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水瀬
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「おめでとう、碧。良かったわね」
「ありがとう、美海。ずっと俺のこと心配してくれてたよな」
「祭司としては当然よ。それに、陽王に幸せになって欲しかったのよね」
小さな誰にも聞こえないような声で美海は言った。部屋に戻る道すがら、美海は懺悔するように話した。
「陽王?」
「私達は幼馴染みでね。小さい頃から知ってた。でも周りの陽王に対する感情が強くて、私は側に寄らなかった。本当は、陽王のことをもっと庇ってあげたかったのに、周りの悪意に体調を崩すから」
人の感情が読めるのはいいことばかりではないという。感情を遮断したり影響されないように修行しないと力の強いものは特に体調を崩すらしい。
「それはしかたないことじゃ……」
「そうね、どうしようもなかったけれど、何もできない自分が嫌だったの。かといって、擁護することも立場上できないし。碧が来てから、陽王はとても安定したわ。陽王は強いし、碧が側にいるとトゲトゲが減るから心地いいのよ。あなたのお陰で陽王もだけど私も救われたのよ、碧」
艶やかに笑う美海の顔は本当にスッキリとして格好よかった。
「俺、何で美海に惚れなかったんだろう」
オネエ様だけど、優しくて強い人だと思う。
「碧の趣味が悪かっただけじゃないかしら?」
そう言われると何も返せない碧は、一緒に笑って深く考えないことにした。
「会議はしばらくかかると思うわ。普通に過ごして待っててあげて」
美海と別れて、部屋に入り侍女のカリナにお茶を淹れてもらって飲んだ。
「お疲れでしょう。ムマは楽しかったですか?」
カリナは聞きたいことや言いたいこともあるだろうに、当たり障りのない言葉を掛けてくれた。こういうところが大人だなと思う。侍女としての信念が見える。
「楽しかったよ。まさかこんなことになるとは思ってなかったけど。カリナはメイのお姉さんてことは陽王の従姉妹になるの?」
「メイとは母親が一緒なのです。長は私の父ではありません」
性別は関係なく二人まで結婚できると言っていたなと思い出した。
「カリナが陽王を罵ったりしてるの見たことがなかったからビックリした」
「陽王のものたちの中でも第一陣で来たものはそれほど……。これを聞かれたら非難されるのはわかっていますが、原因の陽王は約束もしていなくて水瀬は結婚できると思い込んでいただけ。それで国を道連れにしようとしたことに私は怒りしかありません」
確かに、と碧も頷いた。陽王を道連れにして心中ならわかるけど、関係のない人を巻き込んだのは許せない。
「玉の石化ってなんだったの? 何となく聞けなかったけれど」
「八家というのは、八つの玉を表します。その玉に自分の名前で魔法をかけて大きな力を得るのです。呪いで石になってしまった玉には魔法をかけることができず、祭司をつとめることができないので水瀬は八家から降りざるを得なかったのです。陽王でいうなら、国の結界を維持することができず、家程度の結界しかつくることができないということです」
「……水瀬だったら雨を降らすとか?」
「はい、治水も全てです。河の横の村が流されたり、湖が干からびたり、雨が降らなくなったりしました。最低限の水は国の外から流れる河があるのでまかなわれますが、それでは作物を育てることができませんから」
水瀬の一般人ならバケツ三個分くらいの水は魔法で運べると習ったけれど、それだと大変なのだろう。
「呪うとき、考えなかったのかな。自分の家族とかいるだろうに」
水瀬だった祭司のことを思うと、なんともやりきれない気持ちになった。
「食事をして、少し、お休みになっては如何でしょう。いつ陽王が戻られるのかわかりませんから」
