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1 やらかしました
「君みたいな頭のおかしい女とは結婚できん! 怪しすぎる!!」
「あ、いえ。私はいいんです。あたなのうしろに不機嫌そうなおばぁ様が……」
「ふざけるな! 君は不気味だしッ、わけのわからない事を言うしッ、理解し難い事をできると言い出すしッ、もううんざりだ!!」
「あ」
「またそうやって何もない場所をジッと見て! やめろ!!」
「モンターニョ様、わかりましたから答えてください。モンターニョ様のおばぁ様かご親戚に、イニェスタという方はいらっしゃいますか?」
呪われてるみたいですけど。
「黙れ! この狂人が! それとも君自身が悪魔憑きかなんかじゃないか!? ああっ? それとも僕を騙して笑おうっていう趣味の悪い魔女か!?」
「落ち着いて。このクリスタルを……」
パシンっ。
「あ!」
割れた。
曾祖母のティアラを分解して、とってもホーリーなクリスタルだけ首飾りにして持ち歩いていたのだけど……紐が、切れて、モンターニョ様の一撃で落下して砕けた。
ガーン……
やばい、どうしよう。
「やっと状況が理解できたのか? そうだ! 君との婚約は破棄するって話をしてるんだよ!! せいぜい婚期を逃して老いさらばえて自分が幽霊になるまで寂しく生きていくんだな! ああ! 違うか! 君には見えない友達がたくさんいるだろうから平気だね! フンッ!!」
モンターニョ様からの婚約破棄より、クリスタルよ。
お守りだったのに……
泣きながら欠片を集めたわ。
それで、しばらくして、姉のクリスタとお茶をして慰められていたら、唐突に、入って来た。
「!」
「今度はなに? スティナ、悪ふざけはよして」
────お姉様だけ、ずるい…………
私が一生懸命説明しても誰も信じてくれない。
私が自分らしく生きようとしても、誰も受け入れてくれない。
親に笑われ、姉に呆れられ、婚約者には棄てられた。
悲しい……
辛い……
だけど……っ
「神様の……ご意思なの! ほらっ、神様のっ、声が……聞こえるわ!」
「聞こえない、聞こえない」
「本当に私を愛してくれているのは、サロモン様よッ!」
「うん、違うと思う」
「はあっ!? 神様を疑うの!? お姉様、地獄行き決定~♪ プププッ!」
「サロモン、御意見は?」
「俺が愛しているのはクリスタだけだ。スティナ、目を覚ませ」
モンターニョ様にクリスタルを壊されて加護が弱まった関係で、よくわからない悲恋の乙女の浮遊霊に憑りつかれちゃって、姉の婚約者に迫りました。
アチャー☆彡
すぐ剥がれたけど、これはアウト!
「あ、いえ。私はいいんです。あたなのうしろに不機嫌そうなおばぁ様が……」
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「あ」
「またそうやって何もない場所をジッと見て! やめろ!!」
「モンターニョ様、わかりましたから答えてください。モンターニョ様のおばぁ様かご親戚に、イニェスタという方はいらっしゃいますか?」
呪われてるみたいですけど。
「黙れ! この狂人が! それとも君自身が悪魔憑きかなんかじゃないか!? ああっ? それとも僕を騙して笑おうっていう趣味の悪い魔女か!?」
「落ち着いて。このクリスタルを……」
パシンっ。
「あ!」
割れた。
曾祖母のティアラを分解して、とってもホーリーなクリスタルだけ首飾りにして持ち歩いていたのだけど……紐が、切れて、モンターニョ様の一撃で落下して砕けた。
ガーン……
やばい、どうしよう。
「やっと状況が理解できたのか? そうだ! 君との婚約は破棄するって話をしてるんだよ!! せいぜい婚期を逃して老いさらばえて自分が幽霊になるまで寂しく生きていくんだな! ああ! 違うか! 君には見えない友達がたくさんいるだろうから平気だね! フンッ!!」
モンターニョ様からの婚約破棄より、クリスタルよ。
お守りだったのに……
泣きながら欠片を集めたわ。
それで、しばらくして、姉のクリスタとお茶をして慰められていたら、唐突に、入って来た。
「!」
「今度はなに? スティナ、悪ふざけはよして」
────お姉様だけ、ずるい…………
私が一生懸命説明しても誰も信じてくれない。
私が自分らしく生きようとしても、誰も受け入れてくれない。
親に笑われ、姉に呆れられ、婚約者には棄てられた。
悲しい……
辛い……
だけど……っ
「神様の……ご意思なの! ほらっ、神様のっ、声が……聞こえるわ!」
「聞こえない、聞こえない」
「本当に私を愛してくれているのは、サロモン様よッ!」
「うん、違うと思う」
「はあっ!? 神様を疑うの!? お姉様、地獄行き決定~♪ プププッ!」
「サロモン、御意見は?」
「俺が愛しているのはクリスタだけだ。スティナ、目を覚ませ」
モンターニョ様にクリスタルを壊されて加護が弱まった関係で、よくわからない悲恋の乙女の浮遊霊に憑りつかれちゃって、姉の婚約者に迫りました。
アチャー☆彡
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