STALKER~ずっとキミだけを~

hari

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始まり

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その日以来、なぜか友志は私によく話しかけてくるようになった。

「ねぇ、課題見せて?」

「顔色悪いな。大丈夫?」

「おはよ!」

人気者の友志が親しげに私に寄っていく姿は、一部の女子にとって見ていて気分のいいものではなかったらしい。

まるで少女漫画のように、お決まりの嫌がらせが始まった。

『友志に近づくな』
『ブス』『死ね』

そんな言葉が、毎朝靴箱に溢れた。
すれ違えば肩がぶつかる。
足を踏まれる。
突き飛ばされる。
悪口を言われる。

友志は気付いていなかった。
だがある日、決定的な事件が起こった。
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