カリナの言葉に頷いて、碧は食事をとり、風呂に入って眠った。朝から遊びに行ったこともあって、一瞬で眠りについた。
『ごめんね、君たちには迷惑をかけたね』
青い髪の人が碧に向かって頭を下げた。碧は、それが夢だとわかっていた。水瀬の祭司のことを考えていたから夢に出てきたのだろう。
『俺は、陽王のこと好きになったから――。あなたのことがなかったら、出会えなかったし』
そう言うと、水瀬は目を細めて碧を見た。
『ごめんて、謝って欲しかったんだ。私の陽王に。だから、玉に呪いを掛けた。玉に意識を残して、その時を待ったんだ。でも、陽王は自死に追い込まれて命を絶った。もうどうしたら呪いが解けるかなんてわからなくて、困ったんだ。だから神様を装って、美海の祭司の夢に巫女(アメフラシ)の召喚の方法を教えた。昔の魔法陣だったから凄く魔力を喰ってしまって、大変だったみたい。最初は皆が必死になってしまって巫女(アメフラシ)を傷つけてしまったから巫女(アメフラシ)はすぐに還した。美海の夢にもう一度干渉したけれど、その後は意識を保てなくなった』
まさか謝って欲しかっただけとは。と、夢の中だけど碧は驚きのあまり声を失った。
『謝罪、前の祭司のときにもなかったの?』
優しそうな長だったから、謝りそうな気がしたけれど。
『意識が保てなかったからわからない。さっき、やっと届いたんだ。君に謝る陽王の声、もう一度会えたら一緒に生きて行きたかったという言葉が、私の呪いを解いて、意識が戻った』
『そうなんだ……。聞いていい?』
『何?』
『巫女(アメフラシ)はどうやって選ばれたの? 帰る時には傷や心を癒すって本当?』
水瀬の顔はぼんやりしていて見えないけれど、優しく笑ったような気がした。
『君は人の心配ばかりする子だね。私の意識が戻ってからもずっと人を気遣っている』
『そんなことない! 俺が優しくしてもらってたから……』
『君だから呪いが解けたんだろうね。巫女(アメフラシ)は、居場所のないと思っている子を選ぶようにしたよ。結界を通り抜けるために、前の世界に楔のない、つまり無垢な子。ある程度自己をもっているように成人を……。君、本当に成人してるの? 随分小さいけど』
余計なお世話だと、碧は夢の中なのに枕を投げつけた。
『俺の国の平均だ! ここの人は大きいんだよ!』
『そっか、それは悪かった。一カ所しか結界の穴を開けられないんだ。そうでないと還すときに間違えてしまうかもしれないから。同じ場所から来てるから、皆そんな小さかったんだ。最初の子の時、おかしいなとは思ったんだけどね。時折浮上するものの意識を保てないから、魔法陣を書き換えられなくて。ああ、でも一度だけ、陽王にも救いを与えたいって思ったんだ』
その時に書き換えたのが、巫女は女じゃなくてもいいってやつだったのかもと思った。
『神様じゃなかったんだな』
『うん、神様だったら雨なんかとっくに降らせてるよ。帰る時と同じ時間同じ場所に戻るようになっている。ここで過ごした時間はなくなるんだ。だから身体は無垢に戻るよ。心はどうだろう。心のことはわからないよ。心のことがわかっているなら、こんなことにはならなかった。美海に止めとけって言われた時にやめておくべきだったなと思うけど……、ごめんね』
独白の部分に、水瀬の気持ちの全てが現れていた。国を道連れにするつもりはなかったのだ。
『もう、眠れよ。あんたは失恋して泣いて寝て、もう一度起きたら今度こそ、生まれ変わって来いよ。人生悪くないって、教えてやるよ。俺と陽王で』
『嫌だな、惚気られてるよ。眠るよ、碧。幸せになってね』
手を振って水瀬が消えていく。
碧は思う。きっと水瀬は勘違いをしている。謝って欲しいという気持ちも確かにあったのだろう。でもきっと、もう一度出会いから始めて、一緒に生きて行きたかった――これが彼の呪いを解いたに違いないと碧は思った。水瀬はまだ陽王に恋をしているのだ。命を絶つほど辛かったのに、それでも惹かれてやまない。何て面倒な恋だろう。
