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第二章 わだつみの娘と海の国の婚約者
28、幕間 国庫管理官は残業の鬼
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深夜、護衛隊副隊長のジェイドが引継ぎを終えて隊舎に戻ろうと国庫管理室の前を通った時扉の足元から漏れる明かりに気付いた。
賊か━━?
文官たちの職場である国庫管理室は夕方には締められる。
国庫とは言うがここには事務仕事の場であり、帳簿や資料があるだけで金銭があるわけではない。
そっと音を出さないよう細心の注意を払って重厚な扉を開いた。
いつでも剣を抜ける心構えで。
書庫の奥に隠れるようにして立っていたのは最近赴任した、足の悪い女性国庫管理官だった。
大きな目をいっぱいに開いてこちらを見てから、ほーっと安堵の息をいた彼女の左手には杖。そして隠すように右手を後ろに下げている。
ジェイドは黙って素早く歩み寄ると右手をひねり上げるようにして見たのは華奢なペーパーナイフ。それを握る細い手は震えていた。
ジェイドの長い前髪の奥で眉間に皺が寄った。
「居残りです。室長に申請はしましたが━━」
そんな連絡は聞いていない。
いや、文官は基本的に夕方までの勤務である。
居残りがあっても護衛隊に通知が出るというしくみはない。
「何を?」
していた?
冷えた声をリザは硬い表情で受け止めたが、彼女は知っている。
この副隊長は信頼できると。
もうすぐ挙式を迎える百戦錬磨の友達が信頼している男だ。
それは何よりも信頼に足る。
「偉い方々の探られたくない腹を、探っておりました」
リザはそう言って笑い、ジェイドはその細い手首を解放した。
そうだ。この女性国庫管理管は「海姫」の推薦でここに来たのだ。
「すまない」
賊かと思った。
そんな危ない仕事をするのであれば正式に護衛を付けた方がいい。
「隊長に進言しておく」
副隊長は抑揚のない声で告げる。
彼は配慮は出来る男ではあるが、残念ながらいつも絶対的に言葉の足りない男であった。
そんな彼の言葉にリザは少し難しい顔をする。
「それは困るんですよね。あまり大っぴらに不正調査をしているとばれると私も動きにくくなるので。新米が仕事を覚えきれずに居残ってると思ってもらった方が都合がいいんです」
ああ、この女性管理管もあの婚約者の同類か━━ジェイドは妙に納得するものを感じた。
不意の入室に怯えて、そんな華奢なペーパーナイフ1本を震える手で握りしめなければならないような状況。
これはやはり進言しておかねばならないだろう。
ただし隊長か婚約者殿本人に。
幸いこの国の王妃になろうかという人間は意外とその辺りで見つかるのだ。
一日に何回かふらりと海を見に行く人間だ。城壁の上で張っておけば、半日あれば確実に捕まえる事が出来る。
それもどうかと思うのだが。
その日から副隊長ジェイドは終業後、時間があれば深夜の国庫管理室に立ち寄り、自分の書類を仕上げ、終われば本を読むようになった。
当然その状況には多くの問題があったが、国王と、国庫管理室の長が許した。
他の文官は帰宅していたので騒がれる事はなく、見張りの護衛隊員達も生ぬるい目でそんな彼を見守ったのだった。
◆◇◆
ジェイドから話を聞いたシーアはすぐに動いた。
「悪いが融通してくれないか」
護衛隊隊長であるグレイは、シーアからの依頼でジェイドの夜番の変更を強いられる。
「帳簿の不正探しが面白くて仕方ないんだと。まだ来たばかりだから挙式が終わってからにしろと言っといたんだが」
いつも飄々としている彼女にしては珍しく、苦虫を噛み潰したような顔だった。
「あいつがそういう奴だったのを忘れてた。わたしが一緒にいられればいいんだが、毎晩と言うわけにもいかなくてな」
シーアが眉間に皺を寄せて嘆息するのを見ながら、グレイは当然だと呆れる。
そして国庫を立て直す人材として、リザが必要なのは武官としての彼でも理解している。
「まぁ、あいつが適任か」
グレイはシーアからの頼みに苦渋の表情で応じた。
国庫を蹂躙した連中の調査と糾弾はまだ終わっていないのだ、
