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第二章 わだつみの娘と海の国の婚約者
29、幕間 国庫管理官と王妃となる友人
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雲の多い、暗い夜だった。
「遅くなってすみません」
そう言うリザに、烏を思わせる様相の護衛はいつものように無言で頷くのみだった。
深夜、仕事を終えたリザとジェイドは国庫管理室を出て中庭を突っ切るように横切る。
リザは王城の敷地内に建てられた宿舎に部屋を与えらえれているので、彼の寝起きする兵舎とは反対の方向ではあるが、彼はいつもそこまで送っていた。
白刃を構えた黒い影が、彼女を襲う。
剣を抜いたジェイドが彼女を背に庇って白刃を受け止めたが、咄嗟の事によろけたリザは芝生に倒れ込んだ。
左足首が不自由なリザはすぐには立てなかった。
そんな彼女にどこからか現れた侍女が駆け寄るが、それは助け起こすためなどではなかった。
その手には小さな短刀。
振りかぶられ、リザはとっさに顔の前に右手をかざすようにして身を縮める。
「リザ!」
良く通る声が中庭に響いた。
無言で倒れた侍女の白いうなじには、短刀が突き立っていた。
女の声とほぼ同時にヒュンッ、と音がする。
その刹那、庇の上に潜んでいた漆黒の髪をした女が飛び降りた。
グレイが矢を放った時点で、決着は着いていると判断して。
「待て! この馬鹿!」
グレイの罵倒が発せられ、ジェイドが対峙していた黒い影もまた片膝を着く。
シーアはグレイの放った矢によって膝裏を射られた黒い影まで一気に駆け寄り、そのうなじに後ろ回し蹴りの動きで右足の踵を叩きこむ。
その足を降ろすと同時に、剣を落とし昏倒しかける相手の腕を取ると地面にねじ伏せながら全体重を掛けて相手の肩の関節を外した。
「ジェイド、リザを!」
シーアは叫ぶように指示しながら、腰のベルトに挟んでいた帯でさるぐつわを噛ませた。
意識を失いかけた直後、無理やり関節を外された激痛に絶叫に近い悲鳴が上がったのをちょうど良いとばかりに。
舌など噛ませるつもりはない。一連のその動きは実に手慣れた所作に見えた。
ここまでやれば必要ない気がしながらも、シーアに続いて降りてきたグレイは黒装束の男を手早く拘束しながら怒鳴る。
「お前、他にも伏兵がいたらどうすんだ!」
グレイは本気の怒号を響かせたが、王妃になる予定の女は軽く片眉を上げた。
「お前がどうにかしてくれんだろ」
飄々と軽い調子で言い放ち、ニヤリと笑った顔は実に凄惨で凄みのあるものだった。
脂汗を浮かべうめきながら痙攣している賊を見てグレイは思う。
容赦ねぇな。
時々国王とどったんばったんと格闘しているが、あれはちゃんと手加減していたのか。
さすがに国王に怪我をさせるような真似は慎んでいたらしい。
「言っとくけど、ここまで徹底的にやれって言ったのはあいつだからな。こいつがホンモノだったら、これでもまだ安心出来ないぐらいだけど」
軽蔑されたり誤解されるのは不本意だったらしく、険しいながら呆れた表情を浮かべているグレイにシーアは言い訳でもするように言った。
世界には殺人技術に特化し、それを生業とする連中が存在する。
よってこういった闇に乗じて人を襲うような輩は動けないようにしておくのが賢明であるとシーアに教えたのは、ドレイク号の船員だった頃のレオンだ。
そうでなくとも相手が女である事を理由に激昂する男は少なくない。逆上して反撃される前に確実に動きを封じる事をシーアの身を案じたレオンは教え込んだのである。
しかしどうやら今回は前者のような手練れではないらしい。
まさか二人雇っているとは思わなかったが、中途半端な腕の人間を二人雇うより、法外な請負料の人間一人を雇う方が成功の確率は上がるんだがな、とシーアは内心皮肉を吐いた。
芝生に座り込んだリザは、左手で右手首をしっかりとつかんでいた。
その震える両手が血に濡れているのを見たジェイドは傍に跪き、手首を圧迫して止血してやる。
「ペンは握れるかしら」
震える声で、顔を蒼白にしてそんな事を言うリザにジェイドは頷く。
「浅い傷だ」
さすがにこんな状況である事を考えればもう少しましな説明をしてやれば良かったと思ったが、リザはその一言でひどく安堵したような顔になった。
リザに駆け寄ったシーアは怪我の状態を確認すると震える手を握り、肩を抱いてやる。
「だからさっさと護衛を増やせと言ったんだ」
「でも、これで証拠がつかめるでしょ?」
どうも優秀な国庫管理官が邪魔な人間がいるらしい。その情報をつかんでおびき寄せようと画策した結果がこれであり、それを言い出したのは確かにリザ本人ではあるが。
