしは、彼に倣い服を脱ぐ。脱いだ服も下着も、もうどうでも良くなる。
名前を呼ばれて、わたしは彼の傍にゆき向かい合った。彼は背が高いから少し前屈みになって、わたしの首筋にキスをする。わたしの激しく唸る動脈は、彼に伝わっているのだろうか。それから耳に手が回り、わたしのピアスに触れる。
「こんなものでさえ、脱いで欲しいくらいだ」
彼は笑って、おおきな浴槽に進んでゆく。彼の引き締まった腰にわたしは手を添えたくなり、直ぐにあとを追う。
湯に足を差し入れると、違いの身体は良く見えなくなった。気持ち良くはあるが、此処にこれは本当に必要なのか、理解に苦しむ。
「おいで」
わたしは彼にまたがった。浮力があるから腰から下がゆらゆらする。わたしは彼の両肩に自分の手を添えた。時おりわたしの太ももに、彼の硬くなったものが触れる。湯のなかでそれに触れると、彼は少しだけびくりとして、わたしの顔を見た。
ああ、この表情。この瞳。わたしだけのものなら良いのに。わたしだけのものなら、良かったのに。
そんなことを考えていると、ゆるゆると彼のものがわたしのなかに入ってくる。此処は湯のなか。それなのに案外、うまくいくものだ。わたしが首筋に唇を押し付けると、彼は直ぐに動き出した。
湯の音が激しい。ざばざばとあたりに溢れてゆく。わたしたちの動きによってそれが溢れているのだと思うと、わたしは興奮した。しかしまだこれから、と言うところで、わたしたちは直ぐにのぼせた。湯は熱くはなかったが、このなかでのセックスはやはり無理があったようだ。
わたしたちは笑って、互いの身体をタオルでぬぐった。そしてそのまま、端に置かれていたソファに向かった。近付くとそれは意外とおおきくて、わたしは驚いてしまった。彼は直ぐに横になると、またも優しい声で、
「おいで」
と言った。
わたしは自分が彼に向かっているのか、彼が向かって来るのか分からなくなった。しかし身体は湯とは別に、たっぷりと火照ってしまっていたので、わたしは直ぐにまたがった。
彼のものが入って来る瞬間がたまらなく好きだ。それを始めると言うことよりも、この瞬間だけ彼を支配しているような気になれるから。
「んっ、ふっ…」
彼のものが身体に埋まると直ぐに、わたしは声を我慢できない。この体勢のとき、彼の顔を見る余裕もないし、何より恥ずかしいから見たことはない。だからこそ彼のものだけに集中できる。
ぐりん、とわたしは思わず腰をひねる。彼の胸板に手を付き、臀部を彼に叩き付ける。
「はっ、はっ…」
わたしの息が徐々に激しくなって来ると、彼は下から突き始めた。わたしは彼の胸板に手を付くので精一杯になってしまう。どすん、どすん、と彼のものがお腹に響く。わたしの息はどんどん荒くなって、腰がぶるぶる震え出してしまう。
すると彼は上半身を起こして、うまいこと自分のものをわたしから抜いた。結合していた部分はどろどろなのに、彼は荒い息で言う。
「まだ、我慢だよ」
今度は彼が覆いかぶさってきた。そのままぐううっと彼のものが再度挿れられ、わたしは、あああっと声を我慢できなくなってしまう。腰が浮く。もう駄目だ、べしょべしょしたそこから、いやらしい音が絶えず聴こえてくる。彼のたくましい両腕が顔の横にあって、それが汗ばんでいるのが分かる。
だめ、もうだめ、そう伝えようとしたら、唇を塞がれた。全身がびりびりして、彼が動くことにより出し入れされるそれが、より強く感じられる。
「ね、気持ちいい?」
荒い息で、彼が問う。こんな状態のこんなわたしを見て。わたしは首を振る。へいき、こんなの、へいき。
すると彼はふわりと笑うと、先ほどより強く突き始めた。
「あっ、ああ、だめ…」
身体がびくびくしてしまう。全身が震え出す。涙が溢れそうになる。これは気持ちよさからなのか、悲しみからなのか、悔しさからなのか。わからない。
彼が激しく動きながら、わたしの耳元で囁いた。
「俺は、気持ちいい」
「どうにかなりそうだ」
彼の言葉にわたしは腰が反ってしまって、
「駄目、いい、わたしも、気持ちいい」
呪文のように言ってしまう。そしてわたしは彼の首に手を回し、強く抱き締める。すると、ぶるり、彼が震えたのが分かって、わたしたちは荒い息のまま、しばらく動けずにいた。そしてそれをあと二回、繰り返した。
さよならのキスはしない。いつものように、夜が明ける前に、わたしは自分のマンションから歩いて直ぐの珈琲ショップの前に降りる。
ハンドルを握る左手の指輪が車の窓越しでも鈍く光るのがわかる。彼は曖昧な表情をして、目だけでこちらを見ると、そのまま走り出す。待ち合わせのときの顔とは全く違って。にこりともせずに。
別れ際のあの顔が彼なりのけじめだとしたら、笑ってしまう。そして、わたしはいったい何をしているのだろう、とも思う。わたしの時間は有限ではないのに。
しかし忘れることができない。いや、渡したくないのだ、あの蕩けた瞳を。たとえわたし以外のひとに、毎日、毎晩、見せていたとしても。
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