わざわざシーアが足を運んでまで勧誘した人材で、そんな貴重な人材を任せられる隊員は限られている。
しかし護衛隊の長であるグレイには、そんな女を妃にしようと言うはた迷惑な国王の護衛という任務があるのだ。
グレイは右腕たる副隊長に新米国庫管理官の夜間の警護を密命として指示した。
リザの仕事の内容が内容なだけに、大ごとにする事も出来ず「副隊長が個人的思想により通っている」物として━━
リザは今後誰とも添うつもりはなく、仕事に生きるのだと豪語している。
だからこそシーアは国庫管理室に引き抜いたのだが。
リザにしてみれば勘違いされている方が異性に言い寄られなくて済むので都合が良いが、ジェイドはそうはいかないだろう。さすがに気になった。
「彼、大丈夫かしら」
困惑した表情で言えば、シーアは鼻で笑った。
「文句があるなら言ってくるだろ」
ジェイドは女性と関わるのが苦手だという自覚があるし、それを彼に近い人間はみんな知っている。
当然、現在特定の相手はいない。そもそも特定の相手といった存在を作ろうともしていない。それを知るシーアは勝手に答えた。
━━ああ、この子に聞くべきじゃなかったわ。
そこでリザはここ最近で随分と話しやすくなった隊長のグレイにも確認したが「ちょっと噂があるくらいがあいつにはちょうどいい」と、なんとも気の毒な答えが返って来た。
これはダメだ。この人達に聞いてもダメだ。
結局本人にも確認する事になったのだが「いい」の一言で返された。
恋仲が噂される新参の国庫管理管と、美麗な護衛隊副隊長。
リザが城内の女性達から激しい嫉妬に晒されるのではないかと空気の読めるグレイは案じたが、杞憂に終わった。
今後独身を貫き、仕事に生きようと決意している彼女は、生涯この職場で働くために平穏な人間関係の構築にも努力は怠らない。
そのために商社で長年培った技術を遺憾なく発揮すると同時に、商魂たくましい人間を何人も見ているリザは自分の身の上も足の負担でさえも同情を引く事に利用した。
そうしてリザは安心して夜間の疚しい仕事に精を出す事が出来たのだった。
なんとも楽しそうに黒い仕事をするもんだ。
生き生きと帳簿をあさるリザに、普段他人にあまり興味を持たないジェイドでさえ呆れた。
日中は他の管理管について仕事を学び、夕方からは目をキラキラさせて帳簿の小さな綻びを探している。
「んん? はい見つけたー」
「なるほどねー、こう来たか」
小さな独り言が夜の国庫管理室で上がる。
すでにいくつも発見しているが、まだまだこんな物ではないだろうと思うと時間が経つのを忘れて遅くなってはジェイドに謝る日々だ。
杖をつくリザに代わり高い所にある帳簿などはジェイドが手助けし、それ以外の時間は入り口の待合用のカウチで過ごした。
宿舎に戻っても別段予定はない。
酒も強い方ではないので滅多に飲む事はなく、人と騒ぐのも気乗りしない性質で本を読んで過ごす事が多いのだ。ジェイドにしてみれば普段とさほど変わらない。
まして夜が遅くなると「休憩に付き合ってもらえるかしら」とリザが紅茶と焼き菓子などを振るまってくれるのも気に入っていた。
年若い彼は甘い物が嫌いではなかったし、夜の軽食は歓迎すべきものだった。
部屋で一人本を読んでいてはこうはいかない。
リザは休憩中もなにやら試案を巡らせている事が多く、やや上の空だ。
時々ジェイドが読んでいる本にも興味を示すが、終わればすぐに席を立つ。
誰とでも朗らかに会話する彼女だが、無口な人間とお茶をする事も気にならないらしい。
休憩の時間も惜しいと言わんばかりに、不正の手段を講じた輩の手管を思い描いているのだから無理もないのであるが。
はじめはただの自発的な慈善事業だった。
怯えさせて悪かった。
そんなに恐々仕事しているのであれば、空いている時間くらいはついていてやろう。宿舎に戻ってもどうせする事もないのだし。
杖を使いながら重い帳簿を取るのは大変だろう。
外見に似合わず弱者への配慮が出来る彼の、ほんの出来心だった。
それなのに今では持参した本を読み、しかも軽食にありつく事が出来る状態であるにもかかわらず賃金が発生している。
ここは変わっているなと思った。
賊か━━?
