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第一章 呼び覚まされた記憶
1空の国と北の街ポス
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「いやぁ、にしても危なかったね」
黒を基調とした馬車。中はワインレッドの絨毯に、座り心地のいい漆黒のソファーが対面するように置かれている。持ち主である男のキセルから漂う草を燃す独特の臭いが空間全体に染み込んでいて、なんというか座りの悪い場所であった。黄金の分厚いカーテンが外の様子を塞ぐ、しかし不思議と狭いとは感じなかった。それもこれもキャビンの天井や柱に使われた木のような素材が、まるで一種の芸術のように彫り飾られているからだろう。御者が引く馬車の中でメアリーは現実逃避にそんなことを考えていた。
あの後、追っ手の七人を軽々と殺した男はメアリーに向かって深々と頭を下げた。
まるでその対応が正しいというように、ぎこちない様子を見せずに自然にお辞儀したのだ。その行為はメアリーに戴冠者という立場の価値を知らしめたと同時に、面倒ごとの予感を知らせた。そしてその直感はすぐさま肯定されることになる。
あれよあれよといううちに、メアリーとアリオストロはこの馬車に案内され保護されるように押し込められたのである。
「紹介が遅れて悪かったね。僕の名前はジャック。ジャック・ミレー・パーカー。気軽にジャックさんとでも呼んでほしい」
敬称であるさん付けを勧めてきて何が気軽だ。
対面に座るジャックにそう内心毒付きがながら、メアリーは悟らせない表情で「メアリー・パートリッジです」と答える。それに合わせて慌てるように「あ、アリオストロです」と隣に座ったアリオストロが答えた。
「ところで君が戴冠者であっているよね」
そう聞いてきたジャックは真剣な目でメアリーを見た。
あっているよね。そうは聞いてはいたが、全くもって疑う様子はない。そのチグハグさに眉を寄せるメアリーであったが、にこやかな笑みを浮かべて「はい」と答えることにした。
というのも、ここではぐらかすのは得策ではないと思ったからだ。
あの理論上説明できない力を前に抵抗する気を失せたとも言っていい。加えて、理由はどうであれ、戴冠者だと思われたことで救われたのだ、余計な計略は信頼を落とす。そのことを十分に理解していたメアリーは、不安げに視線を彷徨わすアリオストロを切り捨てて、素直に肯定して見せた。
「よかった、神託が間違えるとは思ってなかったけど万が一ってこともあるからね。疑ってしまってすまないね」
「神託?」
「そう、神によって齎された神託。僕はしがない商人でね、僕の力を戴冠者たちに貸してあげて欲しいってね」
メアリーは目を座らせる。
言いたいことも聞きたいこともいっぱいあった、けれど聞き逃せない情報が確かにその耳に入ったのだ。
「たちとは?仲間達御一行……のようには聞こえなかったけど」
「どういうことだメアリー?」
言葉がおかしいとかそういう意味ではない。
単に含みがあるように聞こえただけ、聞こえただけで勘違いだったらいいのだが、先ほどまで命を狙われていたのだ小さな情報でも聞き逃したくない。こういうのが命取りになるのだ。
「うん、賢い子は大好きだよ。君の予想通り、戴冠者は君一人ではない」
「は?」
声に漏らしたのはアリオストロだった。
予想していたわけではなかったものの、メアリーは覚悟していたため驚くには至らなかった。だが、至らないだけで困惑はしていた。
セウズ神の御心がわからなかった。一人だけで十分なのではないか、だからあれほどアリオストロは命を狙われ、メアリーはその身柄を狙われていたのではないのか。
そんなメアリーの考えはジャックの前ではお見通しだったらしい。
彼はそれはもういい笑顔を浮かべてから指を四本立てた。
「戴冠者は四人。それぞれ、創造の戴冠者、空間の戴冠者、情報の戴冠者、記憶の戴冠者……君は見たところ記憶の戴冠者だと思うんだよね」
「……それはなんで?」
メアリーの眉間に皺がよる。
意味がわからない。己にそんな二つ名があったことも、そして他にも二つ名があること、またそれぞれが何を意味しているのかも、何もかもわからない。
「簡単さ。君は飲み込みが早い。まるで最初から全てを知っていたかのように物事を理解している。ほら、今もわからないとは思っていても、その情報を正しいと思って処理しようとしているだろう?」
それの何がおかしいなことなのだろうか、そこまで考えてメアリーはあることを思い出した。
『俺にとってのセウズ神は……』
あのとき、メアリーは初めて神の名を聞いたはずだ。
それなのに何故、特に気にも止めずに受け入れていたのだろうか、一瞬たりともその名に疑問を感じなかったんだろうか。ゾワっと全身が震える。自分の身に起きていることは転生だけじゃない。思考がそう至ったことで不快感を脳が分泌する。
「どういう意味なんだ?」
