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ある春の日の朝。ご飯を食べた後、いつものように女性の看守さんが食器の回収に来た。
「今日もしっかり食べてるわね。いい子いい子」
看守さんはいつものように私の頭を撫でる。
この人はこんなに美人で教養もある人なのになんでこんなところで働いてるのだろう?
3歳からここに来てロクな知識も持ってなかった私に一通りの常識と勉強を教えてくれたのがこの看守さんだ。
とてもいい人のはずなのだが、どこか信用出来ない。そんな人。
かれこれ10年の付き合いのはずなのだが、全く容姿が変わっていない。何故だろう?
考え耽っていると看守さんが話しかけて来た。
「エレナちゃん?なんか変な事考えてないかしら」
考えを当てられ思わず体を揺らす。
「まったくエレナちゃんったら…そうそう今日はいいお知らせがあるわよ!」
いいお知らせ?今までそんなこと言われたことは一度もなかった。
もしかしてここから出られるんじゃ…
「ごめんなさいね…ここから出られるわけじゃないの。今日はエレナちゃんにお友達になってもらいたい子がいるの!私もいつもエレナちゃんとお話出来るわけじゃないから…」
申し訳なさそうに看守さんが言う。
友達か…ここに来る前は女の子の友達とお人形さんとかで遊んだな…
悪い人じゃないといいけど。
「会ってくれるかしら?」
私はこくりと頷く。
「よかった~。あ、エレナちゃんと同い年だから安心してね?」
そういうと看守さんは去っていった。
------------------------------------------------------------------
転生したら捕らえられてました。は更新してないのになんでこっちは更新してるかって?
テスト勉強の息抜きに書いちゃいました御免なさい…
「今日もしっかり食べてるわね。いい子いい子」
看守さんはいつものように私の頭を撫でる。
この人はこんなに美人で教養もある人なのになんでこんなところで働いてるのだろう?
3歳からここに来てロクな知識も持ってなかった私に一通りの常識と勉強を教えてくれたのがこの看守さんだ。
とてもいい人のはずなのだが、どこか信用出来ない。そんな人。
かれこれ10年の付き合いのはずなのだが、全く容姿が変わっていない。何故だろう?
考え耽っていると看守さんが話しかけて来た。
「エレナちゃん?なんか変な事考えてないかしら」
考えを当てられ思わず体を揺らす。
「まったくエレナちゃんったら…そうそう今日はいいお知らせがあるわよ!」
いいお知らせ?今までそんなこと言われたことは一度もなかった。
もしかしてここから出られるんじゃ…
「ごめんなさいね…ここから出られるわけじゃないの。今日はエレナちゃんにお友達になってもらいたい子がいるの!私もいつもエレナちゃんとお話出来るわけじゃないから…」
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「会ってくれるかしら?」
私はこくりと頷く。
「よかった~。あ、エレナちゃんと同い年だから安心してね?」
そういうと看守さんは去っていった。
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