迷い込んだ少年

透太郎

文字の大きさ
5 / 9

⑤ページ目

しおりを挟む
引き下ろされた下着は、短パン同様ヴォルフによって投げ捨てられた。
その下の部分、その歳であれば誰にも見られたくない部分、それが今生き物の目の前に露わとなった。

露わとなった "ソレ" は、ペニスと言うには早すぎるほど小ぶりなものであった。
上半身や足とは違い、日に焼けておらず、水着の後と思われる跡がくっきりと付き、少年本来の肌の色である真っ白な色を月明かりの下に放っていた。

「本当に小ぶりだな」

ヴォルフはそれを眺めながら口元に嘲笑いを浮かべた。
少年のソレは、宙にぶら下がっている身体同様力無く垂れ下がり、その大きさは5cmあるかというところで、亀頭の膨らみもほぼ確認できず、先端までしっかりと皮を被っていた。
その下の膨らみは、膨らみというには頼りなく、精々ビー玉が2つ並んでいるくらいの大きさであった。

「さあ、では楽しませてもらうぞ」

ヴォルフは口元にニヤリとした表情を浮かべると、力無く垂れ下がる少年のソレに手を伸ばした。

少年のソレを指で摘むと、ヴォルフはそれを優しく揉むように弄り始めた。
揉み始めた際、意識の無い少年の体はぴくっと反応を示したが、ヴォルフはそれに構わず指を動かし続けた。

しばらく指を動かしていると、ヴォルフはその指から伝わる感触に、硬いものを感じ始めていた。
ヴォルフはまたニヤリと笑い、そのまま指を動かし続けた。
柔らかだった少年のモノは段々と立ち上がり、天を向き始め、ヴォルフはそれを確認すると指を離した。
立ち上がった少年のそれは10cmほどの大きさになっており、ぴくん、ぴくんと脈打つように天に向かい伸びていた。
ヴォルフの指によって勃起したものの、やはり先端まで皮を被ったそれは、僅かにある隙間からほんのりと亀頭が見えるくらいのものであった。

少年のソレが立ち上がったことに満足気な表情を浮かべたヴォルフは、少年のモノに指を伸ばし、再びその指で弄り始めたのであった。
少年のモノを2本の指で挟み、上下に動かす、亀頭の部分を皮の上から摘み、揉みほぐす、そうしたことを続けている最中にも、少年の身体は意識が無いにも関わらず、時折びくびくと動いていた。

指を動かしていたヴォルフは、ふとその指先に湿り気を感じた。
少年のモノを覗き込み確認すると、皮の僅かな隙間から見える亀頭が濡れているようであった。
ヴォルフは指を伸ばし、傷付けぬよう注意を払いながら、その僅かな隙間に指を差し込んだ。
その瞬間、少年の身体はびくん!と反応を示した。
普段皮に包まれ、自身でも触れたことがないソコは、少年にとっては敏感すぎるのである。
ヴォルフは、少年のその反応にニヤリと笑みを浮かべると、差し込んだ指をさらに動かし始めた。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

少年探偵は恥部を徹底的に調べあげられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

月弥総合病院

僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

身体検査その後

RIKUTO
BL
「身体検査」のその後、結果が公開された。彼はどう感じたのか?

男子高校に入学したらハーレムでした!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 ゆっくり書いていきます。 毎日19時更新です。 よろしくお願い致します。 2022.04.28 お気に入り、栞ありがとうございます。 とても励みになります。 引き続き宜しくお願いします。 2022.05.01 近々番外編SSをあげます。 よければ覗いてみてください。 2022.05.10 お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。 精一杯書いていきます。 2022.05.15 閲覧、お気に入り、ありがとうございます。 読んでいただけてとても嬉しいです。 近々番外編をあげます。 良ければ覗いてみてください。 2022.05.28 今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。 次作も頑張って書きます。 よろしくおねがいします。

少年は自らの痴態をイきながら見せ付けさせられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...