文官たちの職場である国庫管理室は夕方には締められる。
国庫とは言うがここには事務仕事の場であり、帳簿や資料があるだけで金銭があるわけではない。
そっと音を出さないよう細心の注意を払って重厚な扉を開いた。
いつでも剣を抜ける心構えで。
書庫の奥に隠れるようにして立っていたのは最近赴任した、足の悪い女性国庫管理官だった。
大きな目をいっぱいに開いてこちらを見てから、ほーっと安堵の息をいた彼女の左手には杖。そして隠すように右手を後ろに下げている。
ジェイドは黙って素早く歩み寄ると右手をひねり上げるようにして見たのは華奢なペーパーナイフ。それを握る細い手は震えていた。
ジェイドの長い前髪の奥で眉間に皺が寄った。
「居残りです。室長に申請はしましたが━━」
そんな連絡は聞いていない。
いや、文官は基本的に夕方までの勤務である。
居残りがあっても護衛隊に通知が出るというしくみはない。
「何を?」
していた?
冷えた声をリザは硬い表情で受け止めたが、彼女は知っている。
この副隊長は信頼できると。
もうすぐ挙式を迎える百戦錬磨の友達が信頼している男だ。
それは何よりも信頼に足る。
「偉い方々の探られたくない腹を、探っておりました」
リザはそう言って笑い、ジェイドはその細い手首を解放した。
そうだ。この女性国庫管理管は「海姫」の推薦でここに来たのだ。
「すまない」
賊かと思った。
そんな危ない仕事をするのであれば正式に護衛を付けた方がいい。
「隊長に進言しておく」
副隊長は抑揚のない声で告げる。
彼は配慮は出来る男ではあるが、残念ながらいつも絶対的に言葉の足りない男であった。
そんな彼の言葉にリザは少し難しい顔をする。
「それは困るんですよね。あまり大っぴらに不正調査をしているとばれると私も動きにくくなるので。新米が仕事を覚えきれずに居残ってると思ってもらった方が都合がいいんです」
ああ、この女性管理管もあの婚約者の同類か━━ジェイドは妙に納得するものを感じた。
不意の入室に怯えて、そんな華奢なペーパーナイフ1本を震える手で握りしめなければならないような状況。
これはやはり進言しておかねばならないだろう。
ただし隊長か婚約者殿本人に。
幸いこの国の王妃になろうかという人間は意外とその辺りで見つかるのだ。
一日に何回かふらりと海を見に行く人間だ。城壁の上で張っておけば、半日あれば確実に捕まえる事が出来る。
それもどうかと思うのだが。
その日から副隊長ジェイドは終業後、時間があれば深夜の国庫管理室に立ち寄り、自分の書類を仕上げ、終われば本を読むようになった。
当然その状況には多くの問題があったが、国王と、国庫管理室の長が許した。
他の文官は帰宅していたので騒がれる事はなく、見張りの護衛隊員達も生ぬるい目でそんな彼を見守ったのだった。
◆◇◆
ジェイドから話を聞いたシーアはすぐに動いた。
「悪いが融通してくれないか」
護衛隊隊長であるグレイは、シーアからの依頼でジェイドの夜番の変更を強いられる。
「帳簿の不正探しが面白くて仕方ないんだと。まだ来たばかりだから挙式が終わってからにしろと言っといたんだが」
いつも飄々としている彼女にしては珍しく、苦虫を噛み潰したような顔だった。
「あいつがそういう奴だったのを忘れてた。わたしが一緒にいられればいいんだが、毎晩と言うわけにもいかなくてな」
シーアが眉間に皺を寄せて嘆息するのを見ながら、グレイは当然だと呆れる。
そして国庫を立て直す人材として、リザが必要なのは武官としての彼でも理解している。
「まぁ、あいつが適任か」
グレイはシーアからの頼みに苦渋の表情で応じた。
国庫を蹂躙した連中の調査と糾弾はまだ終わっていないのだ、
わざわざシーアが足を運んでまで勧誘した人材で、そんな貴重な人材を任せられる隊員は限られている。
しかし護衛隊の長であるグレイには、そんな女を妃にしようと言うはた迷惑な国王の護衛という任務があるのだ。