結局のところわからないというように口にするアリオストロにどう説明しようか迷うメアリーは、鳥肌のたった腕をさすりながら結局「気にするな」というしかなかった。
「どうやら心当たりがあるようだね。よかったよ。それで話は続けるけど、セウズ神はより善い王を選ぶことにご熱心だ。だからこそ、複数の戴冠者に王を選ばせて、その中から選りすぐりの王を決めようっていう儀式をしようとしている」
「……ちなみにその採用条件は?」
「それがまだわかってないんだよね。逆に君が聞いてる……なんてこともないようだしね」
ジャックはお手上げだというように両手をあげて見せた。
「と、言うことは四つ巴の戦いの可能性もあると」
「待て待て、メアリーなんのことだか俺は……」
「戴冠者が四人いるって言うことは、次期王候補も四人いるってことだ。話し合いで済むような規模の問題じゃないからね。間違いなく争いは起きるだろう」
顰めっ面でメアリーは淡々と事実を語っていく。
それをニヤつくようにみるジャックに悪趣味だな、と感想を抱きならがさらに続けた。
「そして他の次期王候補が領主やその関係者であれば、間違いなく戦争が起きる。勢力と勢力のぶつかり合いの開始だ。王になる条件がどんなものでも、争いは起きるだろうね」
「……なぁ、もしかして俺たち弱いのでは?」
「ありがたいことに後ろ盾がないから気楽でいいね」
「潰されるの俺たちってことになるじゃんか!」
そして殺されるのはきっと俺だ!そう嘆くアリオストロにうざそうな顔をメアリーがすれば、ジャックはまるでお笑いでも見ているかのように楽しげに「あはは!」と声を上げた。
彼はその涙腺に涙を溜めながら笑い続ける。思わずそれをジト目でメアリーが見れば「ごめんごめん」と笑いをさらに深くさせた。
「君たち、本当に面白いね」
「こっちは何も笑えないんだよな」
「ふふ、うん、ふふふふふふ」
こいついつまで笑ってんだろう。
そんな思いで目の前のジャックを見る。もう涙腺崩壊するのではないだろうか、そこまでやって止まった笑いはアホズラを晒すアリオストロの顔面によって再熱した。
「ん、ふふふふふふふ」
「めっちゃ俺を見て笑うじゃん」
笑い続けるジャックにとうとう堪らずアリオストロが零した。
「ごめんね。ごめん。いやぁ、久しぶりにこんなに笑わせてもらったよ」
「あーそれはよかったね」
棒読みで返すメアリーにジャックは「本当だよ?」と言った。
そこは別に疑って無い。出かけた言葉は次の言葉で帳消しになる。
「笑ってしまった謝罪程度だけど、もし君たちが良ければこれをもらって欲しい」
そういうと懐にしまっていたキセルを取り出して、ヒョイっと鍵を回すように振るう。
そうすれば、男性の手のひらサイズ程度の円形の何かが出現した。
黒を基調とした馬車。中はワインレッドの絨毯に、座り心地のいい漆黒のソファーが対面するように置かれている。持ち主である男のキセルから漂う草を燃す独特の臭いが空間全体に染み込んでいて、なんというか座りの悪い場所であった。黄金の分厚いカーテンが外の様子を塞ぐ、しかし不思議と狭いとは感じなかった。それもこれもキャビンの天井や柱に使われた木のような素材が、まるで一種の芸術のように彫り飾られているからだろう。御者が引く馬車の中でメアリーは現実逃避にそんなことを考えていた。
あの後、追っ手の七人を軽々と殺した男はメアリーに向かって深々と頭を下げた。
まるでその対応が正しいというように、ぎこちない様子を見せずに自然にお辞儀したのだ。その行為はメアリーに戴冠者という立場の価値を知らしめたと同時に、面倒ごとの予感を知らせた。そしてその直感はすぐさま肯定されることになる。
あれよあれよといううちに、メアリーとアリオストロはこの馬車に案内され保護されるように押し込められたのである。
「紹介が遅れて悪かったね。僕の名前はジャック。ジャック・ミレー・パーカー。気軽にジャックさんとでも呼んでほしい」
敬称であるさん付けを勧めてきて何が気軽だ。
対面に座るジャックにそう内心毒付きがながら、メアリーは悟らせない表情で「メアリー・パートリッジです」と答える。それに合わせて慌てるように「あ、アリオストロです」と隣に座ったアリオストロが答えた。
「ところで君が戴冠者であっているよね」
そう聞いてきたジャックは真剣な目でメアリーを見た。
あっているよね。そうは聞いてはいたが、全くもって疑う様子はない。そのチグハグさに眉を寄せるメアリーであったが、にこやかな笑みを浮かべて「はい」と答えることにした。
というのも、ここではぐらかすのは得策ではないと思ったからだ。
あの理論上説明できない力を前に抵抗する気を失せたとも言っていい。加えて、理由はどうであれ、戴冠者だと思われたことで救われたのだ、余計な計略は信頼を落とす。そのことを十分に理解していたメアリーは、不安げに視線を彷徨わすアリオストロを切り捨てて、素直に肯定して見せた。
「よかった、神託が間違えるとは思ってなかったけど万が一ってこともあるからね。疑ってしまってすまないね」
「神託?」
