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エピローグ【凛の話2】
現れた人…
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理沙ちゃんとパンケーキの店がある駅についた。
電車に乗ってから、私と理沙ちゃんは一言も話さなかった。
「コンビニで飲み物買っていいかな?」
「確かに、まだ日中は暑いよね」
「それそれ」
不安があるのだろうか?私達は駅についてからはお喋りになっていた。
「残暑って10月まであるよね」
「絶対あるよ!毎年、暑いもん」
「そうだよね」
私と理沙ちゃんは、改札を抜ける。駅を出てすぐのコンビニに寄る。
「凛ちゃん、何買う?」
「お水でいいかな」
「じゃあ、理沙もお水にしよう!あっ、終わったらお昼ご飯食べて帰ろう!」
「いいよ」
「優太がいないから寂しかったんだよねー。でも、凛ちゃんとご飯食べれるの嬉しい」
理沙ちゃんは、そう言いながら喜んでいた。私達は、コンビニを出て並んで歩く。
「あの声でも、凛ちゃんと同い年って事もあるよね?」
理沙ちゃんは、お水のペットボトルを開けながら話している。
「確かにね…。でも、あれは二十歳ぐらいだよ」
私は、若い女の子だと思っていた。
「でも、二十歳なら龍ちゃんっておかしくない?旦那さん、優しい人だけど…。年下に、そんな風に呼ばせないでしょ?」
理沙ちゃんは、そう言いながらペットボトルの蓋を閉じていた。
「だから、親密なのかなって…」
私もペットボトルの蓋を開けて、一口水を飲んだ。
「今日で終わらそう!絶対、そんなんじゃないから」
理沙ちゃんは、そう言ってニコニコ笑ってくれる。私達が、公園についたのは11時50分だった。
どんどん中に入ってく。あの日、凛君にキスをされた場所まで歩いてきた。
「まだ、来てないみたいだね」
理沙ちゃんは、そう言ってベンチに座った。私も、ベンチに座る。
「初めてきたけど、凄いとこだね」
「やり場だって教えられた」
そう言うと理沙ちゃんは、周囲をグルグル見渡した。
「確かに、そうかも!だって、この木のせいで見えないもんね!外から中も見えなかったし…」
理沙ちゃんは、納得したように頷いていた。
「若いとこういう所でも出来るんだよね…」
私の言葉に「理沙は嫌だよ」と理沙ちゃんは真顔で言っていた。
「だって、砂とか入ってくるじゃん。海とかもだけど…。汚いよね?そう思わない?」
「そうだね」
蓮見君に外でされていた私としては、強く否定できなかった。
「あっ、いたいたー」
そう言って、誰かが近づいてきた。
「二十歳より、若いよね」
理沙ちゃんは、彼女の姿に固まっている。私も彼女をジッと見つめる。
彼女は、どう見たって制服を着ている。
「女子高生だよね?」
私は、理沙ちゃんと顔を見合わせていた。
「丁度来ててよかったー」
彼女は、私達を見ると嬉しそうに笑った。
電車に乗ってから、私と理沙ちゃんは一言も話さなかった。
「コンビニで飲み物買っていいかな?」
「確かに、まだ日中は暑いよね」
「それそれ」
不安があるのだろうか?私達は駅についてからはお喋りになっていた。
「残暑って10月まであるよね」
「絶対あるよ!毎年、暑いもん」
「そうだよね」
私と理沙ちゃんは、改札を抜ける。駅を出てすぐのコンビニに寄る。
「凛ちゃん、何買う?」
「お水でいいかな」
「じゃあ、理沙もお水にしよう!あっ、終わったらお昼ご飯食べて帰ろう!」
「いいよ」
「優太がいないから寂しかったんだよねー。でも、凛ちゃんとご飯食べれるの嬉しい」
理沙ちゃんは、そう言いながら喜んでいた。私達は、コンビニを出て並んで歩く。
「あの声でも、凛ちゃんと同い年って事もあるよね?」
理沙ちゃんは、お水のペットボトルを開けながら話している。
「確かにね…。でも、あれは二十歳ぐらいだよ」
私は、若い女の子だと思っていた。
「でも、二十歳なら龍ちゃんっておかしくない?旦那さん、優しい人だけど…。年下に、そんな風に呼ばせないでしょ?」
理沙ちゃんは、そう言いながらペットボトルの蓋を閉じていた。
「だから、親密なのかなって…」
私もペットボトルの蓋を開けて、一口水を飲んだ。
「今日で終わらそう!絶対、そんなんじゃないから」
理沙ちゃんは、そう言ってニコニコ笑ってくれる。私達が、公園についたのは11時50分だった。
どんどん中に入ってく。あの日、凛君にキスをされた場所まで歩いてきた。
「まだ、来てないみたいだね」
理沙ちゃんは、そう言ってベンチに座った。私も、ベンチに座る。
「初めてきたけど、凄いとこだね」
「やり場だって教えられた」
そう言うと理沙ちゃんは、周囲をグルグル見渡した。
「確かに、そうかも!だって、この木のせいで見えないもんね!外から中も見えなかったし…」
理沙ちゃんは、納得したように頷いていた。
「若いとこういう所でも出来るんだよね…」
私の言葉に「理沙は嫌だよ」と理沙ちゃんは真顔で言っていた。
「だって、砂とか入ってくるじゃん。海とかもだけど…。汚いよね?そう思わない?」
「そうだね」
蓮見君に外でされていた私としては、強く否定できなかった。
「あっ、いたいたー」
そう言って、誰かが近づいてきた。
「二十歳より、若いよね」
理沙ちゃんは、彼女の姿に固まっている。私も彼女をジッと見つめる。
彼女は、どう見たって制服を着ている。
「女子高生だよね?」
私は、理沙ちゃんと顔を見合わせていた。
「丁度来ててよかったー」
彼女は、私達を見ると嬉しそうに笑った。
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