グレイは右腕たる副隊長に新米国庫管理官の夜間の警護を密命として指示した。
リザの仕事の内容が内容なだけに、大ごとにする事も出来ず「副隊長が個人的思想により通っている」物として━━
リザは今後誰とも添うつもりはなく、仕事に生きるのだと豪語している。
だからこそシーアは国庫管理室に引き抜いたのだが。
リザにしてみれば勘違いされている方が異性に言い寄られなくて済むので都合が良いが、ジェイドはそうはいかないだろう。さすがに気になった。
「彼、大丈夫かしら」
困惑した表情で言えば、シーアは鼻で笑った。
「文句があるなら言ってくるだろ」
ジェイドは女性と関わるのが苦手だという自覚があるし、それを彼に近い人間はみんな知っている。
当然、現在特定の相手はいない。そもそも特定の相手といった存在を作ろうともしていない。それを知るシーアは勝手に答えた。
━━ああ、この子に聞くべきじゃなかったわ。
そこでリザはここ最近で随分と話しやすくなった隊長のグレイにも確認したが「ちょっと噂があるくらいがあいつにはちょうどいい」と、なんとも気の毒な答えが返って来た。
これはダメだ。この人達に聞いてもダメだ。
結局本人にも確認する事になったのだが「いい」の一言で返された。
恋仲が噂される新参の国庫管理管と、美麗な護衛隊副隊長。
リザが城内の女性達から激しい嫉妬に晒されるのではないかと空気の読めるグレイは案じたが、杞憂に終わった。
今後独身を貫き、仕事に生きようと決意している彼女は、生涯この職場で働くために平穏な人間関係の構築にも努力は怠らない。
そのために商社で長年培った技術を遺憾なく発揮すると同時に、商魂たくましい人間を何人も見ているリザは自分の身の上も足の負担でさえも同情を引く事に利用した。
そうしてリザは安心して夜間の疚しい仕事に精を出す事が出来たのだった。
なんとも楽しそうに黒い仕事をするもんだ。
生き生きと帳簿をあさるリザに、普段他人にあまり興味を持たないジェイドでさえ呆れた。
日中は他の管理管について仕事を学び、夕方からは目をキラキラさせて帳簿の小さな綻びを探している。
「んん? はい見つけたー」
「なるほどねー、こう来たか」
小さな独り言が夜の国庫管理室で上がる。
すでにいくつも発見しているが、まだまだこんな物ではないだろうと思うと時間が経つのを忘れて遅くなってはジェイドに謝る日々だ。
杖をつくリザに代わり高い所にある帳簿などはジェイドが手助けし、それ以外の時間は入り口の待合用のカウチで過ごした。
宿舎に戻っても別段予定はない。
酒も強い方ではないので滅多に飲む事はなく、人と騒ぐのも気乗りしない性質で本を読んで過ごす事が多いのだ。ジェイドにしてみれば普段とさほど変わらない。
まして夜が遅くなると「休憩に付き合ってもらえるかしら」とリザが紅茶と焼き菓子などを振るまってくれるのも気に入っていた。
年若い彼は甘い物が嫌いではなかったし、夜の軽食は歓迎すべきものだった。
部屋で一人本を読んでいてはこうはいかない。
リザは休憩中もなにやら試案を巡らせている事が多く、やや上の空だ。
時々ジェイドが読んでいる本にも興味を示すが、終わればすぐに席を立つ。
誰とでも朗らかに会話する彼女だが、無口な人間とお茶をする事も気にならないらしい。
休憩の時間も惜しいと言わんばかりに、不正の手段を講じた輩の手管を思い描いているのだから無理もないのであるが。
はじめはただの自発的な慈善事業だった。
怯えさせて悪かった。
そんなに恐々仕事しているのであれば、空いている時間くらいはついていてやろう。宿舎に戻ってもどうせする事もないのだし。
杖を使いながら重い帳簿を取るのは大変だろう。
外見に似合わず弱者への配慮が出来る彼の、ほんの出来心だった。
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