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10月-7 事情聴取のお時間です
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「さあてと、昨日何があったのか教えてもらおうか」
僕が学校に来るや否や、木暮潤羽が昨日のことについて聞いてきた。
「……別に大したことじゃないよ」
「若干もごついてますよ七瀬さんや。実言うと私自身少し興味があるのもそうだけど、同性とはいえ奏汰が他校の人と出かけてるなんて前代未聞だからね。ファンの子が黙っちゃいないよ」
「そ、そうかなぁ」
「そうです~。もう少し自分の影響力を理解してください」
なんだかユリにも昨日同じこと言われた気がする。
「うーん……じゃあ昼休憩の時間に話すよ」
「おっけー、じゃまた後で」
相変わらず颯爽と去ってゆく。
そして『王子様』を崩さないように気合を入れ直したのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「奏汰様!お昼ご一緒してもよろしいですか!」
「奏汰様!奏汰様!」
「奏汰様に気安く触れないでよ!」
今日もいつも通り僕に押し寄せてくる。
だが、
「悪いけど先約があるんだ、かわいい君たちからのお誘いは嬉しいけどごめんね。また今度でいいかな」
王子様スマイル。
「は、はひぃ~…」
卒倒していく周囲。
そして申し訳なさそうにして潤羽のもとへと向かった。
「王子様は罪だよね~。今まで何人の心を奪ってきたのやら」
弁当箱を開け、食べ始めると潤羽が話を切り出してきた。
「そうかもしれないけれど……かといって断るのもその娘たちに悪いからどうしようもないんだよね」
しょうがないと思い込まして卵焼きを口に運ぶ。
砂糖が入っていて甘めの僕が好きな味付けだ。
「で、あの娘は誰なの?」
潤羽が話の本題に入ったのユリとの出会い、正体、その他諸々の説明をした。
潤羽は中学から仲が良く、僕がこの学校で1番信頼を置いている人でもあるのでこの様に秘密を気兼ねなく話せる人唯一無二の親友なのだ。
「あの子……女の子だったんだ…惜しいな」
「やっぱり潤羽もそう思う?」
「流石にそう思わざるを得ないよ。だってノーメイクでウイッグだけであれでしょ?多分何人か女子自信無くすよ?」
まあ私は気にしないけどね、と潤羽はすぐにつけ足した。
やっぱり潤羽と会話は気を使わなくていいから話していて気持ちがいい。
「ちなみに優莉?……いやユリちゃんとどのくらいいったの?」
「?いや今月に出会って週に2、3回遊ぶ程度だけど?」
「あーごめん聞き方間違えた。なんか休日遊びに行ったりとかお家行ったりみたいな事はしたの?」
潤羽が話を発展させてきた。
「いや、平日の放課後遊ぶ程度だし大体出会って1ヶ月も経ってないのにお家とかはしたなさすぎないかい?」
「え~でもラブコメものけっこうそういう展開多いよ?」
「いやラブコメじゃないし、第一この関係はあくまで契約だよ。この関係は壊したくないんだよね」
僕がそう言うと潤羽は言葉を失い驚きを隠せないといった表情でこちらを見てきた。
「ま、まあいいや。ユリには同情するとして……またなんかあったら言ってよ。いつでも相談に乗るから」
「ありがとう、流石潤羽。頼りにしてるよ」
何故ユリに同情したのかわからないし哀れみの眼差しを受けたが何の意味かわからないまま昼休憩の終わりを告げるチャイムが鳴ったので急いでご飯を口に入れ自教室へと戻ったのだった。
僕が学校に来るや否や、木暮潤羽が昨日のことについて聞いてきた。
「……別に大したことじゃないよ」
「若干もごついてますよ七瀬さんや。実言うと私自身少し興味があるのもそうだけど、同性とはいえ奏汰が他校の人と出かけてるなんて前代未聞だからね。ファンの子が黙っちゃいないよ」
「そ、そうかなぁ」
「そうです~。もう少し自分の影響力を理解してください」
なんだかユリにも昨日同じこと言われた気がする。
「うーん……じゃあ昼休憩の時間に話すよ」
「おっけー、じゃまた後で」
相変わらず颯爽と去ってゆく。
そして『王子様』を崩さないように気合を入れ直したのだった。
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「奏汰様!お昼ご一緒してもよろしいですか!」
「奏汰様!奏汰様!」
「奏汰様に気安く触れないでよ!」
今日もいつも通り僕に押し寄せてくる。
だが、
「悪いけど先約があるんだ、かわいい君たちからのお誘いは嬉しいけどごめんね。また今度でいいかな」
王子様スマイル。
「は、はひぃ~…」
卒倒していく周囲。
そして申し訳なさそうにして潤羽のもとへと向かった。
「王子様は罪だよね~。今まで何人の心を奪ってきたのやら」
弁当箱を開け、食べ始めると潤羽が話を切り出してきた。
「そうかもしれないけれど……かといって断るのもその娘たちに悪いからどうしようもないんだよね」
しょうがないと思い込まして卵焼きを口に運ぶ。
砂糖が入っていて甘めの僕が好きな味付けだ。
「で、あの娘は誰なの?」
潤羽が話の本題に入ったのユリとの出会い、正体、その他諸々の説明をした。
潤羽は中学から仲が良く、僕がこの学校で1番信頼を置いている人でもあるのでこの様に秘密を気兼ねなく話せる人唯一無二の親友なのだ。
「あの子……女の子だったんだ…惜しいな」
「やっぱり潤羽もそう思う?」
「流石にそう思わざるを得ないよ。だってノーメイクでウイッグだけであれでしょ?多分何人か女子自信無くすよ?」
まあ私は気にしないけどね、と潤羽はすぐにつけ足した。
やっぱり潤羽と会話は気を使わなくていいから話していて気持ちがいい。
「ちなみに優莉?……いやユリちゃんとどのくらいいったの?」
「?いや今月に出会って週に2、3回遊ぶ程度だけど?」
「あーごめん聞き方間違えた。なんか休日遊びに行ったりとかお家行ったりみたいな事はしたの?」
潤羽が話を発展させてきた。
「いや、平日の放課後遊ぶ程度だし大体出会って1ヶ月も経ってないのにお家とかはしたなさすぎないかい?」
「え~でもラブコメものけっこうそういう展開多いよ?」
「いやラブコメじゃないし、第一この関係はあくまで契約だよ。この関係は壊したくないんだよね」
僕がそう言うと潤羽は言葉を失い驚きを隠せないといった表情でこちらを見てきた。
「ま、まあいいや。ユリには同情するとして……またなんかあったら言ってよ。いつでも相談に乗るから」
「ありがとう、流石潤羽。頼りにしてるよ」
何故ユリに同情したのかわからないし哀れみの眼差しを受けたが何の意味かわからないまま昼休憩の終わりを告げるチャイムが鳴ったので急いでご飯を口に入れ自教室へと戻ったのだった。
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