こんな冷たく震える指先で、血の気のひいているであろう顔で、何を言っている。
シーアもまた、グレイやジェイドと同様に呆れたのだった。
そして、視線を巡らせる。
手に刃を握ったまま倒れて動かない侍女姿の女を静かに見つめるシーアは少しだけ眉をひそめる。
女はまだ若いだろう。その白い後ろ首にはシーアの放った短刀が刺さっている。
グレイはそんなシーアを見て意外に感じた。
人を殺すのとか、そういうのは平気なのかと思っていたから。
その後、リザが不正を調査している事が周囲に明るみになった頃、彼女はかつて議員であった貴族が犯した大きな資金流用の証拠をつかんだ。
「もう潮時だな。いい加減、正規の護衛をつける。なぁ、グレイ?」
シーアは断言し、グレイも珍しく同意した。
「ああ、いつまでも副隊長を夜遊ばせとくわけにはいかないからな。あんたはまだやるのか? あんな目に遭って」
グレイが尋ねれば、白い包帯を手に巻いたリザはいたずらっぽく肩をすくませる。
「これは天職だと思ってるの」
そう言って新米の国庫管理官は眩しいほどの笑顔で笑った。
夜間、国庫管理室には明かりが灯る。
現在では扉付近に衛兵が二人配備されるようになったが、護衛隊の副隊長ジェイドは時々この部屋に寄った。
国庫管理官襲撃の後、彼が夜の国庫管理室に通うのは仕事の一環であったのだと周囲の人間の認識が改められた。
警備隊の隊長や副隊長の勤務当番は、警備の安全性を保つため一般には明かされていない。
だから副隊長が相変わらず国庫管理室に足を運ぶのは、仕事なのだと皆思った。
色恋沙汰でないと判断されたし、それは現在においても間違いではない。
しかし、こうして彼がここを訪れるのは完全に私用である。
見目の良さから侍女達に絶大の人気があり、密かに黄色い声援の上がる、影のある色男。
そんな彼の目的が、読書と、夜間に出されるお茶とお菓子だと知っているのはごく限られた人間だけである。
「つっまんねぇ。お子ちゃまか、あいつは」
長く男所帯にいたシーアは、実は人の色恋沙汰の話題に目が無い。
しかも今は陸にいる分、刺激の少ない毎日である。大いに期待したにもかかわらず残念ながら思惑の外れたシーアは面白くなさそうにぼやき、グレイもまた「まったくだ」と大きなため息とともに同意する。
それはこの二人にとって私生活上で初めて意見が一致した、記念すべき瞬間でもあった。
そして今夜も、深夜の国庫管理室には明かりが灯されるのだった。
「遅くなってすみません」
そう言うリザに、烏を思わせる様相の護衛はいつものように無言で頷くのみだった。
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リザは王城の敷地内に建てられた宿舎に部屋を与えらえれているので、彼の寝起きする兵舎とは反対の方向ではあるが、彼はいつもそこまで送っていた。
白刃を構えた黒い影が、彼女を襲う。
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左足首が不自由なリザはすぐには立てなかった。
そんな彼女にどこからか現れた侍女が駆け寄るが、それは助け起こすためなどではなかった。
その手には小さな短刀。
振りかぶられ、リザはとっさに顔の前に右手をかざすようにして身を縮める。
「リザ!」
良く通る声が中庭に響いた。
無言で倒れた侍女の白いうなじには、短刀が突き立っていた。
女の声とほぼ同時にヒュンッ、と音がする。
その刹那、庇の上に潜んでいた漆黒の髪をした女が飛び降りた。
グレイが矢を放った時点で、決着は着いていると判断して。
「待て! この馬鹿!」
グレイの罵倒が発せられ、ジェイドが対峙していた黒い影もまた片膝を着く。
シーアはグレイの放った矢によって膝裏を射られた黒い影まで一気に駆け寄り、そのうなじに後ろ回し蹴りの動きで右足の踵を叩きこむ。
その足を降ろすと同時に、剣を落とし昏倒しかける相手の腕を取ると地面にねじ伏せながら全体重を掛けて相手の肩の関節を外した。
「ジェイド、リザを!」
シーアは叫ぶように指示しながら、腰のベルトに挟んでいた帯でさるぐつわを噛ませた。
意識を失いかけた直後、無理やり関節を外された激痛に絶叫に近い悲鳴が上がったのをちょうど良いとばかりに。
舌など噛ませるつもりはない。一連のその動きは実に手慣れた所作に見えた。
ここまでやれば必要ない気がしながらも、シーアに続いて降りてきたグレイは黒装束の男を手早く拘束しながら怒鳴る。
「お前、他にも伏兵がいたらどうすんだ!」
グレイは本気の怒号を響かせたが、王妃になる予定の女は軽く片眉を上げた。
