【完結】四ばあちゃん、二度目の人生

大江山 悠真

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出発

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 *** 出発 ***


「俺はサトウ様さえよければ、ここから1日程で行けるモブット達の所に行きたい」

「そうですね、モブットさん心配してますよね。荷駄車に乗ったアクトさんしか見てないですもんね」

「モブットさんのとこ通るなら、プラトに戻る俺たちも一緒に行けるので大丈夫です」

「エド、お前なんか下心見え見えだぞ」

「あったり前ですって。サトウ嬢ちゃんと一緒に行けるなら行きますよ、なあラッド」

「ええ、俺も大歓迎、当然だよな」

「モブットさんの所に行くのは良いけど、その場所って?」

「嬢ちゃんと逢った大狼に襲われた場所から、ほぼ反対方向に半日行ったとこかな」とロイさんが教えてくれる。

「えっ!そこら辺りって草原で離れたところに川と森があるあたりかな?」

「ああ、大体あってる。そこら辺りだ」

「ヤバイかも、そこら辺策敵した時、ややこしそうな物が結構集まっていたところじゃないかな。なんかややこしそうなのが固まっているから避けたのよね、そこら辺」

アクトや白銀メンバーが顔色を変える。

「「「あそこには、モブットとガルド、ヒルガ他に居るのは子供たち13人だけだぞ!襲われたもたねぇ」」」

「お願いだ「言わなくて良いよ。アクト。肉貰ったら即出発するよ。今日中に着くつもりで行くから」すまねえ、」

「「「「おれたちも一緒だ。出口で待ち合わせよう。」」」」

ギルドで肉を貰い、ギルマスのウェッジさんに1匹ワイバーンの肉を売って代金で孤児たちに炊きだしをお願いした。

今日中に着かなくては。走れるかな、私。頑張る


  * * * * * *


誇り高いドラゴンの、亜種とはいえ多少の知恵も有り仲間同士で意思疎通も可能なラプトはその集落を見ていた。
以前100匹あまりで巣をつくっていたのが、つい数か月前のことであったのに。
餌も多くあった巣を離れざるおえなかったのは何か。
得体の知れないものが仲間たちを喰らっていきはじめたからだ。50匹あまりの仲間を率い移動したが、何かがやはり追ってきている。
不気味だ。ゆえに腹がへって空腹感が常にある。この草原は獲物が多いが狩るものがいる。大狼だ。
ラプト達も戦っているが、あちらのテリトリーで立場が弱い。だから常に飢えている。その見つけた集落は大狼も狙っているようだが、弱い餌が多くいる。常にかたまっており夜はかならず小屋に入る。結構頑丈そうだ。
今夜に大狼たちが襲うような気配だ。大狼たちが失敗したら、次は俺たちが襲ってやろう。
そう考えてラプトはその集落から離れた。


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