「そう、神によって齎された神託。僕はしがない商人でね、僕の力を戴冠者たちに貸してあげて欲しいってね」
メアリーは目を座らせる。
言いたいことも聞きたいこともいっぱいあった、けれど聞き逃せない情報が確かにその耳に入ったのだ。
「たちとは?仲間達御一行……のようには聞こえなかったけど」
「どういうことだメアリー?」
言葉がおかしいとかそういう意味ではない。
単に含みがあるように聞こえただけ、聞こえただけで勘違いだったらいいのだが、先ほどまで命を狙われていたのだ小さな情報でも聞き逃したくない。こういうのが命取りになるのだ。
「うん、賢い子は大好きだよ。君の予想通り、戴冠者は君一人ではない」
「は?」
声に漏らしたのはアリオストロだった。
予想していたわけではなかったものの、メアリーは覚悟していたため驚くには至らなかった。だが、至らないだけで困惑はしていた。
セウズ神の御心がわからなかった。一人だけで十分なのではないか、だからあれほどアリオストロは命を狙われ、メアリーはその身柄を狙われていたのではないのか。
そんなメアリーの考えはジャックの前ではお見通しだったらしい。
彼はそれはもういい笑顔を浮かべてから指を四本立てた。
「戴冠者は四人。それぞれ、創造の戴冠者、空間の戴冠者、情報の戴冠者、記憶の戴冠者……君は見たところ記憶の戴冠者だと思うんだよね」
「……それはなんで?」
メアリーの眉間に皺がよる。
意味がわからない。己にそんな二つ名があったことも、そして他にも二つ名があること、またそれぞれが何を意味しているのかも、何もかもわからない。
「簡単さ。君は飲み込みが早い。まるで最初から全てを知っていたかのように物事を理解している。ほら、今もわからないとは思っていても、その情報を正しいと思って処理しようとしているだろう?」
それの何がおかしいなことなのだろうか、そこまで考えてメアリーはあることを思い出した。
『俺にとってのセウズ神は……』
あのとき、メアリーは初めて神の名を聞いたはずだ。
それなのに何故、特に気にも止めずに受け入れていたのだろうか、一瞬たりともその名に疑問を感じなかったんだろうか。ゾワっと全身が震える。自分の身に起きていることは転生だけじゃない。思考がそう至ったことで不快感を脳が分泌する。
「どういう意味なんだ?」
結局のところわからないというように口にするアリオストロにどう説明しようか迷うメアリーは、鳥肌のたった腕をさすりながら結局「気にするな」というしかなかった。
「どうやら心当たりがあるようだね。よかったよ。それで話は続けるけど、セウズ神はより善い王を選ぶことにご熱心だ。だからこそ、複数の戴冠者に王を選ばせて、その中から選りすぐりの王を決めようっていう儀式をしようとしている」
「……ちなみにその採用条件は?」
「それがまだわかってないんだよね。逆に君が聞いてる……なんてこともないようだしね」
ジャックはお手上げだというように両手をあげて見せた。
「と、言うことは四つ巴の戦いの可能性もあると」
「待て待て、メアリーなんのことだか俺は……」
「戴冠者が四人いるって言うことは、次期王候補も四人いるってことだ。話し合いで済むような規模の問題じゃないからね。間違いなく争いは起きるだろう」
顰めっ面でメアリーは淡々と事実を語っていく。
それをニヤつくようにみるジャックに悪趣味だな、と感想を抱きならがさらに続けた。
「そして他の次期王候補が領主やその関係者であれば、間違いなく戦争が起きる。勢力と勢力のぶつかり合いの開始だ。王になる条件がどんなものでも、争いは起きるだろうね」
「……なぁ、もしかして俺たち弱いのでは?」
「ありがたいことに後ろ盾がないから気楽でいいね」
「潰されるの俺たちってことになるじゃんか!」
そして殺されるのはきっと俺だ!そう嘆くアリオストロにうざそうな顔をメアリーがすれば、ジャックはまるでお笑いでも見ているかのように楽しげに「あはは!」と声を上げた。
彼はその涙腺に涙を溜めながら笑い続ける。思わずそれをジト目でメアリーが見れば「ごめんごめん」と笑いをさらに深くさせた。
「君たち、本当に面白いね」
「こっちは何も笑えないんだよな」
「ふふ、うん、ふふふふふふ」
こいついつまで笑ってんだろう。
そんな思いで目の前のジャックを見る。もう涙腺崩壊するのではないだろうか、そこまでやって止まった笑いはアホズラを晒すアリオストロの顔面によって再熱した。
「ん、ふふふふふふふ」
「めっちゃ俺を見て笑うじゃん」
笑い続けるジャックにとうとう堪らずアリオストロが零した。
「ごめんね。ごめん。いやぁ、久しぶりにこんなに笑わせてもらったよ」
「あーそれはよかったね」
棒読みで返すメアリーにジャックは「本当だよ?」と言った。
そこは別に疑って無い。出かけた言葉は次の言葉で帳消しになる。
「笑ってしまった謝罪程度だけど、もし君たちが良ければこれをもらって欲しい」
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