「お前がどうにかしてくれんだろ」
飄々と軽い調子で言い放ち、ニヤリと笑った顔は実に凄惨で凄みのあるものだった。
脂汗を浮かべうめきながら痙攣している賊を見てグレイは思う。
容赦ねぇな。
時々国王とどったんばったんと格闘しているが、あれはちゃんと手加減していたのか。
さすがに国王に怪我をさせるような真似は慎んでいたらしい。
「言っとくけど、ここまで徹底的にやれって言ったのはあいつだからな。こいつがホンモノだったら、これでもまだ安心出来ないぐらいだけど」
軽蔑されたり誤解されるのは不本意だったらしく、険しいながら呆れた表情を浮かべているグレイにシーアは言い訳でもするように言った。
世界には殺人技術に特化し、それを生業とする連中が存在する。
よってこういった闇に乗じて人を襲うような輩は動けないようにしておくのが賢明であるとシーアに教えたのは、ドレイク号の船員だった頃のレオンだ。
そうでなくとも相手が女である事を理由に激昂する男は少なくない。逆上して反撃される前に確実に動きを封じる事をシーアの身を案じたレオンは教え込んだのである。
しかしどうやら今回は前者のような手練れではないらしい。
まさか二人雇っているとは思わなかったが、中途半端な腕の人間を二人雇うより、法外な請負料の人間一人を雇う方が成功の確率は上がるんだがな、とシーアは内心皮肉を吐いた。
芝生に座り込んだリザは、左手で右手首をしっかりとつかんでいた。
その震える両手が血に濡れているのを見たジェイドは傍に跪き、手首を圧迫して止血してやる。
「ペンは握れるかしら」
震える声で、顔を蒼白にしてそんな事を言うリザにジェイドは頷く。
「浅い傷だ」
さすがにこんな状況である事を考えればもう少しましな説明をしてやれば良かったと思ったが、リザはその一言でひどく安堵したような顔になった。
リザに駆け寄ったシーアは怪我の状態を確認すると震える手を握り、肩を抱いてやる。
「だからさっさと護衛を増やせと言ったんだ」
「でも、これで証拠がつかめるでしょ?」
どうも優秀な国庫管理官が邪魔な人間がいるらしい。その情報をつかんでおびき寄せようと画策した結果がこれであり、それを言い出したのは確かにリザ本人ではあるが。
こんな冷たく震える指先で、血の気のひいているであろう顔で、何を言っている。
シーアもまた、グレイやジェイドと同様に呆れたのだった。
そして、視線を巡らせる。
手に刃を握ったまま倒れて動かない侍女姿の女を静かに見つめるシーアは少しだけ眉をひそめる。
女はまだ若いだろう。その白い後ろ首にはシーアの放った短刀が刺さっている。
グレイはそんなシーアを見て意外に感じた。
人を殺すのとか、そういうのは平気なのかと思っていたから。
その後、リザが不正を調査している事が周囲に明るみになった頃、彼女はかつて議員であった貴族が犯した大きな資金流用の証拠をつかんだ。
「もう潮時だな。いい加減、正規の護衛をつける。なぁ、グレイ?」
シーアは断言し、グレイも珍しく同意した。
「ああ、いつまでも副隊長を夜遊ばせとくわけにはいかないからな。あんたはまだやるのか? あんな目に遭って」
グレイが尋ねれば、白い包帯を手に巻いたリザはいたずらっぽく肩をすくませる。
「これは天職だと思ってるの」
そう言って新米の国庫管理官は眩しいほどの笑顔で笑った。
夜間、国庫管理室には明かりが灯る。
現在では扉付近に衛兵が二人配備されるようになったが、護衛隊の副隊長ジェイドは時々この部屋に寄った。
国庫管理官襲撃の後、彼が夜の国庫管理室に通うのは仕事の一環であったのだと周囲の人間の認識が改められた。
警備隊の隊長や副隊長の勤務当番は、警備の安全性を保つため一般には明かされていない。
だから副隊長が相変わらず国庫管理室に足を運ぶのは、仕事なのだと皆思った。
色恋沙汰でないと判断されたし、それは現在においても間違いではない。
しかし、こうして彼がここを訪れるのは完全に私用である。
見目の良さから侍女達に絶大の人気があり、密かに黄色い声援の上がる、影のある色男。
そんな彼の目的が、読書と、夜間に出されるお茶とお菓子だと知っているのはごく限られた人間だけである。
「つっまんねぇ。お子ちゃまか、あいつは」
長く男所帯にいたシーアは、実は人の色恋沙汰の話題に目が無い。
しかも今は陸にいる分、刺激の少ない毎日である。大いに期待したにもかかわらず残念ながら思惑の外れたシーアは面白くなさそうにぼやき、グレイもまた「まったくだ」と大きなため息とともに同意する。
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