「ありがとう、美海。ずっと俺のこと心配してくれてたよな」
「祭司としては当然よ。それに、陽王に幸せになって欲しかったのよね」
小さな誰にも聞こえないような声で美海は言った。部屋に戻る道すがら、美海は懺悔するように話した。
「陽王?」
「私達は幼馴染みでね。小さい頃から知ってた。でも周りの陽王に対する感情が強くて、私は側に寄らなかった。本当は、陽王のことをもっと庇ってあげたかったのに、周りの悪意に体調を崩すから」
人の感情が読めるのはいいことばかりではないという。感情を遮断したり影響されないように修行しないと力の強いものは特に体調を崩すらしい。
「それはしかたないことじゃ……」
「そうね、どうしようもなかったけれど、何もできない自分が嫌だったの。かといって、擁護することも立場上できないし。碧が来てから、陽王はとても安定したわ。陽王は強いし、碧が側にいるとトゲトゲが減るから心地いいのよ。あなたのお陰で陽王もだけど私も救われたのよ、碧」
艶やかに笑う美海の顔は本当にスッキリとして格好よかった。
「俺、何で美海に惚れなかったんだろう」
オネエ様だけど、優しくて強い人だと思う。
「碧の趣味が悪かっただけじゃないかしら?」
そう言われると何も返せない碧は、一緒に笑って深く考えないことにした。
「会議はしばらくかかると思うわ。普通に過ごして待っててあげて」
美海と別れて、部屋に入り侍女のカリナにお茶を淹れてもらって飲んだ。
「お疲れでしょう。ムマは楽しかったですか?」
カリナは聞きたいことや言いたいこともあるだろうに、当たり障りのない言葉を掛けてくれた。こういうところが大人だなと思う。侍女としての信念が見える。
「楽しかったよ。まさかこんなことになるとは思ってなかったけど。カリナはメイのお姉さんてことは陽王の従姉妹になるの?」
「メイとは母親が一緒なのです。長は私の父ではありません」
性別は関係なく二人まで結婚できると言っていたなと思い出した。
「カリナが陽王を罵ったりしてるの見たことがなかったからビックリした」
「陽王のものたちの中でも第一陣で来たものはそれほど……。これを聞かれたら非難されるのはわかっていますが、原因の陽王は約束もしていなくて水瀬は結婚できると思い込んでいただけ。それで国を道連れにしようとしたことに私は怒りしかありません」
確かに、と碧も頷いた。陽王を道連れにして心中ならわかるけど、関係のない人を巻き込んだのは許せない。
「玉の石化ってなんだったの? 何となく聞けなかったけれど」
「八家というのは、八つの玉を表します。その玉に自分の名前で魔法をかけて大きな力を得るのです。呪いで石になってしまった玉には魔法をかけることができず、祭司をつとめることができないので水瀬は八家から降りざるを得なかったのです。陽王でいうなら、国の結界を維持することができず、家程度の結界しかつくることができないということです」
「……水瀬だったら雨を降らすとか?」
「はい、治水も全てです。河の横の村が流されたり、湖が干からびたり、雨が降らなくなったりしました。最低限の水は国の外から流れる河があるのでまかなわれますが、それでは作物を育てることができませんから」
水瀬の一般人ならバケツ三個分くらいの水は魔法で運べると習ったけれど、それだと大変なのだろう。
「呪うとき、考えなかったのかな。自分の家族とかいるだろうに」
水瀬だった祭司のことを思うと、なんともやりきれない気持ちになった。
「食事をして、少し、お休みになっては如何でしょう。いつ陽王が戻られるのかわかりませんから」
カリナの言葉に頷いて、碧は食事をとり、風呂に入って眠った。朝から遊びに行ったこともあって、一瞬で眠りについた。
『ごめんね、君たちには迷惑をかけたね』
