【完結】四ばあちゃん、二度目の人生

大江山 悠真

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「起きてくれ、サトウ様。」

「うん、大丈夫。起きた、何かが近づいてるみたいね。アクトどうする?」
戦闘慣れしているアクトに聞くと緊張した声で返事が来る。

「外に来てくれ」
子供たちを起こさないように、外に出ると強張った顔のモブットさんはじめ白銀メンバーとガルドさん、ヒルガさんもいた。
まだ、大狼の処理が終わってなかった。うーん、策敵にはひっかからないけど、空気が違う、普段と。
策敵範囲を最大に広げてみると走ってくるものが引っかかる。
とにかくモブットさんガルドさん、ヒルガさん含め全員で大狼を建物内から離れた場所に移動しよう。
移動後、モブットさん、ガルドさん、ヒルガさんは建物内に
なにかあれば子供たちと地下室に避難してもらうように伝える。


同じころ、ラプトたちは初めて、何から逃げ出したのか理解した。
化け物のようなキングスネークだった。仲間たちが気配も無く喰われた理由が分かった。
キングスネークの目をみれば意識が混濁する。その上スネークダンスをやられれば、混濁した意識は戻ることがない。
横の仲間が食われても記憶しないのだ。なぜ、奴は移動時に音をださない?
普通はラプトにとらえられる範囲の音がしてラプト達は避難するのに、奴は音を出さない。
逃げるのは今日大狼を殺し死体処理が終わっていないだろう場所を目指し奴が大狼を食い満足するか、大狼を仕留めた奴らがこのキングスネークを仕留めてくれるかしかない。
走れ!とにかく奴に追いつかれないように走れ!ラプトには選択するべきものはない。走れ、命をかけて


私の策敵に集団で逃げてくるものがかかる。後ろに巨大な何かが追ってきている。
這って移動しているみたい。化け物のような蛇!!剣では立ち向かえない。斬れないよね。あんなデカイ大蛇。
20mほどあるの?蛇って言うか?なに。アクト達に急いで説明。
ロイさんとジイさんと私は風魔法で化け物蛇を空に上げる、落ちてきたところに串刺しの要領で土魔法で高く円錐形を伸ばして化け物蛇を串刺しに。
出来るかどうか、やらないと私たちはあいつの腹の中になる。
他に殺すやり方があれば聞くけど?全員が首をふる。

みんな、悪いけどそばに居てね。
私が怖いから逃げ出してしまわないように。私、蛇嫌いだし。
化け物見たいに大きい蛇なんて初めてだし、震える、大丈夫かな、自信ない、怖いよ、死にたくないよまだ。

「俺はサトウ様の後ろに居ますよ。絶対離れません。
本当なら奴隷の俺がサトウ様を 守らなければいけないのに、サトウ様に戦ってもらうなんて…縁もゆかりもない サトウ様に来ていただいたのは俺なのに、俺は役に立たない…守られる立場の女性なのに、サトウ様は」

「サトウの嬢ちゃんよ。嬢ちゃんを前にだす、ふがいない俺達を許してくれや!」

「隣に居ますよ僕は、離れませんから。貴女程の力はないですが風魔法力の限り手伝いますよ」

「「サトウちゃん、一人には絶対しないから。俺達、サトウちゃんの婚約者にしてもらってないし。一緒だ」」

「やるか、やられるかわからんがサトウの嬢ちゃんのそばに絶対居るからな」

こんなに言ってもらえたら、答えなきゃ女がすたると思った瞬間、ラプト達の大群が狂ったように私たちの横を通り過ぎる。後ろから不気味な赤い物が二つ見える。

「赤い目を見るな!キングスネークだ!」

アクトが叫ぶ。その瞬間、最大級の風魔法を竜巻にして放つ。
両隣に立つロイさんとジイさんも風魔法を放って、キングスネークを持ち上げるのを手伝ってくれたのを感じた。
上がった、キングスネーク。落ちてくるところは?
口あけて頭から落ちてくる、ラッキー。
土魔法発動。円錐形を高く、高く伸ばす。口から突っ込んだ!後は

串刺し、自分の重みで下に。ズガーガガーン!!

キングスネークが串刺し状態で頭から地面に突っ込んだ。
うーえぐいな。ちょっと見たくないよー。

モブットさん、ガルドさん、ヒルガさんと子供たちが慌てて外に飛び出した。飛び出すなって無理よね。
私は腰抜けた。ロイさんが抱き上げジイさんが抱きしめてくれた。アクトが若干眉しかめながら抱いてくれたし、ラッドさんやエドさんはズルイ、俺達もサトちゃんと抱擁したいと手を出している。
今頃、手や体が震えてたまらないし涙が止まらない。エドさんやラッドさんが当たり前だよそれが~と抱いてくれた。
気が高ぶって寝れそうにないと思っていたら、全員で寝ようねと5人各部屋を1つ部屋に改造さされたのが本日魔法使用最終でした。ぐー



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