青い髪の人が碧に向かって頭を下げた。碧は、それが夢だとわかっていた。水瀬の祭司のことを考えていたから夢に出てきたのだろう。
『俺は、陽王のこと好きになったから――。あなたのことがなかったら、出会えなかったし』
そう言うと、水瀬は目を細めて碧を見た。
『ごめんて、謝って欲しかったんだ。私の陽王に。だから、玉に呪いを掛けた。玉に意識を残して、その時を待ったんだ。でも、陽王は自死に追い込まれて命を絶った。もうどうしたら呪いが解けるかなんてわからなくて、困ったんだ。だから神様を装って、美海の祭司の夢に巫女(アメフラシ)の召喚の方法を教えた。昔の魔法陣だったから凄く魔力を喰ってしまって、大変だったみたい。最初は皆が必死になってしまって巫女(アメフラシ)を傷つけてしまったから巫女(アメフラシ)はすぐに還した。美海の夢にもう一度干渉したけれど、その後は意識を保てなくなった』
まさか謝って欲しかっただけとは。と、夢の中だけど碧は驚きのあまり声を失った。
『謝罪、前の祭司のときにもなかったの?』
優しそうな長だったから、謝りそうな気がしたけれど。
『意識が保てなかったからわからない。さっき、やっと届いたんだ。君に謝る陽王の声、もう一度会えたら一緒に生きて行きたかったという言葉が、私の呪いを解いて、意識が戻った』
『そうなんだ……。聞いていい?』
『何?』
『巫女(アメフラシ)はどうやって選ばれたの? 帰る時には傷や心を癒すって本当?』
水瀬の顔はぼんやりしていて見えないけれど、優しく笑ったような気がした。
『君は人の心配ばかりする子だね。私の意識が戻ってからもずっと人を気遣っている』
『そんなことない! 俺が優しくしてもらってたから……』
『君だから呪いが解けたんだろうね。巫女(アメフラシ)は、居場所のないと思っている子を選ぶようにしたよ。結界を通り抜けるために、前の世界に楔のない、つまり無垢な子。ある程度自己をもっているように成人を……。君、本当に成人してるの? 随分小さいけど』
余計なお世話だと、碧は夢の中なのに枕を投げつけた。
『俺の国の平均だ! ここの人は大きいんだよ!』
『そっか、それは悪かった。一カ所しか結界の穴を開けられないんだ。そうでないと還すときに間違えてしまうかもしれないから。同じ場所から来てるから、皆そんな小さかったんだ。最初の子の時、おかしいなとは思ったんだけどね。時折浮上するものの意識を保てないから、魔法陣を書き換えられなくて。ああ、でも一度だけ、陽王にも救いを与えたいって思ったんだ』
その時に書き換えたのが、巫女は女じゃなくてもいいってやつだったのかもと思った。
『神様じゃなかったんだな』
『うん、神様だったら雨なんかとっくに降らせてるよ。帰る時と同じ時間同じ場所に戻るようになっている。ここで過ごした時間はなくなるんだ。だから身体は無垢に戻るよ。心はどうだろう。心のことはわからないよ。心のことがわかっているなら、こんなことにはならなかった。美海に止めとけって言われた時にやめておくべきだったなと思うけど……、ごめんね』
独白の部分に、水瀬の気持ちの全てが現れていた。国を道連れにするつもりはなかったのだ。
『もう、眠れよ。あんたは失恋して泣いて寝て、もう一度起きたら今度こそ、生まれ変わって来いよ。人生悪くないって、教えてやるよ。俺と陽王で』
『嫌だな、惚気られてるよ。眠るよ、碧。幸せになってね』
手を振って水瀬が消えていく。
碧は思う。きっと水瀬は勘違いをしている。謝って欲しいという気持ちも確かにあったのだろう。でもきっと、もう一度出会いから始めて、一緒に生きて行きたかった――これが彼の呪いを解いたに違いないと碧は思った。水瀬はまだ陽王に恋をしているのだ。命を絶つほど辛かったのに、それでも惹かれてやまない。何て面倒な恋だろう。
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